いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

オーガニック バリ2015のこと

2010-03-30 18:28:42 | Weblog
3月11日より15日までインドネシア バリ島に植林
の実行確認と新しい仕組みで収入機会のない田舎の

農民とのパートナーシップ植林のための土地の確認
のために訪問しました。

丁度、「ニュピ」というヒンズー教の正月のまえで
なんとなくあわただしい時期でした。

ともかく短い滞在の中で距離の離れた4箇所を見て廻る
ことになり

その上、雨期の終わりらしく、午後には雨にも降られて
しまいました。

そんなわけで、体力的にかなり消耗してしまい、帰国後
体力回復に時間がかかっています。

車で移動中に現地のパートナーといろいろな話しをする中で
思いがけない事を聞きました。

宮崎さん「2015年オーガニック バリ」という政策目標が出たんだよ。

「へー 凄いね、すばらしい取り組みだね」

地球温暖化問題を人類が解決するために必要な事の一つに、
「オーガニックライフ」にシフトして行く必要を私も感じて
いるからです。

バリ州の政府がそのような政策を掲げて動き出していることに
現在の人類の文明のあり方にたいする見識の高さを感じました。

話しを進めると現在の州知事は、インターポールで永年働いて
6ヶ国語を操る方で、大変優秀な方である事を聞きました。

なるほど、それで昨年3月の州知事の私たち植林活動に対する
深い理解と造詣を感じたのだと納得させられました。

2010年緑のバリで植林活動を進めてきて、その次は

地球市民として、インドネシア国として、バリ市民のこれからの
生活スタイルに対する明確な指針を的確に打ち出せる州政府

これまでの西欧の資本主義の歩とは違う、
より良い生活スタイルをめざしているインドネシアは、
すばらしいと感じて帰国しました。

こころのビタミンの話しを聞きませんか?

2010-03-19 18:33:03 | Weblog
あなたは子どもたちのどのような価値観、    
どのような地球環境を残したいとお考えですか?

私たちは日常の生活スタイルを改めて、     
「人類の未来を考えて行動」しないと
次世代の生きる地球環境は厳しい状況になるのは
明らかです。

オランウータンは生きていることが熱帯雨林の環境改善に
貢献しています。

わたしたち生物は、地球の多様な生態系に依存して生き、
生かされています。

その地球の生態系システムの根幹は、「森林」です。

文明の前に森林があり、文明のあとに砂漠あり」
「森の無い地球に人類の未来はない!」
    
森林のなかでも熱帯雨林は格別
         人類の生存に不可欠な森です。

地球で生きてゆくために必要な酸素の50%を供給し、
地球上の生物種の約50%が生存・

さまざまな動植物が熱帯雨林に生かされています。

熱帯雨林は保護や維持のために「森の人」オランウータンが
大きな役割を果たしてきました。

1頭で約100haもの熱帯雨林の生態系を守ってきました。

しかし、人類の活動による伐採、焼畑、農地の拡大、都市の拡大、
牧場の拡大により熱帯雨林大幅に減少しています。

これ以上減らさない努力が私たち人類に求められています。

★あなたのポケットやバッグの中の1円で1坪(3.3㎡)
  100年先まで熱帯雨林とそこに住む生物を守れます。

市民レベルで行動して、保護林を次世代に残すこと
現代に生きる人間の努めです。

明日20日14時から西東京市田無町の「コール田無」で
(西武新宿線 田無駅(急行停車駅・高田馬場から約20分)徒歩8分

自分の人生の時間を、オランウータンと熱帯雨林の危機を
伝えるためにあえて、竹馬で日本縦断を果たした若いご夫婦
の話しが聞けます。

ぜひとも、この機会に参加して、いい話しに触れて頂きたいと
願っています。

ポンゴホゴホゴ講演会の案内
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星に美しい夜

2010-03-17 18:56:45 | Weblog
昨日に続きバリ島の「ニュピ」の話しです。
「静寂」を意味するこの日は一年のうち最も暗い夜、そして最も星が
美しい夜だそうです。

「ニュピ」というバリ島の祝日は、インドネシアの国民の休日にも
なっていますが、バリではその前の前の日から、ニュピの翌日まで
お休みになる(自主的に休みにしてしまう)ようです。

ニュピの日は、バリ島にいる全ての人は、あらゆる活動の停止を
義務づけられます。
外出すると警備の人や警官につかまるそうです。

国際空港も、飛行機の発着は禁止されるのですから、徹底しています。
すごいですよね!

