温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ギンツバメ、ウンモンクチバ、ゴマフリドクガ、ツマジロエダシャク 蛾も色々!

2020年06月25日 | 昆虫
① 野に行くと色々なガに出会います。
 白い翅に独特の筋状の紋があるギンツバメ(銀燕蛾)です。
 「燕(ツバメ)」とあるのは、翅の後ろの形が、ツバメの尾の形に似ているからだそうですが、似ているかなあ・・?


② 枯れ葉の中にいると見つけにくいウンモンクチバ(雲紋朽葉)です。
 前翅のもやもやとした斑紋を雲に見立て、名前がついています。


③ 翅に胡麻が振りかかっているようなゴマフリドクガ(胡麻振毒蛾)です。
 成虫になると、ほとんどの毒毛針はなくなるようですが、腹部には残っているので要注意ですねえ。


④ 三角形の特徴的な翅を持つツマジロエダシャク(褄白枝尺蛾)です。
 幼虫は、クスノキの葉を食べます。


ヒマワリ(向日葵)三人娘!

2020年06月24日 | 植物
① 鉢に植えたヒマワリ(向日葵)が綺麗に咲き、夏の雰囲気です。
 3人の孫娘に合わせて3鉢としました。


② ヒマワリのことを「日回り」と書き表すことがありますが、朝に東を向いていたものが、夕方には西を向くのは、蕾の時期だけです。
 開花すると、動きません。


③ 昆虫もツマグロヒョウモンやタイワンタケクマバチなど、色々やって来ます。


④ 密集した小花を正面から見ると、右回り、左回りの2つの螺旋が描かれて綺麗ですねえ。
 この螺旋は、4分の1の円弧ごとにフィボナッチ数列の数に合わせて半径を拡大しています。
 


ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切) 交尾成功!

2020年06月23日 | 昆虫
① ミカンの木にゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切)がいました。
 翅の胡麻模様が綺麗です。

② ミカンの葉を食べていたので、口に葉の切れ端が残っています。


③ 1時間後に見に行くと、メスの背中に乗っていました。


④ オスは、盛んに自分の触角で、メスの触角に触れていました。
 これが求愛行動なのでしょうか。


⑤ うまく合体できたようです。
 メスは交尾を終えると、木の樹皮に大顎で傷つけ、そこに産卵します。
 幼虫は生木の材部を食害し成長するので嫌われ者です。


シオヤアブ(塩屋虻) 嫁は太っ腹!

2020年06月22日 | 昆虫
① 庭では、シオヤアブ(塩屋虻)が飛び回っています。
 カメムシに口吻を突き刺し、体液をチュウチュウと吸っています。
 時には、自分より大きいスズメバチやカマキリを襲うこともあります。
 腹部先端に白色の毛(これを塩に見立てて名前がついた)が生えているので、オスです。
 メスには、白色の毛がないので、雌雄の区別が容易です。


② 交尾をする姿もよく目にします。
 左側の痩せて白い毛があるのがオスです。
 右側のメスは、太っ腹ですねえ。


③ 成虫の寿命は1か月ほどで、地面から1m程度の葉裏に卵塊を産みます。

コフキコガネ(粉吹黄金虫)とクワカミキリ(桑天牛) 藤棚からポロリ!

2020年06月21日 | 昆虫
① 藤棚の蔓が伸びてきたので長柄の剪定ばさみで切っていました。
 その時、ポロっと落ちて来た2種の昆虫です。


② 一つは、コフキコガネ(粉吹黄金虫)です。
 落ちて来たショックで、緑色の糞をしました。
 藤の葉を食べていたんでしょうねえ。


③ もう一つは、クワカミキリ(桑天牛)です。


④ 名前の通り、クワ(桑)を食害するのでクワカミキリ(桑天牛)と名付けられました。
 しかし、イチジクの木も食害するので、要注意です。


⑤ カミキリムシ(天牛)らしい面構えですねえ。


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