青空ーすべてはバランス

結石ができる理由!突然の激痛!尿管結石!part3

あーやさんによるイラストACからのイラスト

いよいよ手術の時間が迫ってくる。全身麻酔ははじめての経験。「意識がない間に終わるから心配するな!」と自分で自分をなぐさめる。「手術の後はどうなるの?麻酔から覚めたらどんだけ痛みを感じるの?」「排尿は管を通してベッドの外に溜めると言ってたなぁ!」「排便は?」
その時、看護師さんが「下剤の座薬入れとく?」と聞いてきた。「あっ!入れます入れます!」すぐさま答える。
てなわけで、その後少しだけだったけどすぐに排便し安心できた。
いよいよ手術室へ。「頭をこっちにして寝てぇ!」「麻酔しますよ・・・」その声の後ほんの数秒で意識はなくなった。全身麻酔です。


~3年前に痛風になってからプリン体の多いレバーは食べなくなりましたが、依然としてお酒は飲んでいました。かかりつけの病院での定期的な検査では、尿酸値は上限の7.0を上回りずっと7.1あたりでした。まっ、この程度ならいいか!って感じでした。

尿酸値が高いと痛風になる危険性があるようです。アルコールとプリン体が多い食べ物(肉類ーその中でもレバーがひと際プリン体が多い!)を控える必要がある。
何故か?
細胞には核酸という物質があり,新陳代謝の過程でこの核酸からプリン体が出てくる。また、プリン体は常に体内で作られて、体内の臓器などを活動させたり、体を動かしたりするためのエネルギー物質として働きます。
さらに食べ物に含まれるプリン体が体内に入ってくる。それらは主に肝臓で分解されて尿酸となり、尿や便として排泄され、体内の尿酸が常に一定の量(健康成人男性の場合およそ1,200mg)に保たれていればいいのです。

だけど、尿酸の量が尿酸値の上限(7.0mg)を超えると、「高尿酸血症」になる。
高尿酸血症が長期化すると、尿酸が結晶化する。
どこの部分で結晶化して付着し、その後の悪化の道をたどるかで病名が変わる(尿酸塩沈着症)。
関節→痛風 皮下組織や関節→あちこちにコブが 腎臓→機能低下→腎不全
尿管→尿管結石

プリン体は大切な物質なのに多すぎると逆にひどいことになる。ふむっ!ここでもバランスだ!

じゃぁ、尿管結石の場合、尿酸だけが関係するの?
水分補給が十分でない状態で尿酸がたくさん作られると、腎臓から作られる尿の中の尿酸の濃度が高くなる。その状態が続くと尿酸は結晶化し、やがて酸性液中環境で石になりやすくなる。石というけど、実際の成分は?
蓚酸(シュウサン)カルシウム、燐酸カルシウム、尿酸、燐酸マグネシウム・アンモニウム、シスチンなど。蓚酸カルシウムと燐酸カルシウムが最も多く、これらは全尿路結石のうちの約2/3を占めるようです。
シュウ酸に注意!
シュウ酸には、カルシウムと結合しやすい性質がある。シュウ酸の量が多すぎると排泄されずにあまった分は尿のなかに出てきます。尿のなかでシュウ酸がカルシウムと結合すると、石のようなかたまりとなって排泄されにくくなるようです。~

先生から「この結石のせいで腎臓も弱っている。」と言われてショックを受けた私は今何も分からず眠っている。確実に9mmの結石を取ってしまおうというのだからすごい。しかも3日後には退院予定だという。本当に退院できるのか?経尿道的尿管結石破砕術は約2時間の予定。担当の先生と麻酔科の先生ありがとう!よろしくお願いします!

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