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漫才コンビ 迷子犬“奇跡の救出劇”

2019-06-25 05:57:49 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

漫才コンビ『矢野・兵動』矢野さん
 迷子犬“奇跡の救出劇”を明かした訳 

2019年6月19日(水) 日テレNEWS24 

野良犬と思っていた犬が、迷子の犬だと気付いた男性。
その後、現場に戻り必死の捜索で見事捕獲に成功した。
この救出劇の主役は、関西で活躍するあのお笑い芸人だった。
「news every.」が本人に一部始終を聞いた。

 
◆救出劇は…漫才コンビ『矢野・兵動』の矢野勝也さん
漫才コンビ『矢野・兵動』。結成30年目を迎え、上方漫才の大賞にも輝いた人気のお笑い芸人だ。
ボケ担当の兵動大樹さんに、鋭いツッコミを担当するのは、矢野勝也さん。
今、話題になっているのは、この矢野さんによる“奇跡の犬の救出劇”だ。
『矢野・兵動』矢野勝也さん「ええ!乗ってんの!どれどれ!」「あら!かまどやん!かまどひさしぶりやな」
待ち受ける男性のもとに現れた矢野さん。
挨拶もそこそこに再会を喜んだのは、11か月の雌犬「かまど」。
くりくりした目で、矢野さんを迎えた。
矢野さんは、散歩中に迷子犬になった「かまど」を偶然見つけ、「かまど」の飼い主の牡丹嘉紘さんに、命を救った恩人とまで感謝されている。
その奇跡の救出劇の一部始終をevery.に教えてくれた。 

◆道をふらふら…「かまど」はがりがりだった
『矢野・兵動』矢野勝也さん「わんこを第一発見したのは、ちょうどこのマンホールのあるこの辺くらいにおったんですよ」
4月末の深夜に付近を車で運転していた矢野さん。
道をふらふらと歩くかまどに出会う。
その時の様子の映像を見ると…         

 

『矢野・兵動』矢野勝也さん「これがね、かまど。車の周りに来たんでね。これもう、ほんまにがりがりでしょ」
あばら骨が浮き出るほど痩せていたという「かまど」。
「野良犬」と思ったという矢野さんは、そんな姿に菓子パンを与え、さらに近くの店でドッグフードを買い与えたという。
そして、その場を離れようとした矢野さんの目に飛び込んできたのは、一枚のちらしだった。 

◆保護団体と合流、救出活動を開始
『矢野・兵動』矢野勝也さん「電気をつけたんです、車のライトね。ここに『かまど捜してます』って貼ってあったんです。『今の子やんか』『絶対そうやわ~』って言って連絡したんですよ」
なんと、直前に見つけた「かまど」は迷子犬で、飼い主が必死に捜していた犬だった。
矢野さんと保護団体が合流し、救出活動を開始。
かまどは、近くの田んぼ付近を逃げ惑う。
そして、かまどの逃げ道を塞ぐように立ち、2、3人がかりで見事、救出した。
その時の写真には、毛は濡れているが、しっかりと抱きかかえられている「かまど」が写っている。
『矢野・兵動』矢野勝也さん「『よかったな』いうてるときに『すぐ気がついてたんですけど、矢野さんですよね』って。『握手してください』って。『いやどろどろやがな!』って思いながら」
飼い主・牡丹嘉紘さん「『見つかった、保護した』って聞いたときは、僕もね、『はよ帰って会いたいな』思ってね」

◆当初、体験を話さないと決めたが…
当初“助けるのは当たり前。自らが体験を話すことはない”と決めた矢野さんだったが──
『矢野・兵動』矢野勝也さん「保護団体とか譲渡会とか、命をつなぐ方々が、日々見えないところで活動しているんですっていうことを伝えていただきたいなと」
『矢野・兵動』矢野勝也さん「いろんな話が話になって、every.にまでたどり着いてしまいました」
無事に救出された「かまど」。
実はもともと野犬で、保護団体が引き取り、その後、牡丹さんが譲り受けて飼っていた犬だった。
『矢野・兵動』矢野勝也さん「やっぱり犬とか動物って弱い生き物やし、捨てるも人間、助けるも人間ですよね。やっぱり僕らが助けたらんとあかんもんや」
『矢野・兵動』矢野勝也さん「かまど!今度一緒に散歩行こう!散歩一緒に!」
いくつもの「やさしさ」が重なった「奇跡の救出劇」。
矢野さんは、「かまど」がまた迷子になってないか、散歩コースなどをたまに見回っているという。


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