木曽越峠の仙人日記

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毛生え薬にも応用される「センブリ」の薬効

2020年10月17日 05時38分13秒 | 薬草

10月17日

2日続けて木曽越峠を歩きました。




「センブリ」、リンドウ科

薬用植物
生薬名 : 当薬  (トウヤク) 、開花期の全草。




和名 :センブリ、苦味が強く、千回煎じ(振りだす)しても苦い事に由来。

漢名 :千振
中国名: 日本当薬

当薬、よく効くことに由来




生育地と分布地

日本全国の山野、朝鮮半島、中国




薬用部位と採集
全草、秋の開花期に全草を採取して陰干しにする。

十分に乾燥した後、密封容器で保管する。




薬効
苦味健胃、整腸薬として消化器疾患に用いられる。

現在は育毛剤として使われている。




薬用法
1、消化不良、胃腸、腹痛、下痢に煎じて服用する

又 浸剤としてセンブリ2本を折って、茶わんに入れて熱湯を注いで飲む。




2、急性黄疸性肝炎、胆のう炎、膵炎に胆汁や

膵液の分泌促すので、一日量1~2gを煎じて
服用する。




センブリは毛根を刺激して発毛させる効果が有り

育毛には、50%アルコールに約5%のセンブリの

粉を入れ、1ケ月間冷暗所に入れ出来上がった液を

毛の薄い部分に塗布し、マッサージをする

併用して煎じ薬を服用すれば、一層効果がある。
                                            参考文献     日本薬草全書




爺の若いころ(60代)この薬を頭に塗ったら

産毛か確かに生えてきた記憶が有る

現在も頭のてっぺんに適当に毛が生えている




木曽越峠で「クルマバハグマ」、キク科




久し振りに木曽越古道を歩く、やはりしんどかった。




「アキノキリンソウ」、キク科

此れからは、峠登りは出来ないな~と思った

木曽越峠の仙人もこれまでか、年には勝てない。
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