和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

独学と修養のすすめ。

2017-06-27 | 手紙
WILL7月増刊号「追悼 渡部昇一」に
平川氏が追悼文を寄せておりました。
そこには
「私も弔意を表する機会を失してはならぬと思い
・・・別れのご挨拶に代えさせていただく。」
との言葉がありました。

すると、今日の産経新聞正論欄に
その平川祐弘氏の文が掲載されている
見出しは「『正道』示した渡部昇一氏を悼む」。
今日のなので、容易にどなたでも、
産経新聞を買って読むことができます。

ということで、私はその一部だけを引用。

「・・・あのころ講和をめぐる論戦が
『文藝春秋』誌上で交わされた。
全面講和論とはソ連圏諸国とも講和せよ、
という一見理想主義的、その実は
容共左翼の平和主義的主張で、
私は南原繁東大総長のそんな言い分が
正しかろうと勝手に思い込んでいた。
それに対し米国中心の自由陣営との講和を優先する
吉田茂首相を支持したのが慶應の小泉信三塾長で、
朝鮮半島で激戦が続き米ソの話し合いがつかぬ以上、
全面講和の機会を待つことは
日本がこのまま独立できずにいることだ。
それでよいか、という。
その小泉氏に上智の学生だった渡部氏は
賛意の手紙を書いた。
すると小泉氏から返事が来たという。
・・・・渡部氏ほどの偉者(えらもの)は
東大にはいなかったと私は観察している。」

はい。
「東大教養学部では教養学科の一回生で
日本で最初の教養学士」である平川祐弘氏が
東大を観察した結論として、
偉者(えらもの)渡部昇一氏への
最新追悼文は、本日の産経新聞で全文読めます。

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