いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

自分だけ?

2013-07-23 15:59:23 | Weblog
貧困にあえぐ発展途上国の人たちは生命の危機を感じて、
子孫を残すためそして、
少しでも働き手がほしいからたくさん子供を産む。

人間に限らず全ての生命は、その形は違いますが、
危機を感じると花を咲かせて、実を付けたり、茸は胞子を
おとして次世代のいのちの継承を目指します。

開発途上国の人たちが、
アメリカ人や日本人並みの食生活や消費生活を望みますと
エネルギーはたちまち枯渇し、
地表の全部を耕作しても食料をまかなうことはできません。

貧困問題は自然資源の収奪とつながっています。
先進諸国を中心にした貨幣経済の仲間入りして、
物欲を満たすためには「お金」が必要です。

そのお金を得るために、彼らは天然資源を切り売りする方法
しかありません。
アマゾンで金を採取するケースを見てみますと日本で現在
1グラムあたり4500円の金【ちなみに10年前は1500円】を生産
するのに約3トンもの土砂が流されます。

さらに金の精錬に多量の水銀が流されて、
流域住民の健康被害を与えています。金1kgのために3000トンの
土砂が流されるのです。

この結果何十haもの熱帯雨林が破壊されているのです。
指輪10個で山一つが削られて、森が破壊されて、大規模な土砂災害
を引き起こし、多くの人命を奪っています。

さらに熱帯雨林が減少すればCO2の排出が進み、
吸収源も縮小してしまいます。

中国からのPM2.5の騒ぎがありましたが、ダイオキシンなどの
環境ホルモンと呼ばれる物質も水蒸気にのり国境を越えて影響を
与えます。

環境問題は、国境を越えた地球規模の課題になっています。
人が作った国境はあっても空にも海にも国境はありません。

かつて、アメリカ大陸に侵入した白人たちが、
原住民のインデイアンを武力で抑え込んで、居留区に閉じ込める
契約を結んだ時、
アメリカインデイアン最後の酋長(シアトル)の言葉はとても
印象的です。

「白い人が土地を割譲するように言ってきた、彼らはこの大地を
 この空をどのように分割しようというのだろう、
 私にはわからない」

自然は分割できるものではありません。
目の前に被害がなくても私たちの生活スタイルが遠い国の環境破壊
につながり、
ひいては今日のような地球温暖化と気候変動を招くことになって
いるのです。

そのような状況下で自分だけが省エネに取り組んでも
他の人達がエネルギーを浪費すればとか廃棄物ゼロの工場を作っても
他の会社が廃棄物を出し続ければという事を考え、

自分だけが植林に取り組んでもそんな努力を軽く上回る森林破壊が
横行している現実をみますと無力感に襲われ、
虚しさを感じる事はしばしばです。

そんなときに想い起す南米の民話があります。
ハチドリの一滴という民話です。ハチドリは体重が2~20gで
鳥類の中でも小さな鳥です。

ジャングルが大きな山火事になり森の生き物たちはわれ先にと
逃げてゆきました。そんな中で、一匹のハチドリだけは、
行ったり来たりして、小さなくちばしで水のしずくを一滴づつ
運んでは炎の中に落してゆきます。
他のカラダの大きな動物たちがそれを見て
「そんなことをして、いったい何になるんだ」
「焼け石に水だ」と言って笑います。
それに答えて「私にできることはこれだけです」

とハチドリは言ったそうです。

今を生きる私たち大人が手をこまねいていていると次世代さらに
次の世代により大きな付けを残すことになります。
今を生き、未来につなぐ生き方を!!
Wエコ植林にご参加を!!

今年も参加頂きました~国際ソロプチミスト東京ー西

2013-07-11 12:58:10 | Weblog
仕事に携わる女性たちの社会ボランティア活動組織の国際ソロプチミスト
東京ー西より、今年も植林の支援金をNPOアジア植林友好協会に頂き
ました。はじめて支援をいただいてから8回目になりました。

昨年は、会員の方がバリ島の植林体験ツアー&植林祭に参加頂くことができました。


最近の気候変動と自然災害の状況を見ていますと待ったなしで、人類みんなで
植林活動をしなければ、大変厳しい状況を迎えてしまいます。

地球の気候の中枢 ~熱帯雨林地域の再生保護植林をみんなで~

国際ソロプチミスト東京ー西の森づくり
国際的な組織ではなかなか、実質的な貢献活動ができにくい状況にありますが、素敵な団体の活動の一環として「生命の森づくり」への支援をご紹介させていただきます。国際ソロプチミ...