ニュピの前夜には、「オゴホゴ」という、悪霊・鬼をかたどった巨大な
ハリボテ人形を担ぎ上げて村々の四辻で引き回すそうです。

先日、バリ島内を車で移動していたら、あちこちでグロテスクな
「オゴホゴ」が製作を終えて飾られていました。

厄払いのためなので、外見が醜ければ醜いほどいいという話しです。

練り歩く日の前に帰国したのでどのような状況かわかりませんが、
大きな「オゴホゴ」を何体も見た限りでは、大変にぎやかな
イベントだろういう雰囲気でした。

オゴホゴが開催される時は、夕方から真夜中12時まで、それこそ
あちこちで爆竹が鳴らされるそうです。

このニュピ前日の騒々しさは、一説によると、翌日の静寂をより
際立たせるため、あるいは外出できない翌日のニュピの前に、

バカ騒ぎをする、というような意味合いになってきているのだそうです。

他にもいろいろな儀式のルールがあるようですが、「バンタン・プラニ」
というお供えがあるようです。

そのためにこの時期は特別、女性は大忙しだとか聞きました。

ご飯、そして池、海、湖、田んぼ、森に棲息する
生き物から作られるいろいろなおかず、野菜類、イモ類、穀物から成る
お供え物で、すべてこの大自然の全ての恵みが使われて作られます。

人間は、この大自然の恵みを食べ、飲み、
そのお陰で生きていること、その恩恵に対する感謝を忘れないための
儀式です。
自然の恵みに感謝する素晴らしい儀式だと思います。

このお供え物は、バリ・ヒンドゥー教徒にとって、罪の無い
よりよい人生を送れるよう、
その願いと努力を神の前に約束する機会なのだそうです。

ニュピの当日は本来、「プアサ」と言って、絶食して瞑想して過ごすのが
正しいニュピなのだそうですが、現在では徹底されていないようです。

他には、一応、大きな音を立てない、という原則で、テレビも音量を絞って
いるそうです

またこの日は、火を使ってはいけないので、基本的に料理もお線香を使う
お供え物もしないのだそうです。

夕方からはなるべく光が外にもれないように外の電気はつけず、部屋の
明かりも出来るだけ控えめにして、みな早々に眠ってしまうそうです。

電気も火も使えないのでニュピの夜は一年で一番暗いそうです。

だから、星空の一層美しい夜になるそうです。

考え方を変えれば、本当にスピリチュアルな体験が出来る場所、機会を
強制的に与えれれて、

丸一日ひたすら自己内省を行い、大自然と宇宙と自分を融合させる日に
なります。

私たちも、長い人生の1年に一日、現実の時間の流れを止めて、

自分自身を振り返る日があれば違った人生や社会が開かれるのではないかと
思いました。

地球温暖化が深刻な問題になってきている今、このような日を日本で
作れば、CO2の排出量もかなり削減でき、持続可能な社会への対策が
見えるのでは無いでしょうか?

バリで出来て、日本に出来ないことの一つかも?
このような二酸化炭素ゼロデーをつくって、実行出来ないようでは
地球温暖化対策は、ほぼ不可能かも。。。。

星の美しい夜は

2010-03-17 18:53:39 | Weblog
昨日に続きバリ島の「ニュピ」の話しです。
「静寂」を意味するこの日は一年のうち最も暗い夜、そして最も星が
美しい夜だそうです。

「ニュピ」というバリ島の祝日は、インドネシアの国民の休日にも
なっていますが、バリではその前の前の日から、ニュピの翌日まで
お休みになる(自主的に休みにしてしまう)ようです。

ニュピの日は、バリ島にいる全ての人は、あらゆる活動の停止を
義務づけられます。
外出すると警備の人や警官につかまるそうです。

国際空港も、飛行機の発着は禁止されるのですから、徹底しています。
すごいですよね!

