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和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

涙が出るほど感動します。

2018-02-26 | 短文紹介
WILL4月号が今日届く。

こちらにも、櫻井よしこさんが登場しておりますので、
その対談から引用。

櫻井】 ・・ただ、全力で取り組まなければ見破られてしまう。
テレビも活字と同じように正直だから。つまり、良いも悪いも
評価は全て自分の仕事振りから生まれてくるということです。
テレビの方が活字よりも楽かと言われれば、究極的には同じですね。
自分との戦いです。

川村】 今のテレビ報道をご覧になって、どうですか。

櫻井】 仕方ないことですが、それでも敢えて言えば、
テレビ局は視聴率を気にしすぎています。
視聴者の興味を引く話題に時間を割いて、
本質的な問題への踏み込みが足りない。・・・・

川村】 関口宏が司会をしているTBSの
『サンデーモーニング』は見ていますか。

櫻井】 一応チェックしなければと思いつつ、
見ると気分が悪くなるのですぐテレビを切ってしまいます(笑)。
 ・・・・・

川村】 ところで、櫻井さんが憧れたジャーナリストは誰ですか。

櫻井】 ・・・言論人としては、
河合栄治郎や福田恒存、江藤淳さんといった方々を尊敬しています。

川村】 ・・・今、『この人の署名記事は読みたい』と
思わせる記者はいますか。

櫻井】 亡くなった伊奈久喜(いなひさよし)さんは日経新聞の記者ですね。
また、産経新聞に元気の良い記者が多数います。
産経の『歴史戦』の記事、政局モノ、中国分析など、
非常に興味深い。・・・

川村】 朝日新聞にはいないですか。

・・・・・
櫻井】 加計学園問題に関しても、愛媛県今治市の話や
国家戦略特区の民間委員の話を聞くと、獣医学部の新設
認可プロセスに安倍首相は全く関係ないことがすぐわかります。

それにもかかわらず昨年5月17日の一面トップで
『総理のご意向』という文言だけを抜き出して、
都合の悪い部分を隠して報道しました。
これは印象操作で、捏造と言われても反論できません。

朝日は失敗に学ばないと思います。
慰安婦、吉田調書、モリカケ・・。
挙げればキリがないけれど、
懲りずに同じような過ちを繰り返してしまう。
(p43~45)


櫻井】 先日、朝日新聞は、加計学園問題での
朝日報道を批判した小川榮太郎さんに五千万円の
損害賠償を請求しました。これは一種の
スラップ(恫喝)訴訟です。
朝日を批判する言論人を萎縮させる効果があります。
・・・・(p48)



あ。そうそう。対談の最後に
こんな箇所がありました。

櫻井】 久米邦武が書いた岩倉使節団の『米欧回覧実記』
を読むと、西洋の街や人々の後ろにある価値観まで見事に
表現されていて、涙が出るほど感動します。
初めて見るもの、初めて触れるものを、
筆一本であれほど的確に表現したのは本当に凄い。
・・・(p52)



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