温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

三河鳥羽の海岸 数万羽の海鳥!

2022年12月19日 | 野鳥
① 朝、三河鳥羽の海岸へ行ってきました。

② 朝日に輝く波間にプカプカと浮かぶモノや砂浜で休むモノがいました。

③ 水鳥の集団がいる場所は4か所あり、数えた訳ではありませんが、数万羽の水鳥です。

④ その多くは、ホシハジロたちです。

⑤ その中に、スズガモやオナガガモたちが混じっていました。
 三河鳥羽の海岸は、水鳥の天国ですねえ。


フユシャクガ(冬尺蛾) 冬に活動する不思議な蛾!

2022年12月18日 | 昆虫
① 落ち葉の積もった小道を歩いていると、小さなガが飛び出し、枯れ葉の間に止まりました。

② 角度を変えて翅の様子が分かるように写しました。
 「クロオビフユナミシャク(黒帯冬波尺蛾)」ではないかなと思います。
 自信がないので、北海道の「だんちょうさん」に教えてもらいたいと思っています。

③ フユシャクの仲間は名前のように冬に活動しますが、メスには翅がない(または極端に短い)ので飛ぶことができません。
 そこで、メスはフェロモンを発散し、オスを呼び寄せ交尾します。
 しかも、幼虫時代に蓄えたエネルギーで成虫は一切食べることなく冬を過ごします。
 フユシャクのメスと交尾を写したいですねえ。


ボラ(鰡) ボラのへそって何だ!

2022年12月17日 | 動物
① 家の近くの川でボラ(鰡)の魚影が見られました。
 川は濁っているので大浜港まで行きました。
 予想通り、ボラ(鰡)の大群がいました。

② ボラは、水底に積もった生物の遺物や付着藻類を主な餌としています。

③ 私の小さいころには、お祭りになると大皿に巨大なボラ(鰡)が載り、コロコロとした身がとても美味しかった覚えがあります。
 しかし、高度経済成長以降、沿岸水域の汚染が進み、「ボラの身は臭い」と言われるようになり、食卓に上ることがなくなりました。

④ ボラ料理の際、「そろばん珠」のような形をした「ボラのへそ」も出され、子どもたちの一番人気でした。
 まるで砂肝のようなコリコリとした歯ごたえのある美味しい部位でした。
 しかし、魚類には「へそ」はないはずですねえ。
 この「へそ」の正体は、ボラの「 幽門 」で、ボラが口から吸いこんだ砂泥から食料となる有機物を選別し、吸収した後の砂や泥を排出する臓器です。
 機会があったら、もう一度食べてみたい「ボラのへそ」です。


ヤツデ(八手)は、ハエ媒花!

2022年12月16日 | 昆虫
① ヤツデ(八手)の白い花が咲いていました。

② 花に小さな昆虫が群がっていました。

③ オレンジ色の部分に蜜が出るので舐めに来た「ミドリイエバエ」たちのようです。

④ 花粉を媒介する「虫媒花」は、ハチ媒花、チョウ媒花、ガ媒花、ハエ媒花、甲虫媒花の5種類に分けられます。
 12の寒い時期に咲く「ヤツデ(八手)」は、寒い時期にも活動する「ハエ」を頼りにする「ハエ媒花」ですねえ。
 


ハマシギ(浜鷸)の大集団の中に数羽のダイゼン(大膳)!

2022年12月15日 | 野鳥
① 一色海岸の突堤に冬羽になった「ハマシギ(浜鷸)」の大集団がいました。

② 大群が一糸乱れぬ集団行動で飛び回る姿は大迫力です。

③ ハマシギ(浜鷸)は、北アラスカからはるばるやってきて日本で越冬する数少ないシギ類です

④ ただ、日本で餌を啄む干潟が少なくなってきたので、飛来数が減少してきました。
 愛知県では、絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

⑤ しばらく集団で飛び回った後、同じ場所に戻って来ました。
 よく見ると、多数の「ハマシギ(浜鷸)」の中に、体長1.5倍くらいの大きな冬羽の「ダイゼン(大膳)」も混じっていました。

⑥ 「ダイゼン(大膳)」は、平安時代には宮中での食事を司る大膳職が、美味しい食材として度々使用したコトが名前の由来です。


温泉ドラえもんのブログ

蝶蜻蛉

温泉ドラえもんのブログ

チョウトンボ