早いもので、今年も今日で終わりです!
弊会の活動などについての最終回となります。
民様のご支援に感謝いたします。
来年もよろしくお願い申し上げます。
■敦賀市子どもの国(敦賀市立児童文化センター)での催し
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敦賀市立児童文化センター (こどもの国)
〒914-0821 敦賀市櫛川42号2番1
電 話 0770-25-7879
メール kodomo@ton21.ne.jp
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7月に「敦賀市こどもの国」さんより、動物愛護のお話などやってほしい、という依頼がありました。
その後、「敦賀市こどもの国」さんへお伺いし打合せ等を行い、下記のスケジュール&内容で行いました。
◆テーマ「みんなで学ぼう!動物あいご」
◆開催日時 10月15日(土)
13:40~14:00 受 付
14:00~14:05 講師の紹介
14:05~15:00 動物愛護啓発教室
◆内容
①「シベリアからやって来たクロ」の物語 ・・・ 動物たちとの共生を推進する会(代表:藤田幸雄) ※これは、今年敦賀市内児童クラブで行った内容です。
画像とナレーションで実施、終わった後に皆さんへ質問
②「セラピー犬について」 ・・・ 日本アニマルセラピー協会福井事務局(事務局:山口博通)
セラピー犬の役割説明等、セラピー犬 ハイルとのふれあい
◆参加者構成 幼児1名 小学生9名 大人9名 合計19名 の参加
■我が家の家族になった猫「みい子」
2022年2月22日(偶然にも「スーパーニャンの日」)に、保護していた高齢ご夫婦から当方に相談・依頼がありました。
<経過>
2021年2,3月頃に兄弟?かと思われる3匹の猫が近所をうろついているのを見かけ様子見していたが、その中の1匹「みーちゃん」(推定年齢2歳、メス)が4月頃に3匹の子供を産んだ。
※「みーちゃん」とは、その後我が家の家族になった「みい子」です。
5,6月頃にその子供たちも近所をうろつくようになっていたが、暫くしてから3匹の子供のうちの2匹が天敵に襲われたのか交通事故に遭遇したのか・・・、理由は分からないが2匹とも亡くなってしまった。
残った1匹の子供は幸い近所の方が里親になってくれた。
そんな状況の中、「みーちゃん」をそのまま放っておくことは危険で可哀想という思いが募り、その後餌やり・避妊手術実施・猫小屋制作などなど・・・次第に居つくようになった。
◆保護者のご自宅へお伺いした時に撮影した写真です。
※この写真をもとに「里親募集チラシ」を作成しました。
しかし、高齢ご夫婦は夫婦2人暮らしで高齢でありかつ、さほど猫好きでもないということで飼おうという気持ちはなく、当方に相談・依頼されたのが経緯です。
何度も保護ご夫婦とお会いし今後のことなどについて話し合い、里親募集のチラシを作成し住民の目に留まるところにチラシを持参し里親探しの依頼をしました。
その時まで私は、2020年12月に最後の飼い犬を亡くし、年齢的にも飼うのはこれで最後と決めていました。
しかし、結果的に1ヶ月以上経過しても里親候補は現れず3月29日に、保護ご夫婦から引取り我が家に来ました。
保護ご夫婦が「みーちゃん」と呼んでいたことから「みい子」としました。
保護ご夫婦から当方に相談・依頼のあったのが2022年2月22日、推定年齢2歳、とのことでその2年前の日を生年月日(2020年2月22日)としました。
次第にわが家に慣れてきて楽しい家族生活が続く中、腹部にしこりが数か所あるのを発見(大きいのが直径1cmほど)、動物病院へ連れて行きしこりの箇所を注射器のようなもので吸い取ってもらいました。
しかし、1週間ほど様子見したが、またしこりがもとの状態にできてきたので、10月21日に動物病院へ連れて行き「乳腺腫瘍」ということで切除手術を実施(長さ約10㎝程度)しました。
数日後、動物病院に行き、専門機関から送られてきた病理組織検査報告書の説明があり、結果は「化膿性乳腺炎」、結果は悪性腫瘍ではないが、院長からは当面様子見という指示がありました。
12月6日、動物病院へみい子を連れて行き状況チェック、問題なし!一安心でした!
◆我が家の家族になってからの写真です。
◆動物病院で手術を行った日、麻酔から覚めてきた午後に自宅に帰ってきた時の写真です。
◆現在の写真です。
私がパソコン作業をしている場所の後ろの椅子、とても気に入って寝たりしています。
これは手作りのタワーでいただいたものです。楽しそうに飛び乗ったりして遊んでいます!
動物愛護活動の15年間を振り返ると、数えきれない犬・猫との出会いがありましたが、私の家族になった3匹の犬たち、そして猫の「みい子」。
「みい子」が我が家の家族になるとは思ってもみなかったですね。
眼には見えない糸で結ばれた神様からのお導きか・・・不思議な出会いを感じます。
貴重な家族ですね。
感謝です!
■住民からの相談・依頼事等について
例年に増して野良猫・迷い猫に纏わる相談・依頼事などが多かったです。
上記の「みい子」は、その中の1件です。
その反面、犬・猫の餌やグッズなどを寄付してくださった方が数件ありました。
ありがとうございました。
高齢者による猫の多頭飼育崩壊、この件についても数件ありました。
非常に根深い問題で解決には至っていません。
高齢者だけでなく、猫の多頭飼育問題は日本中で多く発生しており、またか!というほどニュースで取り上げられています。
ここで感じることですが、皆さんは「アニマルホーダー」というのをご存じでしょうか?
「ホーダー」の意味は、「ごみや物を捨てられずに集めてしまう精神的病理のある人に対して使われる専門用語」です。
これが劣悪多頭飼育者に当てはめられ、アニマルホーダーといわれるようになったのです。
欧米先進国等では、アニマルホーダーが問題視されており、行政機関が対策を講じ進めています。
我が国ではまだアニマルホーダーという認識が薄く、一刻も早く重点課題対策として講じていくことが重要です。
今回、なぜこの件について取り上げたかと言いますと、弊会の活動の中においてもアニマルホーダー的要素のある問題が生じているからです。
行政機関はじめ動物愛護関係者が問題を認識し一体となって問題解決に取り組む体制づくりが必須です。
アニマルホーダーについては年明けに詳細内容(事例など)を掲載します。
人間の都合・エゴなどで不幸な動物たちを生み出さない動物福祉社会の実現を切に願っています!