いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

嬉しいご報告です!

2011-01-31 20:18:47 | Weblog
私たちは「地球の未来を創ろう国連環境計画10億本植樹キャンペーン」
に2006年以来参加しています。

 国連環境計画(UNEP)の
地球規模の植樹プログラム「10億本植樹キャンペーン」が、
本当の意味の地球温暖化に貢献しているプロジェクトだと
考えています。

このキャンペーンは、2006年に、
UNEPと世界アグロフォレストリー・センター(ICRAF)により、
気候変動対策として、また水資源や生物多様性の喪失など様々
な課題に対処するために開始されたものです。

私たちNPO法人アジア植林友好協会もこのプログラムに
当初より参加しています。

先日、UNEPより問い合わせがあり、2006年~2010年の実績を
集計し報告をしました。

環境再生のための在来樹種の植林1本と
地元の林業育成のための経済木(チーク)1本
合計2本をセットtで実行する「生命の森づくり」が、
1万セット=20,000本を達成できました!

延べにして10000人を超える支持をいただいたことになります。

開始以来、たくさんの皆様のご理解とご協力により達成
することができました。
こころよりお礼を感謝申し上げます。

この2本植えて1本を利用するというシステム=「2イン1」は、
今では、インドネシア林業省でも推奨して、広めてくれています。

1本植えて、1本を利用するという地元の人たちの生活に役立つ、
そして、森林の再生に役立つ、
自然と人間が共に生きることのできるシステムです。

「生命の森づくり」は、林業育成用の経済樹種1本と荒廃した
天然林の再生のための在来樹種の植林1本をセットで
実行しています。

総植林本数28,272本の半分の約14,136本は10年後に木材として
利用し、その収益から地元民が2倍の本数を植林する計画です。

10年ごとに2倍、2倍と繰り返しますと100年後には、
天然の森の再生のための植林本数が2,047本になり、
経済木が1,024本、合計で3,071本にもなります。

私たちの取り組みはまだ、僅か14,136セットですが、地元の人たちが
順調に育ててくれれば、100年後には43,411,656本に育つ事になります。

14136本は、100年後東京ドーム14136個分以上の森に育ちます。
経済的なメリットを追求した結果ではありませんが、
一口5000円が生みだす経済的な価値は
612万円×14,136本=86億円を超える事になります。

嘘のような話ですし、貨幣経済からの見かたでは理解できない事
ですが、「自然の力」と「継続の力」が生みだす付加価値です。

このような価値に人類が目覚めて、社会づくりをすれば、
持続可能な社会が生まれるのですが、。。。。

もう一方で、
バリ島の島民の「いのちの水がめ」のための水源涵養林の
造成協力は、純粋に寄付植林だけですが、個人や企業の皆様の
ご参加で約30,000本を超えました。

現場は火山爆発で荒廃して、草も生えにくい環境での植林で活着が
悪くて大変ですが、たくさんの皆様のご参加、支援で
「世界平和の森づくり」プロジェクトとして推進しています。

両方の合計57,598本で報告し、参加の感謝状が届きました。

UNEPの事務局長の話、
「1秒間にサッカー場一面分の緑が消えている」
という現実に対応するには年間およそ225~250億本が
必要となります。

お互いの利害から、かみ合わない議論で国際合意を目指すよりも、
みんなで世界中のあらゆる土地で植林を推進する行動をする方が、

実効性があり、人類生存の危機を乗り越えられると考えています。

一般市民レベルの支持が全世界で120億本を達成したのだと
思います。

私たちも、VIVOもNPOアジア植林友好協会も多くの皆様の支持を
いただいて着実に継続的に植林活動を進めていきたいと
願っています。

森のない地球に人類の未来はありませんから、

■人類だれでもできる究極の温暖化対策・世界平和は?
世界平和の森づくり

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国際森林年って??