ニュピの前夜には、「オゴホゴ」という、悪霊・鬼をかたどった巨大な
ハリボテ人形を担ぎ上げて村々の四辻で引き回すそうです。

先日、バリ島内を車で移動していたら、あちこちでグロテスクな
「オゴホゴ」が製作を終えて飾られていました。

厄払いのためなので、外見が醜ければ醜いほどいいという話しです。

練り歩く日の前に帰国したのでどのような状況かわかりませんが、
大きな「オゴホゴ」を何体も見た限りでは、大変にぎやかな
イベントだろういう雰囲気でした。

オゴホゴが開催される時は、夕方から真夜中12時まで、それこそ
あちこちで爆竹が鳴らされるそうです。

このニュピ前日の騒々しさは、一説によると、翌日の静寂をより
際立たせるため、あるいは外出できない翌日のニュピの前に、

バカ騒ぎをする、というような意味合いになってきているのだそうです。

他にもいろいろな儀式のルールがあるようですが、「バンタン・プラニ」
というお供えがあるようです。

そのためにこの時期は特別、女性は大忙しだとか聞きました。

ご飯、そして池、海、湖、田んぼ、森に棲息する
生き物から作られるいろいろなおかず、野菜類、イモ類、穀物から成る
お供え物で、すべてこの大自然の全ての恵みが使われて作られます。

人間は、この大自然の恵みを食べ、飲み、
そのお陰で生きていること、その恩恵に対する感謝を忘れないための
儀式です。
自然の恵みに感謝する素晴らしい儀式だと思います。

このお供え物は、バリ・ヒンドゥー教徒にとって、罪の無い
よりよい人生を送れるよう、
その願いと努力を神の前に約束する機会なのだそうです。

ニュピの当日は本来、「プアサ」と言って、絶食して瞑想して過ごすのが
正しいニュピなのだそうですが、現在では徹底されていないようです。

他には、一応、大きな音を立てない、という原則で、テレビも音量を絞って
いるそうです

またこの日は、火を使ってはいけないので、基本的に料理もお線香を使う
お供え物もしないのだそうです。

夕方からはなるべく光が外にもれないように外の電気はつけず、部屋の
明かりも出来るだけ控えめにして、みな早々に眠ってしまうそうです。

電気も火も使えないのでニュピの夜は一年で一番暗いそうです。

だから、星空の一層美しい夜になるそうです。

考え方を変えれば、本当にスピリチュアルな体験が出来る場所、機会を
強制的に与えれれて、

丸一日ひたすら自己内省を行い、大自然と宇宙と自分を融合させる日に
なります。

私たちも、長い人生の1年に一日、現実の時間の流れを止めて、

自分自身を振り返る日があれば違った人生や社会が開かれるのではないかと
思いました。

地球温暖化が深刻な問題になってきている今、このような日を日本で
作れば、CO2の排出量もかなり削減でき、持続可能な社会への対策が
見えるのでは無いでしょうか?

バリで出来て、日本に出来ないことの一つかも?
このような二酸化炭素ゼロデーをつくって、実行出来ないようでは
地球温暖化対策は、ほぼ不可能かも。。。。

嬉しい出来事

2010-03-10 19:13:03 | Weblog
地球温暖化を真面目に考えて情報を調べれば
調べるほど悲観的な情報が多く暗くなってしまいます。

最近はワシントンポスト紙などでIPCCの報告に疑問を
投げかける記事が見られます。

そのような議論をしている余裕は人類にはないと
私は思っています。

ですから、原因がCO2であれ、なんであれ地球環境が
劣化していることは歴然たる事実のよですから、

このまま世界規模で大きな価値観の変化や行動変化が
無ければ、大きな気候変動が起り気象災害が世界規模で

発生することは避けられそうにありません。
8000年周期説にもとづく小氷河期説にしても気侯の異変は
起ります。

自然との係りの少ない人々にとっては、地球の自然の劣化も
感覚的でなく、科学的な数値しか信用できないのだろうと
思います。

現代の人間の科学がどこまで自然現象を解明しているかは
なはだ疑問ですが、私たち現代人は、この数値が一番信頼
される社会に生きています。

でも、おかしいと思いませんか?

天気予報は日進月歩当たるようになっていますか?

