いつものフィールドの奥にイチリンソウの自生地がある。
知る人ぞ知るで一般の方には判りづらい所だ。
行ってみるとすっかり柵で囲まれて監視カメラが付いているという。
盗掘があるのだろう。
望遠レンズでやっとこの大きさだから肉眼で見てもつまらなくなってしまった。
花も咲いた甲斐がないだろう。
ミノウスバの幼虫も、さぞやぐっと大きくなっただろうなと見ると何処にもいない。
あんなに何百もいた筈なのに一匹も見つからない。
さては、一斉に蛹化するために移動したに違いない。
そこで、ミノウスバ・飼育で検索するとピッタリのサイトが見つかった。
ここを見たら疑問がすべて解消した。
岩手県の若いお兄さんのブログだが素晴らしい。
大きなウシガエルの鳴き声に誘われてウシガエルを探していると。
小さな青色がすーと動いた。
もしやイトトンボ?と目を凝らすとアジアイトトンボだった。
メスもいる筈だ、また行ってみよう。
ムラサキシキブや近縁のヤブムラサキを食草としている。葉の裏面に張り付いているので直接に探すのは難しいが、葉の真ん中あたりからあちこちに穴を開けるように食べるので、穴の開いた葉を見つけて裏返すとたやすく発見できる。
ハナムグリは成虫では越冬できないという。
ということは新成虫ということになる。
それに対してアオハナムグリは成虫越冬するという。
(毛深いのはハナムグリ)
食用として養殖された個体が逃げ出し、日本各地のみならず世界中に定着してしまっている。大型かつ貪欲で、環境の変化に強い本種は在来種を捕食してしまうことが懸念され2006年外来生物法により特定外来生物に指定された。そのため現在本種の日本国内での流通はない。世界の侵略的外来種ワースト100にも指定されている。
