久しぶりにボルトアクションライフルを撃ったら心臓部の圧縮ポンプが破損して修理することになりました。構造は簡単なので何とかなります。
以前にもヘッドノズルが抜けたことがあったので接着剤で持たしていましたがやはり無理なようです。コッキングガンはここの破損が多いようで、こうなればポンプ全部の交換となり高価になります。
今回の修理方法はパイプとノズルをハンダで着けてしまうことにします。
部品は丁寧に外して・・トリガー回りは触りませんので失わないように・
まずはピストンが引かれた状態(バネが縮んでいる状態)を保持するためにパイプに穴を開けて釘などを差し込んで止めます。次の行程でノズルに高熱処理しますのでピストンなどの部品を傷めない為の処置です。
ノズルとパイプを良く磨いておきます。パイプの先端に3カ所ほど4ミリほどの穴を開けます。ここからフラックスとハンダを流し込みます。
弱火のバーナーで熱する。ハンダは300度もあれば十分溶けますので・・・
フラックスはステンレス用の液体が良い(パイプもノズルもシンチュウですから普通のフラックスでも良いですがステンレス用の方がハンダが流れやすい)
なお、気化したフラックスやハンダの金属成分は毒性があるので必ず室外で作業してください。
パイプの内部を良く清掃してグリースも塗ります。
指でノズルの吹き出し口を塞いでピストンのストッパーを外した時、空気漏れがなければOKです。
チェンバーパッキンもついでに変えておきましょう。
前よりも少し強力になったように思いますが・・・??ビール缶の貫通は無理ですね~
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