青空ーすべてはバランス

家族葬

2024年7月21日(日)今日は一日中晴れの真夏。今日はスコールはなかった。最高36℃。気象庁が発表する梅雨明けした地域が多くなったようだ。

親戚の通夜と葬儀で土日が過ぎた。もうこの歳になると自分事のように感じる。空を見上げると、青空と雲の流れがなんだか時空を超えた世界のように感じて不思議だった。

思い起こすと、昔、葬儀はほとんど自宅で行われて、近所の方々が手伝いに来ていた
ところが、都市部でアパートやマンションの建設が進み、それと同時に全国で多くの葬儀社が葬儀の会館を建設して、自宅から斎場や会館での葬儀となっていった。
この頃の葬儀は盛大で多額の費用が必要だった。

ところが、バブル期が去り日本がデフレへと転換しはじめ、価値観やライフスタイルも大きく変化し、宗教観や伝統的なしきたりに対する意識も希薄になり小規模な葬儀が好まれ始める。

現在では家族葬がどんどん増えていて、家族葬に特化した小さな葬儀場が建設され、大きな昔の会館も家族葬に対応した構造に作り変えてきている。自分たちらしい葬儀ができる自由度が高く好まれているのでしょう。

現在の統計では、家族葬は38%くらいで、まだ一般葬が多いようだが、とはいえ、都市部では同程度になっているというデータもあるようだ。

世間の体裁や職場の上下関係に縛られた堅苦しく時間が長く苦しい葬儀よりも、ゆったりと家族が思い出を語り合いながら個人を見送る方が良いという意識が高まっているみたいだ。
今は、私も妻もお互いに家族葬でお願いしますと語り合っている。私もいろんな時代を生きてきたことになる。数多くの葬儀を体験し参列してきた。


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