去年秋ごろからベルが左前足をかばってビッコをひいて歩くので、調べてみると足の付け根のあたりにシコリがあり少し大きくなっているようです。
かかりつけの獣医さんでは良性か悪性かは判らないがやはり腫瘍らしいとのことですがそれ以上のことは切開してみないと判らないし、万一腫瘍を壊すと転移の可能性もあるとのことでした。痛み止めの薬だけもらっていましたが不安なのでMRIとかCTとかの設備がある大阪の高度動物医療センター、ネオベッツVRセンターを紹介してもらい、CTと血液検査を受けてきました。
麻酔をして1時間ほどで結果を聞きましたが、前足の方は脂肪腫でそんなに危険な病変ではありませんでしたが、思いも掛けなかった所に悪い病巣が発見されガックリです。
病名は副腎腫瘍、通常の10倍程度に大きくなっています。CTの診断では鮮明なカラー3D画像であらゆる角度でベルの体内を見ることが出来ますが、これは悪夢です。
手術はこの病院でも大変リスクが高いし、術後も良いとは言えないとのこと、他の臓器への転移も考えられるし、生存率は低いと・・・・
私と暮らして間もなく9年になり、ほぼ何でも以心伝心でコミニュケート出来ているのに残念です・・・・・
ちょっと・チョット・まだまだ元気で生きとるがな!
秋月のマイクロ波ドップラー動体センサーキットを組み立てて特性を観てみました。このセンサーは20m程度の距離の移動体(人や自動車)を焦電型赤外線センサーとは違った、あの卑怯なレーダー式速度違反取り締まり機と同じ原理を使った電波のドップラー効果で動体を検知します。
基板は部品配置面も印刷してあるので比較的簡単に組み立てられました。特性は思っていたより高感度で焦電(しょうでん)型赤外線センサーより確実に移動体を検知するようです。焦電型赤外線センサーとの大きな違いはセンサー自体がアクティブかパッシブかと言うことです。マイクロ波センサーは自ら電波を(この場合は周波数10.5Ghz)出しているのでその気になればセンサーの存在が見破られます。しかし焦電型赤外線センサーは体温やエンジン温度を探知するのでセンサー自体の存在は秘密にできますが前面に赤外線を遮蔽する障害物があれば薄い紙でも探知不能になってしまいます。アクティブなマイクロ波センサーでしたらマイクロ波さえ透過する材質でしたら関係なく検知可能です。今回も2Cmほど厚さのある板をセンサーの前に置いてもあまり感度は変わらず検出しました。雨や霧にも有利であると言えます。(センサーの存在が判ると言ってもポリスの速度測定器はごく短い時間だけしか電波を出ないので車載の探知機がピーと鳴った時はもう罰金を覚悟しなくてはなりません・念のため・・)
追加事項 大発見!
センサーを目の前において波形処理の前段、コンパレータへの直前の波形を観測していましたら何も動いていないのに周期的な波形が出てきます。不思議に思ってよく観測してみるとなんと!私の心臓に同期しているではありませんか!
つまり、マイクロ波が心臓に当たって跳ね返ってくる波形なのです。
30センチくらい離れていても検出します。息をこらえて動かずにいるともっときれいな心電図が取れます。
もう少し研究してみよう・何かの役に立つかも・・・
次はシンチレーターを使った放射線検出に挑戦です。
シンチレーターとは放射線を捕らえると微弱な光を放出するような材質で出来ている物質です。
今回はTl(タリウム)添加タイプの、CsI(ヨウ化セシウム)結晶を使ってPINダイオードで微弱な2次励起赤外線を検出します。
シンチレーターの蛍光テスト(紫外線照射による励起発光(シンチレーション))
その前にちょっとベルちゃんの前足に問題があるので大阪まで精密検査に行ってきます。MRIまたはCTで検査しますが12時間の絶食が大問題です!
大したことがなければ幸いですが、かなり心配です・・・
「時」が巡り、今年も殺風景だった木に花が咲いてきました。
近頃、お父ちゃんは「時間とか重力」の本質?を探求しています。
「時間」は時計を見れば判りますがそれは人間が勝手に決めた機械時間?で自然とは何の関係もありませんが人は皆この時間に支配されています。時間は過去から現在そして未来へと流れているらしいです。
過去は記録、記憶として残せますがそれを見ているのは現在ですが・・本当に過去なのか?また現在とは?未来とは?
現在とは瞬間の点のようなものです。しかし何かを見た瞬間はもう現在ではなく過去です。なぜなら見ると言うことは光の反射を目が検知することですから見た時には数千分の1秒ほど過去ですから・・・では現在ってどこ? CERNの加速器でヒッグス粒子や重力子が発見されたら解決するかも・・・
次の制作は
マイクロ波動体検知ドップラーレーダーとシンチレーター使用のガンマー線センサーを計画しています。
秋月のマイクロ波ドップラーセンサー
アンテナ側 動体検知距離 約20m
シンチレーターとは放射線を光に変換する物質でガイガーカウンターとは全く異なる方式の放射線検出方法です。高感度で放射線を検出できますがシンチレーター自体が非常に高価であり、一般には入手困難な部品です。
部品は調達出来ていますが、なかなかエンジン掛かりません。