2011-01-26 19:36:43 | Weblog
2011年は国連の定める国際森林年です。

国際森林年とは1992年リオデジャネイロで開催された
国連環境開発会議「地球サミット」で森林を守る議論が
あったそうです。

その中で「森林の保全と持続可能な経営」という
「森林保全の重要性」について、国際的な認識を広めるために、
2006年の国連総会決議で定められたそうです。

林業に携わってきた自分も昨年末に環境省のシンポジューム
の案内を聞くまで知りませんでした。

情報収集不足何だとは思いますが、林業に全く関係のない
人たちには、もっと遠い存在だと感じています。

世界中のあらゆるタイプの「森林保全と持続可能な経営」の
重要性について認識を高めることを目的としているそうです。

今年は世界各地で、
森林・林業再生や
REDD+(森林減少・劣化防止による排出削減)などの事業推進
のほか、植樹・森林祭・スポーツ大会などのイベントが
予定されているそうです。        

しかし、冷静に見ますと過去の文明がすべて「森」を失くして
滅び消滅してきた事実があります。

この事実からも、人類の生存にとって不可欠な森を守るのは
「生きること」に匹敵するほど大切なことなのです。

なのに、今年は国際森林年だから、森林に注目して、
さまざまなイベントを実行して認識を深めましょう!

というような低いレベルのアピールでいいのでしょうか?

日々減少を続けている世界の森林資源に人類生存の危機を
見いだし地球規模の資源保護と利用のグランドデザインに
基づいて行動すべきだと思います。

インドネシアバリ島でのCOP13で提案されて以来、
「気候変動枠組み条約のREDD+」について国際的な議論が
なされていますがお互いの利害の調整に終始して、
なかなか進展しないようです。

私たち日本人にはアジアの熱帯木材を大量に利用してきた
責任を果たして地球環境の未来を創る時はいまだと思います。

森林資源の供給について海外依存が高まって、一方では経済性、
採算の観点から、放置されてきた日本の森林の問題があります。
早急に解決しないと国土が災害でズタズタになりそうです。

「日本は、国内の森林資源を保護して、海外の木材を伐りつく
してきたから木材資源は豊かだよね」
という発言をインドネシアでも聞くことがあります。

責任ある国家として、国際森林年を契機に
「地球の自然環境の修復」というスケールの大きな検討が

おこなわれ林業分野でも日本発の国際的議論をリードし、
行動することが、日本の国際的な信頼につながると期待
しています。

森林は100年200年の単位で考えるべき問題で、
国際森林年というこて先の対策では、

子供たちの未来に緑ゆたかな地球は残せないと危機感
を持っています。

みなさんは、どのようにお考えでしょうか?

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安心 安全な地球の未来を!

2011-01-21 19:25:01 | Weblog
安全・安心・平和な地球の未来を創ろう―【10億本植樹キャンペーン】
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◎国連環境計画(UNEP)の地球規模の植樹プログラム「10億本植樹キャンペ
ーン」が、本当の意味の地球温暖化に貢献しているプロジェクトだと感じて
います。

10億本植樹キャンペーンは、2006年に、UNEPと世界アグロフォレストリー・セン
ター(ICRAF)により、気候変動対策として、また水資源や生物多様性の喪失など
様々な課題に対処するために開始されたものです。

ノーベル平和賞受賞者でケニアのグリーンベルト運動創始者のワンガリ・マー
タイ氏や、モナコのアルバート2世らの後援により、

これまで、155カ国近い国々で植林が行われた。キャンペーン開始から
僅か18ヶ月で、目標の2倍、20億本の木が植えられました。

その後も、この成果を受け、UNEPのシュタイナー事務局長は、5月13日、2009年
末にコペンハーゲンで開催される気候変動枠組条約締約国会議までに、

70億本の植樹を行うという目標を発表し、達成し、昨年名古屋で行われた(2010年)
の生物多様性会議COP10に向けて100億本の目標もクリアし、現在は130
億本の目標に向かって進められています。

