和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

セネカの時代。

2012-11-01 | 地域
渡部昇一著「賢人は人生を教えてくれる」(到知出版社)に
こんな箇所がありました。

「私は機会を求めて山形のあつみ温泉にある萬国屋(ばんこくや)に親類を集めて宴会を開き・・・」(p69)

そうだ。丸谷才一氏も渡部昇一氏も山形県出身。
それにしても、あつみ温泉って、どこいらなんだろうなあ。
なんて、ついつい気になったりします。

それはそうと、
この本から引用。

「・・ところが、読書は違うと谷沢先生はいいます。
『読書に限っては自動的に事を運んで済ますわけにはいかない。それぞれ自分に適する速度にしたがって、活字を確かめながら順に追ってゆくのであるから、よほど精神力の緊張を要する』
これは確かに、大いにあり得ることです。一時間、本を読むというのはかなり大変です。テレビを見て過ごす一時間とは訳が違います。したがって、テレビと読書を比べてどちらが無意識に時間を浪費しやすいかといえば、読書よりはテレビをはじめとする現代のアミューズメントのほうだといえるでしょう。これはセネカの時代でも同じだったはずです。」(p59)

10月31日は、朝の6時ごろも、満月がくっきりと見えておりました。
うん。用事で、めずらしくそのころ起きだしておりました。
秋の読書が、実りあるものになりますように。

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