さて、ドラマチックな夕焼けに、
翌朝の快晴を期待して眠りについたwarazaemon でした。
……が、
隣のブースの、名古屋方面からいらしたとおぼしき 妙齢の( つまり いい歳をした )女性の
お仲間に声高に話す 家庭菜園の手入れやら ゴボウジュースやらのお話が
妙に頭にこびりつき、浅い眠りに終始したまま、とうとう朝に…
期待したご来光どころか、一面真っ白なガス、そして吹きつける強風…
こりゃあ、覚悟して出て行った方が良さそうです…

黄色の薄いバッカブルジャケットで昨日は過ごしましたが、
今朝はちゃんとした マムートのゴアを羽織い、
フードも頭まできちんとかぶり、ジッパーも顎の下まで引き上げ
手袋に、完全武装の出で立ち。
おサル隊員 me too!!
いざ、Go!!

山荘を出発して行く人も、あっという間に霧の中に消えて行きます。
自分たち、大丈夫かなぁ、よぎる、一抹の不安…

視界の無い白馬岳山頂をささっとやり過ごし、栂池方面を目指します。
晴れていれば、最高の稜線縦走が満喫出来るところのはずですが…


ん!?
少しだけ、青空が…

振り返ると、さっきより確実に明るくなってきています。

オオーッ‼

ガスが、雲が、その晴れた瞬間の感動ったら‼
思わず声が漏れます…
こんな絶景の中を知らずに歩いていたとは…

雲が目まぐるしく動く中、晴れ間の間隙に その絶景を
カメラに収めようとするのですが
構えている間にも刻々と風景が動きます…

オオーッ‼
おサルも負けじと 大きな声をあげます‼

オオーッ‼
ガスが本格的に晴れだし、谷を挟んだ向かいの山が、稜線が…

イ~ッ ヤッホ~イ!!

そして、そして、ついに これから歩いていく先の稜線が望めるように…
も一度、イ~ッ ヤッホ~イ!!




振り返れば、抜けてきた ガスに包まれた稜線が…
スタートした時から、富山側から烈しく吹き付けていた風と
長野・新潟側の谷を吹き上がってくる風とが 稜線上でぶつかり合っていたようです。

視界が開けてきました。
夢のような、天空の稜線縦走のスタートです!!




この辺りから、ところどころ
『 雷(らい)さま 』が現れても良さそうなハイマツが…

富山、新潟、長野の境界に位置する『三国境』から
白馬方面を振り返ります。
そう、そう、この風景に遭いたくて、この山旅を思い立ったんでした!!





少しだけ、登り返します




『小蓮華山』到着!!
山頂の宝剣が目印に なってます。



時折現れる、
高山植物に癒されます…

稜線の旅も、いよいよクライマックス。 『白馬大池』が見えてきました。






お~い、
おサル隊員~!!
ウキーッ!?

山を歩いていると、距離感がたまに おかしくなります。
見た目、かなり離れている感じでいても、
歩いていて近づいてくるスピードからすると
そんなでもなかった…
なんてことが しばしば。
この時も、まさに、そう。

ぐんっ

ぐんっ

ぐんっ

ぐぐぐんっ

ダァーッ!!



で、あっという間に『 白馬大池 』到着!!
小屋の脇には、きれいに整地された 幕営地もありました。


大池の周りを、池に沿って迂回した後、ガレ場を登り返し、
『 乗鞍岳 』( と言っても、あの“乗鞍”とは違います )に。
なだらかな山頂ですが、霧が立ち込めやすいようで、
迷う人のために大きなケルンが築かれています。
いかにも
『 雷さま 』が隠れていそうなところなのですが、
残念ながら今回は出会えず…
ただ、おサル隊員が 池の手前で『 雷さま 』の生えかわった毛らしき羽をゲット!!
“雷(カミナリ)除け”の、いいお守りになるらしいから、おサル隊員、大切にね!!

大池、そして乗鞍岳到着で、なんだか ほとんど下山したかのように
緊張の糸がほどけてしまった 我が隊ですが
実は もう一山、否っ、もう一雪渓、残っていました…
そう言えば、猿倉で登山届けを出す時に、乗鞍岳からの下りにも
雪渓があるので、アイゼンを使うように、とアドバイスを受けていたっけ…

結構 斜度のある下りの雪渓だったので、内心 ヒヤヒヤでした…( 雪渓だけに、ね!!)

