この派手な色のツツジは玄海躑躅「ゲンカイツツジ」というらしい。
3月から、玄海灘に面した山地に咲くとある。
体長52-80cm。尾長12-20cm。体重5-14kg。メスよりもオスの方が大型になる。顔は白や淡黄色、胴体の背面は灰褐色の体毛で覆われる。眼の周辺の体毛は濃褐色。
頭部、胴体ともに扁平で、外耳は小型。四肢は頑丈で、体毛は黒い。前肢には長く大きい爪を持つ。
森林などに生息する。地中に複雑に枝分かれした巣穴を掘り、十数頭からなる中規模な群れを形成し生活する。亜種ニホンアナグマは数頭からなる小規模な群れで生活する。夜行性で、昼間は巣穴の中で休む。発達した爪を使い素早く穴を掘る。寒冷地に生息する個体群は冬季になると巣穴の中で冬ごもりを行う。 食性は雑食で昆虫類、節足動物、両生類、爬虫類、鳥類、小型哺乳類、動物の死骸、果実、キノコなどを食べる。 繁殖形態は胎生。1回に2-6頭の幼獣を産む。