この植樹キャンペーンには、世界中の市民やコミユニティー、ビジネス界、産業界、
市民団体そして政府組織が参加しています。

わたしたちのインドネシア・バリ島での植林も「世界平和の森づくり」もこのプロ
グラムに参加しています。

UNEPの事務局長の話では、「1秒間にサッカー場一面分の緑が消えている」と
いう現実に対応するには年間およそ225~250億本が必要となります。

これでも地球環境の異変、気候変動を止めるには足りませんが、世界中でみんなが
行動してもうすぐ、130億本の達成は間違いない状況です。

1月初めにUNEPの10億本キャンペーン事務局より、2007年から2010年に私たち
アジア植林友好協会が植林した本数について問い合わせがありました。

この期間に植林実行した本数を集計したところ、以下の本数でした。
インドネシア東カリマンタン州で実施している「生命の森づくり」プロジェクトの
実行本数は28,272本でした。

同じくインドネシア・バリ州の島民の水がめを守る植林
「世界平和の森づくり」プロジェクトは29,326本でした。

合計57,598本で報告し、事務局で修正して掲載されるようになりました。

「生命の森づくり」は、林業育成用の経済樹種1本と荒廃した天然林の再生
のための在来樹種の植林1本をセットで実行しています。

28,272本の半分の約14,136本は10年後に木材として利用し、その収益から
地元民が2倍の本数を植林する計画です。

10年ごとに2倍、2倍と繰り返しますと100年後には、天然の森の再生のための
植林本数が2,047本になり、経済木が1,024本、合計で3,071本になります。

1セットの「生命の森づくり」の実行により、再生できる森林の総面積は
52,291m2となります。

経済価値に置き換えますと5000円の参加から612万円の価値が生まれます。
この期間に吸収されるCO2は844トン、私たちの呼吸のための酸素は613トン
放出してくれます。
そして、現地の人たちの雇用は延べで575人分となります。

ですから、私たちの取り組みはまだ、僅か14,136セットですが、地元の人たち
が順調に育ててくれれば、100年後には43,411,656本に育つ事になります。

そして、経済的な価値は612万円×14,136本=86億円を超える事になります。

まさに継続が力、持続できる社会づくりにつながるシステムです。

自分たちが現在持ち合わせている価値観だけで測るのではなく、自然界の法則を
しっかりと理解して、自然の力を評価する価値観を持てれば、このシステムを良く
理解して頂けると思います。

持続可能な社会は、あくまで自然の法則に逆らわない仕組みでなければなりません。

お互いの利害からかみ合わない国際合意を目指すよりも、みんなで世界中のあら
ゆる土地で植林を推進する行動をする方が、人類生存の危機を乗り越えられると
考えています。

※UNEP10億本植樹キャンペーンサイト
http://www.unep.org/billiontreecampaign/index.asp 地球温暖化による気侯変動は本当に身近に感じられるような状況に日々進んでいます。

この根源にある問題は、わたしたち人類が「自然との調和、共生」をする「心」
を忘れた事にあります。地球に感謝の植林に参加することでこの「心」を取り戻す
大きな1歩につながります。

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あなたにもできる事

2011-01-19 17:39:58 | Weblog
今年は毎月第4土・日曜を「ノーミートデー」に参加しませんか?

未来の子供たちに緑ゆたかな地球を残すために、すぐにできる事から
あなたのライフスタイルをより健康で健全な形に見直しましょう!