人類の明るい未来に第一歩

2013-07-06 15:43:34 | Weblog
★インドネシア大統領がグリーンピースと協力
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明るい未来づくりのためにグリーンピースがまたインパクトの大きい
活動をしてくれました。

地球に残された熱帯雨林の約10%がインドネシア一国に存在すると
言われます。

2003年からグリーンピースはインドネシアの熱帯雨林の保護活動を
展開をしてきました。
時に、グリーンピーススタッフの顔写真が貼られた等身大人形を木に
ぶら下げられたり、
ジャカルタ事務所の閉鎖を迫られたりの嫌がらせを受けたりすることも
あったそうです。

2010年には「虹の戦士号」の入港を拒否するなどして、後ろ向きの姿勢
を貫いてきたインドネシア政府がその方針を180度転換した瞬間が
訪れました。

グリーンピースのアピールに耐えかねて、正面から反論を展開していた
ユドヨノ大統領が6月7日ジャカルタに寄港したグリーンピースの
「虹の戦士号」に乗船し、グリーンピースと協力してインドネシアの
生物多様性を保護していくと約束しました。

今回、インドネシアの熱帯雨林保護を強く訴えてきたグリーンピース
に対して、
ユドヨノ大統領は、インドネシア政府の閣僚たちのみならず、
家族も連れて虹の戦士号に乗船し、
子供の世代のために生物多様性を守る必要があると訴えました。

さらに、グリーンピース・インターナショナルの
事務局長クミ・ナイドゥに対して「グリーンピースには、

「インドネシアの課題を指摘し続けることで良いパートナーであり
 続けてほしい。私は、グリーンピースがインドネシアそして世界
 のために取り組んできたことに感謝したい」と語っています。

この背景にはグリーンピースが大企業にその環境方針を変えてもらう
ことによって、政府の方針を変えていくという環境保護戦略が効を
奏してきたと言えます。

グリーンピースは、これまで熱帯雨林伐採にかかわる多国籍企業に
対して世界に広がる市民のネットワークを通じて熱帯雨林伐採を
やめるように働きかけてきました。

その結果、ネスレ、ユニリーバ、ダノン、マテル、レゴなどの
大手企業がインドネシアの伐採企業との取引をやめました。

このような状況の変化を受けてインドネシアの企業が変わり
始めます。
2011年2月にインドネシアのパーム油生産大手のGAR社が、

そして2013年2月には製紙メーカー大手のAPP社が自然林の
「伐採ゼロ(Zero Deforestration)」を約束したのです。

グリーンピースの行っている市民活動が
よりよい社会づくり、より地球環境づくりに大きな役割を果たして
くれています。

私は、これからの社会づくりは市民レベルからと考えてきましたが、
グリーンピースの戦略は社会をより良い方向に
政治力でもなく、経済力でもなく、市民力が変えてゆくことが
できるという証明をしてくれています。

大変希望ある心強い活動だと感動を覚えています。

詳細は、
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/45517/?gv20130622


◎インドネシア国土の82%を覆っていた熱帯雨林は、
 今ではその国土の42%を覆うのみとなっています。

  人間が安全に快適に生活するためには、
  熱帯雨林の安定は不可欠です。

  子供たちの未来のためにも、
  オランウータンの自然復帰は不可欠です。

  
http://www.bos-japan.jp/kihu/shien_info.pdf。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
 
 あなたの今は、未来の子供たちのためにあります。
  植林自体は純粋で単純なものですが、しかし、
 地球のために何かをする必要があり、大切な1本が育ちます。

  地球を守るのは私たち人類にとって永遠の使命です。

   ~次世代の子供たちに 緑ゆたかな地球を~  


気象病?って??

2013-07-02 19:34:44 | Weblog
私たち人間も地球環境の一部として、地球上に生かされて
いる限り、太陽の日照や、気圧、気温、湿度、風などの
影響を受けています。

人間は朝の光を浴びて目覚めて、活動を始め、体温や血圧が
上昇してゆきます。
もともとは、地球の気象は私たち人間のカラダと同じように
朝から昼にかけて気温が上がり、夜になると下がるという
サイクルで進んでいました。
ところが最近は、地球温暖化の影響を受けて、何年ぶりという
ような気温や風が起こっています。
朝昼晩のサイクルも関係なく温度や湿度が変化します。
本来の起床のリズムが壊れて、その変化にカラダがついて
ゆけない状態が出てきています。
これが気象病と呼ばれるものです。
急激な気圧の変化は人体のたもっているバランスを崩して
カラダの不調につながります。
この体調の異常は季節の変化によるものではなく気象の
変化によるもので、短い時間でも気象の変化により異常を
きたしてしまいます。

地球温暖化による気候変動はもう私たちの健康への影響して
いて、その影響を受けやすいのは、子供や老人です。

私たち人間活動が大自然の摂理に反した活動をしている
ことが、社会全体の衰退、衰弱を招いていて、
もう私たちの生活環境にも大きく影響が出始めているという
事実をしっかり認識して、大自然の摂理に学んだ生き方を
今から始めて、少しでも明るい未来づくりに貢献したいもの
です。
地球は未来の子供たちからの借りものですから、
きれいに使って、次世代にバトンを引き継ぎましょう!

生命の森づくり

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