栂池のロープウェイ駅まで、一気の下り。
下りで スピード調整の苦手な warazaemon 隊長、
マイペースのおサル隊員を待ちきれず さっさと一人で下り、
ちょっと むっとした表情で下山口に現れた
おサル隊員…
へへっ、ゴメンゴメン

下界に着いたら、まずは
ビール!! と行きたいところ、
温泉後まで、我慢、ガマン。
ソフトクリームで、まずは クールダウン。
表情も、超クールっす!!

白馬さん、またね~っ!! あばよっ!!

( 長々とお付き合いいただき、ありがとうございました… )
さぁ、次の
北アルプス、どこ 行こうか、ね…
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……が、

お仲間に声高に話す 家庭菜園の手入れやら ゴボウジュースやらのお話が
妙に頭にこびりつき、浅い眠りに終始したまま、とうとう朝に…

期待したご来光どころか、一面真っ白なガス、そして吹きつける強風…

こりゃあ、覚悟して出て行った方が良さそうです…


黄色の薄いバッカブルジャケットで昨日は過ごしましたが、
今朝はちゃんとした マムートのゴアを羽織い、
フードも頭まできちんとかぶり、ジッパーも顎の下まで引き上げ
手袋に、完全武装の出で立ち。


いざ、Go!!


山荘を出発して行く人も、あっという間に霧の中に消えて行きます。
自分たち、大丈夫かなぁ、よぎる、一抹の不安…


視界の無い白馬岳山頂をささっとやり過ごし、栂池方面を目指します。

晴れていれば、最高の稜線縦走が満喫出来るところのはずですが…


ん!?
少しだけ、青空が…


振り返ると、さっきより確実に明るくなってきています。


オオーッ‼


ガスが、雲が、その晴れた瞬間の感動ったら‼
思わず声が漏れます…
こんな絶景の中を知らずに歩いていたとは…


雲が目まぐるしく動く中、晴れ間の間隙に その絶景を

構えている間にも刻々と風景が動きます…


オオーッ‼



オオーッ‼

ガスが本格的に晴れだし、谷を挟んだ向かいの山が、稜線が…


イ~ッ ヤッホ~イ!!


そして、そして、ついに これから歩いていく先の稜線が望めるように…
も一度、イ~ッ ヤッホ~イ!!





振り返れば、抜けてきた ガスに包まれた稜線が…
スタートした時から、富山側から烈しく吹き付けていた風と
長野・新潟側の谷を吹き上がってくる風とが 稜線上でぶつかり合っていたようです。


視界が開けてきました。






この辺りから、ところどころ


富山、新潟、長野の境界に位置する『三国境』から
白馬方面を振り返ります。
そう、そう、この風景に遭いたくて、この山旅を思い立ったんでした!!






少しだけ、登り返します





『小蓮華山』到着!!




時折現れる、



稜線の旅も、いよいよクライマックス。 『白馬大池』が見えてきました。









ウキーッ!?


山を歩いていると、距離感がたまに おかしくなります。

見た目、かなり離れている感じでいても、

そんなでもなかった…

この時も、まさに、そう。

ぐんっ


ぐんっ


ぐんっ


ぐぐぐんっ


ダァーッ!!




で、あっという間に『 白馬大池 』到着!!

小屋の脇には、きれいに整地された 幕営地もありました。


大池の周りを、池に沿って迂回した後、ガレ場を登り返し、
『 乗鞍岳 』( と言っても、あの“乗鞍”とは違います )に。
なだらかな山頂ですが、霧が立ち込めやすいようで、
迷う人のために大きなケルンが築かれています。
いかにも

残念ながら今回は出会えず…
ただ、おサル隊員が 池の手前で『 雷さま 』の生えかわった毛らしき羽をゲット!!


大池、そして乗鞍岳到着で、なんだか ほとんど下山したかのように
緊張の糸がほどけてしまった 我が隊ですが
実は もう一山、否っ、もう一雪渓、残っていました…

そう言えば、猿倉で登山届けを出す時に、乗鞍岳からの下りにも
雪渓があるので、アイゼンを使うように、とアドバイスを受けていたっけ…

結構 斜度のある下りの雪渓だったので、内心 ヒヤヒヤでした…( 雪渓だけに、ね!!)


栂池のロープウェイ駅まで、一気の下り。

下りで スピード調整の苦手な warazaemon 隊長、
マイペースのおサル隊員を待ちきれず さっさと一人で下り、
ちょっと むっとした表情で下山口に現れた

へへっ、ゴメンゴメン


下界に着いたら、まずは

温泉後まで、我慢、ガマン。
ソフトクリームで、まずは クールダウン。
表情も、超クールっす!!


白馬さん、またね~っ!! あばよっ!!


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