わたしたちが昨年から活動しています「緑ゆたかな地球をつくる会」
では、今年は毎月第4土曜日と日曜日の二日間、年間で24日間肉類を

食べない日「ノーミート・デー」にしましょうという運動を始める
ことにし、賛同者を求めています。

IPCC「気候変動に関する政府間パネル」の議長ラジェンドラ・パチャウリ
さんが2年ほど前にパリで開かれた記者会見で、

「人類が何もしなければ、気候変動は深刻な影響をもたらし、
未来像は非常に恐ろしいものとなるだろう」

と同議長は警鐘を鳴らしました。

そして、地球温暖化防止のために個人ができることについて、
「肉を食べない」、「自転車を利用する」、「余計なものは買わない」
と述べています。

地球環境の未来と引き換えなら、できない事ではないはずです。

議長自身はベジタリアンで「肉の消費量を減らしてほしい。
肉は二酸化炭素(CO2)を大量に排出する商品だ」と述べています。

 研究によりますと、1キロの肉を生産するには36.4キロのCO2が
排出されることが分かっています。

さらに、同量の肉の輸送には100ワットの電球を3週間近く点灯する
のに相当するエネルギーが必要だそうです。

農水省の少し古いデータですが、H17年の日本人の肉類の
年間消費量は平均28.5kg/人となっています。

年間で24日間だけ、肉食をみんなが止めれば6.6%の消費量が減る
ことになります。

一人当たり年間1.87kgの肉の消費削減につながります。
国民全体では224,000トン余りになり、
肉の生産にかかわるCO2を8百万トン余り削減につながります。

別な観点から見ますと地球上で、食糧が足りず飢餓状態にある
人口は、10億2千万人にも上ります。

「22億のアメリカ人か? それとも 100億のインド人か?」
これは15年ほど前にある会社の広告で見つけました。

その意味は穀物・野菜中心のインド人の食生活をしたら、
100億人生きられるけれど、肉中心のアメリカ人のような

食生活をしていたら、22億人しか生きられないということでした。

今年は、地球温暖化~気候変動~と密接な関係のある
「森林減少」にあなたも食卓から壊し続けている現実を正面から
受け止めてほしいのです。

今、地球上では、1日に東京ドーム12000個分の面積の森が、
人間の活動で消えています。

それは、たくさんの人々が、肉食中心の食生活になったことも
大きな原因の一つなのです。

NPOアニマルライツセンターのHPでも、

「森林を最も‘効率よく’破壊しているのは、畜産業で、
過去40年間で、南米の熱帯雨林の 40%(1750万ヘクタール)が
輸出用の牛肉を生産するために破壊されました」と伝えています。

~肉食で失っている人類に不可欠の熱帯雨林と子供たちの未来~

現在のまま熱帯雨林を

① 保護した場合 ②木材として伐採 ③家畜の放牧に使用した
場合の経済効率を比較すると【46:7:1】 という比になり、
保護することが如何に経済的かがわかります。

私たち人類の「持続性ある未来」を考えれば、
大きな経済的な損失を私たちは支払っていて、
次世代にも大きな付けを払っているのです。

自分には関係がない、「知らなかった」ではすまない、
人類全体に取り返しのつかない事態になる現実が目の前に
あります。

この機会に、知って、まずは、あなたの食生活から、地
球環境を守る行動を始めてください。

今年から、毎月2日間、第4週目の土曜日曜日は肉食をしない日、
「ノーミート デー」にしましょう!

子供たちの未来と引き換えに肉食を減らすこと
やろうと思えば、誰にでもできることです。

決定権はあなたが持っています。

このような生き方を地球に住む人々がみんなそうなれば、
未来は平和で幸せな世界になると思っています。

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バリの葬儀に参列して

2011-01-15 19:04:47 | Weblog
昨日、アジア植林友好協会のバリ植林の現地パートナーのプツさんの葬儀に
参列してきました。

12月の30日に亡くなって、14日がヒンズー教のルールで「よい日」
とのことでこの日になったそうです。

プツ家の人々親戚の皆さんと地元と人々がたくさん参列され、
盛大に行われました。

日本のように参列者が焼香をすることもなく、出棺までの時間を世間話を
しながら待つという形でした。
出棺もしめやかにというよりもにぎにぎしくという感じで宗教に違いを
感じました。

ただ、肉親の奥様や娘さんにもお会いして挨拶をしましたが、
こちらもどのような言葉をかけていいかわかりませんでしたが、

奥さんも「言葉ではいい表せないほどのことで。。。」と言われたことが
一番印象的でした。

自分も同じ思いでいまだに現実に起こったことだと信じられない思いがどこか
にあります。

出棺の際も周りは元気よく執り行われていましたが、ご家族は涙しておられ、
輪廻転生やハッピーに天国に行くという宗教の教えとは別に悲しみは大きい
し、日本人もみんなおんなじだと改めて感じました。

