動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

捨てられていた幼齢猫5匹

2019-04-03 06:03:10 | 保護

児童館横に捨てられていた5匹の幼齢猫

3月31日(日)夕刻に、敦賀市児童館(舞崎町 敦賀駅近辺)の先生から下記の相談事あり。

「幼齢猫5匹が段ボール箱に入れられた状態で児童館の横に置かれています。児童館では午前中は見当たらなかったのでおそらく午後誰かが置いて行ったものと思われます。まだ生まれて間もない猫5匹、指導センターは今日休みのため休日電話連絡をして、明日朝一番に引き取りに来てくれるということです。」
「寒い天候になってきたので、とりあえず段ボール箱を2重にし下に毛布を敷いて湯ポットで温め、そして夜猫用ミルクを与えますが、幼齢の猫なのであす朝まで命がもつかどうか心配です。」

という状況説明でした。
いろいろ思案しましたが、児童館の先生にお任せするしか手段はなく、明日朝まで命を繋いでほしいと願うばかりでした。

4月1日(月)早朝、児童館へ状況確認に行きました。
この日は児童館はお休みですが、先生は既に来ておられお会いして状況確認と説明等受けました。
3匹が段ボール箱の中にいました。
先生からは「2匹は私たち関係者が夜中に呼びかけして関りのある方が貰ってくれました。」ということでした。
残った3匹の状態を確認しましたが、当初聞いた時には生後1週間ぐらいか、と想定していたのですが生後2週間+αぐらいで元気な姿で一安心しました。

段ボール箱を二重にして下に毛布類が敷かれ湯ポットが入れられています。
体を動かし時々私たちの方を見たりして元気な姿がうかがえました。


児童館はお休みですが、隣に保育園があり保育園の先生方が来られスマホで撮り情報を流し里親さんを募るということでした。


指導センターさんへ


それから私は一旦失礼しました。
結果的に、先生方の連携プレーにより残った3匹も安心できる里親さんに貰われていきました。
この子たちがもし山中など人の気配のないような所に捨てられていたらどうなっていたか・・・考えると不幸中の幸い、先生方のご尽力により助けられた貴重な命です。
生き物をモノ扱いして捨てる無責任な人間、まだまだ多い社会の現実、私たちはこのような人間を精進させ(重い処罰も必要・・・)、不幸な動物たちが無くなる社会への取り組みが重要課題であると思います。

今回の件に関連して、Twitterに投稿された仔猫の成長早見表」という記事がありましたので掲載します。

投稿したのは飼い主の@yukifuri0biyoriさん。
2018年4月にへその緒が付いた状態の仔猫を保護して「仔猫を拾ったので」というアカウントを開設、成長の記録を始めました。
生後1日から4週までは毎日、1カ月から6カ月半までは半月ごとに、顔や体格が分かる写真、出来事(へその緒がとれる、目が開くなど)、体重の目安、成長の目安(排せつや離乳の時期)などをまとめてあります。
日々の写真が並べられていることで、瞳の色の変化や耳が上を向いてきたタイミング、シュッとした姿に成長していく様子がよく分かります。この早見表は自身の経験や雑誌の内容を1つにまとめたもの。
あくまで「目安」であること、体重は拾ったときの健康状態によって左右される(大抵は標準よりも痩せている)ことが書き添えられています。








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