台風の進路や雨の降り方を調整することは出来ますか?

人間の科学は、大気中のCO2と根から吸い上げた水と
太陽のエネルギーで物質を作り、酸素を放出できますか?

現実に目の前にあった森林が草原になり、
枯れ木だらけの二次林になり、

オランウータンの住める森が無くなっています。

この地球環境の劣化は、現代科学のチカラで表現はできません。

なぜなら、熱帯雨林の定義が明確になるほどの研究が
なされてい無いからです。

インドネシアでは、近年、森林破壊による水害が多発していて
ユドヨノ大統領が号令をかけて、植林が国民運動になり
定着しつつあるようです。

私たちが進めているインドネシア バリ島の厳しい土壌条件の
なかでの植林が地元の政府に認められ

この雨期に州政府と県政府から、昨年の植林した分で枯れた分の
苗木を3000本寄付して頂きました。

少し前までは、信じられない出来事です。

徐々に植林の大切さがインドネシアの人々にも伝わり、広がり
始めている事を大変嬉しく思います。

自然が相手の地球環境の問題は、数値が問題でなく、
人間としての心の問題が一番だと思います。

人智の未熟な科学技術で人類が滅んでしまわないように!

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気づき

2010-03-09 19:15:33 | Weblog
先日は倫理法人会のある支部のモーニングセミナーで
地球温暖化について~目からウロコの地球温暖化~

今日よりより良い明日のために植林をしよう!
というようなタイトルで話しをさせて頂きました。

自分がインドネシアの熱帯雨林の伐採に携わった事、
現場で遭遇したオランウータンの親子のなんとも
いえない眼差しが脳裏に焼き付いている事

彼らは、
日本からこんなに暑いところにやってきて、天然の
大きな木を伐採して、俺たちの棲家を奪っている。

毎日毎日大型のトレーラーで大量の木材を運び出して
日本に輸出している私たちの仕事に対して、

何かやっているんだろう?と問いかけ、戸惑っている
ようだったことから話しをさせて頂きました。

大学を卒業して就職した会社の新入社員研修で教えられて
感動した事は

銅山の開発で山の木々を切り、銅の精錬の煙の公害で
山の緑を枯らしてしまった事を反省して、国土に報いる

ために植林を始めた(報国土精神)のがその会社の始まりだと
教えられました。

先人の事業に対する偉大な道徳観、倫理観にふれた事です。

そんな会社で仕事をする中で、5年目にインドネシアの熱帯雨林
の真っ只中で仕事をする事になりました。

樹高が60~70m、直径が1~2mもある巨木を
どんどん伐採して、日本に輸出する仕事に携わりました。

日常の生活から仕事の内容まで、何から何まで、すべてがはじめての
経験で、ただひたすら必死の思い一生懸命取り組みました。

ただひたすら社命に従ってたくさんの木材を効率よく切り出して
日本に送る事に専念をしました。

そんな中で環境破壊やオランウータンの事、生物多様性の喪失など
考える余裕がありませんでした。

ある日伐採現場の巡視のためにジープで通りかかったとき、
路側の倒木の上に親子でたたずむオランウータンに生まれて
はじめて遭遇しました。

「お前は何で俺たちの棲家の森にやってきて、山を荒らしているんだい?」

と問いかけられているようななんとも言えない気持ちになりました。
彼らはせめている風でなく、人間の愚かさをあきれられているように
感じました。

木を切って、森林を破壊するだけの仕事は、
先人の素晴らしい教えとかけ離れている。
という思いがこのときに芽生えました。

木を切ったら植林するのはあたりまえなのに、日本の企業は
お金を払って天然の森から木材を収奪するだけの行為は

賢い人間のやるべき行為ではなかったとつくづく感じています。
オランウータンから頂いた気付き、

もしかしたらオランウータンからの伝言を現場を経験して無い
多くの皆さんに伝えるのが今の自分は役目だと

考えて話しをさせて頂いています。
「地球の肺」といわれる熱帯雨林ですが、地理的に遠くて

外国のことだからと理解されにくいのです。
しかし、人類やあらゆる生物にとってかけがえの無い呼吸のもと「肺」

見えないからやらなくていいということではない事を
伝えて、日本人の優れた伝統的な良心を呼び起こし、
次世代に伝えて行きたいと願っています。
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オランウータンはカナリヤ