参列して思い出したのは35年前に新卒で私がキャンプマネージャーの時に
入社してきた時のことやしばらくブランクの後6年前に再開して、
バリで植林をすることになった時からのことでした。

東カリマンタン州の天然林を伐採したことに対する同じ思いを持つ同志の
ような存在で、細かい言葉で伝えなくてもお互いに理解しあえる大切な友人
を失ったことに深い悲しみと人生の無常を感じています。

今日は、彼の助手のプロボさんと二人でバツール湖の水源林の植林地をみて
きました。

12月2日と4日にプツさんと一緒に植林祭で植えた苗木は、順調に育って
いました。

今年は雨が多くて、植林した苗が順調に育っているようでした。
ただ、昨夜の強風のために寄付そしていただいた企業や団体の看板がねじ曲
がっていて、驚きました。

2006年以来このようなことはなかったので驚きました。
これも異常気象のせいかと思いますが、

なんだか、プツさんの無念さのなせることかとも感じ、この看板の修復を手配
して戻ってきました。

プツさんの奥さんは、長男で現在お医者さんの息子にこの活動は継がせるからと
行ってくださいました。

自分も彼の意思をついで自分の命があるかぎり、このプロジェクトを継続して
ゆきたい思いを新たにしいます。

バリ・ウブドにて1月15日

あなたも貢献を!

2011-01-11 12:19:11 | Weblog
継続的なオランウータンの支援のために
~消費者と共に貢献する企画が始まります~

この企画の経緯は、昨年11月18日に頂いたお電話から始まりました。
名古屋の「ワールドプラザ」という会社の大谷社長からの
お電話でした。

その趣旨はその後にいただいたメールが解かりやすいので
掲載させていただきます。

「メールにて大変失礼致します。
先程、事務所へ電話致しました、有限会社ワールドプラザの
大谷と申します。
色々お伺いしたくメールさせて頂きました。

#1.今後企画する一部商品の商品販売数に準じ募金が
    できないでしょうか。
   例えば、200円から300円の商品1点に付10円の
   募金をそちらへ寄付致します。
   その際、パッケージや商品陳列にもその項を明記致します。
         
#2.パッケージやWEBに使用する写真撮影についてお伺い
   したいのですが。

現地インドネシアに商品パッケージやWEBに使用する写真や動画
の撮影の為に行きたいのですが、その際、現地でオランウータンのいる
所を紹介して頂けますでしょうか。
当方では、それが施設なのか森なのか全く検討がつきません。」

このようなメールをいただいた11月18日に、私の方がちょうど
12月の1日からバリ島の植林祭に出かけて、そのあと5日から
東カリマンタンに行く予定をしていた時でした。

そのようなタイミングでしたので、その後のやり取りで9日に
インドネシア入りをしていただいて、10日にオランウータンの
リハビリセンターの一つである「サンボジャ」に案内をさせて
いただきました。

大谷社長は、JBCとしてベトナムと日本のビジネスの橋渡し役
の中心的な存在としてビジネスを永年されてこられ、
その激務のい為に「急性の肝炎」を患い、入院して療養生活になって
しまいました。

