実録！相続壮絶記５

弁護士のＹ先生、

銀行を突く。遺産分割協議書等の証明となる

書類もないのに被相続人の銀行通帳を甥に渡し

てしまい、今回の揉め事を長引かせている原因の

一つではあるから。

銀行側、非を認める。

最悪の場合、銀行に責任を負わせることも検討する。

ちなみに、甥の一人は元都市銀行の行員で現在は大手

企業に勤めている。甥の兄は５０代、弟は４０代である。

売主様とその兄弟は７０～８０代である。

甥の二人は他の相続人が高齢だから、うまく計画すれば、

被相続人の財産を全て奪うことができると予想した。

まさか、高齢のお爺さんたちが弁護士たてて戦うとは

予想していなかったと思う。

私も、調停ではなく裁判まで持ち込むことを甥に伝えれば、

甥の一人は世間体や信用を大事にする大企業にお勤めの方

だし、落ち度のある銀行さんにもあまり迷惑はかけられない

から落としどころがあると思っている。

また、詐欺的要素もあるのでそこを突けば相手は折れて来る

だろう。

予想は的中した。

あと、１～２回の調停で終わりそうである。

そのときはそう思っていた。

つづく・・・


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