2010-03-05 19:37:49 | Weblog
ある女性フォーラムで地球温暖化の話しをさせて頂きました。
話しの内容は、地球温暖化はCO2の排出量の問題が
強調されていますが、

森が消えてどんどん砂漠化してその面積が拡大している事、

そのために生きている地球の根源、水と大気の循環が壊れている事、
そのために世界的に気侯変動が起こっていることをお話しし、

その中でも特別の森「熱帯雨林」を守る必要性、オランウータンを
守る必要性に付いてお話をさせて頂きました。

講演後の質問で、たくさんの動物がいるのに、どうして
オランウータンを保護したり支援したりしなければいけないのか?
という質問を頂きました。

人が伐採した熱帯雨林ではオランウータンは生きて行けないこと、
1頭が100ヘクタールの森を歩き回って、
植生の適正な配置の森づくりに貢献していることをお話ししました。

そして、オランウータンは、有毒ガス検知のために使われる
カナリヤのような存在で、
彼らが住めない熱帯雨林は多様な生物種で作られた生態系の

壊れた森であり、被害者の象徴である事を伝えさせて頂きました。

オランウータンは400種もの食物を食べるそうです。
食物は、イチジク、ドリアンなどの果物、葉、木の皮、花、
つる、ナッツなどの植物、ハチミツ、昆虫などです。
稀に小さな哺乳類や土を食べることもあります。

オランウータンは、樹の上に毎日新しい巣を作って眠ります。
オランウータンはどのくらい頭がいいのか?

オランウータンは、とても賢い動物です。
彼らは実をつけた樹がどこにあるか(空間の記憶)、
また実がいつなるのか(時間の記憶)を覚えているようです。

人の手で伐採された森では、彼らの記憶が生かせないので
住めないのかも知れません。

このように賢く、DNAレベルで2%余りしか人類と違わない
オランウータン。

毎年2千頭もの野生のオランウータンが消えていると言われています。

彼らの、生前の危機を生み出しているのは、自然環境への配慮を欠いた
人類の活動がオランウータンの脅威になっているのです。

オランウータンにとって最も深刻な脅威は、
彼らの住む熱帯雨林は材木や紙の原料のパルプとして伐採されています。

また、ヤシ油のプランテーションや金鉱を開発するためにも、森林は伐採されます。

不法な森林の伐採、農地・プランテーションの開発などは後を断ちませし、
森林火災も生息地減少のもう1つの原因となっています。

このような事態を招いている人間活動は、賢い所業とは言えません。
次世代へ継承すべき自然環境を破壊して、自分たち自身も被害を受けて、
多くの被害を生み出している現状を直視して、

何が大切か冷静に判断することが、一人一人に求められています。

一人一人の正しい判断で、社会を変える時代です。
天然林をトラストで保護し、100年先まで残す!
プロジェクトを始めています。
わずか1円で3.3平方メートル(1坪)の天然林を
100年先まで守る事が出来ます。
オランウータンを守る

