動物たちにぬくもりを!

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新妻がサプライズで子猫を買ったら、夫は「捨てに行く」と・・・

2020-02-25 05:52:38 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

新妻がサプライズで買った子猫
 夫婦喧嘩に発展し、新妻がサプライズで買った子猫言い放った

2020年2月14日(金) sippo(朝日新聞)

サプライズ・プレゼントに、大きなリボンをつけて犬や猫を贈る動画がある。
だが、現実には、贈られた側が必ずしも喜ぶとは限らない。
ペットショップでクリスマス・プレゼントとして買ったシンガプーラの子猫。
それが原因で夫婦喧嘩に…。
新婚の夫は「猫を捨てに行く」と言い放った。


気品のある猫モモちゃん

猫を今から捨てに行く!
2014年のクリスマスの夜。
大阪に住む三井さんのスマートフォンに電話がかかってきた。
いつもはメールやLINEのメッセージで連絡してくることが多い友人からだったので、三井さんはちょっと驚いた。
世間はすっかりクリスマスの幸せな空気に満ちていたが、電話の向こうからは切羽詰まった声が聞こえてきた。
「電話をかけてきた友達の友達が新婚だったのですが、結婚前にご主人に『猫を飼いたい』と言ったところ、『いいよ』と承諾してくれたそうなんです。それで結婚してまもなく、奥さんは夫を驚かせたいと思い、黙ってペットショップでシンガプーラの子猫を買ったんです。ところが、夜9時過ぎに帰宅したご主人は、猫を見るなり、激怒したそうなんです」
激高したご主人は「今から返してこい」と言い、「ペットショップはもう閉まっている」と奥さんが言うと、「すぐに返せないのなら、公園に捨てに行く」と言い放ったのだという。
ご主人の怒りはまったく収まる気配がなく、「捨てに行く」「そんなことはできない」と押し問答になり、もめにもめているということだった。


小さかった頃

夜更けに猫を保護
三井さんの友人は、三井さんが2匹の猫と暮らす愛猫家だと知っていて相談したのだ。
電話で話している間にも刻々と過ぎていく時間。
三井さんは、何のためらいもなく3匹目の猫を引き受けることにした。
夜更けに大阪から神戸まで車を走らせ、三井さんは猫を渡してもらった。
「あと少し遅ければ、公園に捨てられていたんです。普通は『捨てる』と言ったって口だけだと思うでしょうけど、そのご主人は本気だったんです」
猫を手放した夫婦はこの事件をきっかけに険悪になり、その後、性格の不一致を理由に離婚したという。


箱の中に入って得意げな顔

10匹の中でもラスボス的な存在
シンガプーラは当時、有名芸能人が愛猫だと言っていたこともあり、人気が急上昇していた。
三井さんが迎えた猫は2013年9月21日生まれで、生後約2ヶ月。
モモちゃんと名付けられた。
大きな目と小さな体をした可愛い猫だが、ラスボス的な存在になったという。
三井さん宅の猫は増え、現在10匹の猫を飼っているが、モモちゃんの右に出る猫はいない。
しかし、そのモモちゃんも人間は好きで、甘えてくるという。
人見知りもなく、家に来た業者さんの膝の上や肩の上に堂々と乗っかることもある。
ただ、ちょっと気分屋さんで、そうしたギャップがまた人を惹きつけるのだという。

【写真特集】プレゼントとして買われ、捨てられそうになったシンガプーラの子猫

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このような出来事は現実多いと感じます。
家族全員の同意を得ずモノ同然のように買う人、それも10~20万円も支払って・・・
「可愛い」だけで後のことも考えず買う衝動的な人間が多いです。
飼い主の質の向上を図る施策が最も重要な課題ではないでしょうか。
そうしないと不幸な動物たちは根本的に無くなりません。
(byぬくもり)


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