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今日より良い明日のために

2010-03-03 18:02:15 | Weblog
地球の裏側チリで2月27日大地震が起こりました。

もう26年余り前になりますが、訪問した街
コンセプション市の近くが震源とのことで驚きました。

チリの植林木であるラジアータ松の主産地なので訪問
したのですが、今回の地震をイメージできません。

チリでは大惨事になっており、時間が経つ毎に犠牲者が
増えてつづけていて心配です。

多くの方が救出されて、早く元の幸せな生活に戻られる
ことを祈るばかりです。

チリの地震と聞いた時、50年前の三陸での被害を思い出
しました。

今回は、幸い津波の被害が前回ほどではなく比較的、軽微
で済んで、人的な被害がなかった事が不幸中の幸いでした。

また、津波が来る時間や津波の高さが全く予想通りに行かず、
地球の気象を観測したり予測する科学力がまだまだなんだと
知ることができました。

現実に起こった事を観測追跡するレベルの事でさえ、この程度
の精度ですから、

地球温暖化の議論に登場する地球の気候変動を予測する
シュミレーターの精度もまだまだなんだと改めて思います。

もっと精度が上がって、正確な予測が出来て、
災害に備えられるようになる事を願っています。

オリンピック期間中の気侯の状態や米国東部の異常な降雪
そしてスペインやフランスでは
暴風雨により多くの方が命を失っておられるようです。

日本の気候も確かに変で1日の気温の変化や週間の変化の
大きさに異常を感じます。

原因はともかく、間違いなく地球の気候の変動は少しづつ
激しくなっているようです。

自然の叡智に比べて、人類の叡智、科学のレベルはまだまだ
低いという現実を

もっともっと認識しないとこれから先の大きな気象変動を
乗り越えることは歴然としています。

しかし、社会を見渡しても、
それでも科学で何とかなると考えてる人がほとんどのようです。

思い込み、幻想から抜け出して、未来の子どもや100年先の
世界をイメージして、行動を始めるときだと思います。

自分たちの生き方が問われているという認識を持つ事で
今日よりより良い明日につながります。

地球に住んでいる人たちみんながこのような考え方を持てれば
地球温暖化も回避できると思いますが。。。

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石油メジャーの温暖化の取り組み

2010-03-01 19:36:33 | Weblog
元石油会社に勤務されていた知人からのメルマガで
世界の石油会社の地球環境問題への取り組みについて
記述がありましたのでご紹介します。

世界の石油会社は、通常の対策として
①操業設備の安全対策、
②石油製品の品質の向上(地球環境に優しい対応)、
③製油所からのCo2(二酸化炭素)の排出量の最大限の抑制措置等

には多額の投資と技術開発に努力している点では
共通しているようです。

オイルメジャーの最近の動向の一端として、

(1)ExxonMobil(EM)は去る7月、次世代バイオ燃料研究開発
   のSGI社と光合成藻類を利用したバイオ燃料の研究開発
  で提携したと発表。

  両社の技術と経験を活かしてガソリンやデイーゼル燃料油
  に代替可能なバイオ燃料を開発、大量生産、実用化を図る
  研究投資をすることになりました。


(2)Chevron(CVX)は去る9月、
 ①Co2を地中に貯蔵する世界最大級のプロジェクトに
  着手すると発表しました。
 ②製油所での自家燃料に必要な蒸気を太陽光で作り出して
  いるとのことです。


(3)R.D.Shellは太陽光発電プロジェクトを欧州で売却
  するなど、計画を遅らせていますが、
   
   日本の昭和シェル石油は極めて積極的で1000億円規模
   の新工場の建設を行うことを決定、サウジ等中東諸国
   への事業進出に乗り出す方針です。


(4)BPは食用以外の植物を原料にエタノールを生産する
  次世代バイオエタノール事業でエネルギー関連ベンチャー
  企業(Verenium)と提携し、将来的には両社共同で米国等で
  エタノールの商業生産設備を建設、
  セルロース・エタノールを生産すると発表しております。

 一般的な情報でいわれている
 「オイルピーク」が過ぎているのか、
 それぞれに原油の減少を視野に取り組みを始めている様です。

 ExxonMobilの光合成藻類やBPのバイオエタノールについては、
 実用化の可能性の高い期待できる取り組みだと思います。

 ただ、Chevron(CVX)のCCSは「自然の摂理」にそぐわない
 解決策だと思います。

 何時どのような地殻変動が起るか予想できない地下にCO2を
 閉じ込める、一見いい解決策のようですが、
 再度拡散して被害を及ぼすリスクを感じます。

 人智より優れた機能をもつ植物。

 CO2は植物に吸収してもらうのが一番、自然の摂理に叶って
 いて、効率がよく、持続可能な世界を創造につながります。

 そして、なによりも人類やあらゆる生物にとって安全です。
 
 製造にエネルギーと資源をたくさん使う太陽光発電を敷き
 詰めるよりも
 
 植物の緑を敷き詰めるほうが、自然の摂理に
 叶っていて人類の安全安心な世界が作れます。

 人類の過去の文明は森を無くして滅んだという歴史の事実を
 しっかり認識して、みんなで行動しないと
 人智の未熟な科学技術で人類が滅んでしまいます。

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