療養を続けながら、これからの生き方を考えていた、そんな中で、
名古屋で開催された生物多様性の国際会議COP10を訪問され
たそうです。

そこで、環境活動をする海外のNPOと日本のNPOの
明らかなる違いを目の当たりにされ、ショックを受けられた
そうです。

日本のNPOの表現の粗末さアピール力のなさに残念な思いを
抱かれたそうです。

そいえて考えた結論が「ただむしゃらにビジネスをするのではなく、
社会に役立つ形のビジネス~社会貢献型のビジネスをしたい」と
考えるようになり、

熱帯雨林破壊の象徴である「オランウータン」の継続的な支援
につながるビジネスの展開をやりたいと考えられて
今回の行動になりました。

現地では精力的にオランウータンの情報や写真を撮られて
満足して11日にシンガポール経由でタイに向かわれました。

帰国後、12月末に早速BOSの法人会員になっていただき、
現在新しい企画のホームページの作成中と
連絡をいただいています。

この企画がはじまり、消費者の皆さんとともに継続的に
オランウータンの支援をしていただくことができること
楽しみにしています。

地球環境劣化の問題は、わたしたち人類にとっては社会活動が
加害者であり、結果的に被害者になって、
次世代の環境を壊しています。
     
このような社会の負の連鎖を断ち切り、
明るい未来を開くためには「地球市民」として商品を作る側も
商品を使う側も

「地球環境の修復に役立つ商品づくりと商品の選択」をして、
子供たちの未来をこれ以上壊さないようにすべきという時代認識に

立った大谷社長の素晴らしい取り組み、皆さんも購入者として
参加して頂けることを願っています。

ポーズだけの環境貢献、植林貢献だはなくて、生活レベル、
ビジネスレベルで継続的に貢献するかたちこそが、
いま求められている本当の環境貢献の姿だとおもいます。

こんな形を広く普及させることができるのは、皆さん自身、
一般市民の行動だと思います。

#新しいホームページは近々ご紹介させていただきます。


森林破壊にブレーキを!

2011-01-09 10:40:38 | Weblog
アニマルライツセンターというNPOがあります。
昨年、代表の岡田さんに来て頂いて、「肉食と環境破壊」に
ついて講演をお願いしました。

大変、示唆に富んだ興味深いお話をいただきました。

その団体のHPに「肉食 環境と畜産」
www.nikusyoku.comというページが
あります。

そのなかの森林破壊という項目に以下の紹介があります。

「現在、世界の熱帯雨林は、一秒間にサッカーコート2コート分づつ消失し、
一日でニューヨークより多くの熱帯雨林が消失しています。
 このような事実は現在の日本では多くの人が知っており、森林破壊を嘆く
人は多くなっています。
しかし、この森林破壊が木材資源を得るためと農業を行う(焼き畑農業など)
ためだけに起こっているわけではありません。
これは大きな誤解です。

森林を最も‘効率よく’破壊しているのは、畜産業です。
実際、過去40年間で、南米の熱帯雨林の40%(1750万ヘクタール)が輸出用
の牛肉を生産するために破壊された。
熱帯雨林の将来的に見た経済価値をそれぞれ対比すると、
現在のまま保護した場合:木材として伐採:家畜の放牧に使用した場合
=(約) 46:7:1 という比になります。
将来的に見て、現在のまま保護をすれば、持続的・永続的に利用されますので
、その経済価値は計り知れません。
目の前の利益のみを追求し、伐採して放牧に使えば、一時的利益は得られても
その後その場所は経済価値を生み出さない地域になってしまうのです。」

森林を保護することの大切さを理解しても見落としがちな大きな点は、
森林破壊をして、利益を得る人は誰もいないといううことです。
木材生産者や牧畜業者は一時的に利益を得ることはできますが、
その結果
失われた「自然環境の恵み」を再生するコストを支払うのは、
一般市民、地球市民です。

直接利益を得ていない一般市民が、「社会負担」という名の下
環境修復のためにコストを負担しなければならなくなるという
現代社会の歪に気がつくべきではないでしょうか?

今年は、植林を日常的に参加できる仕組みづくりと共に、
日常生活のなかでも森林破壊を防ぐために、
肉食をしない「ノーミートデー」も進めたいと願っています。

自分はもう肉食をできる限りやめて5年余りになりますが、
より多くの皆さんに参加して頂けるように「伝える」ことを進め

世界の森林破壊にブレーキをかけて、次世代に緑ゆたかに森を
残すことにもつなげたいと願っています。

今あなたが、肉食を少しづつ減らせば、次世代の緑の森が残り
ますが、行動しなければ、森の再生のための大きな負担が、
あなたやあなたの子孫にふりかかります。

after fire.jpg

ぜひ、新年を機会に肉食をしない日をきめて、世界に森林資源の
減少にブレーキをかけましょう!

このような生き方を地球に住む人々がみんなそうなれば、
未来は平和で幸せな世界になると思っています。

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なぜ??

2011-01-07 11:58:25 | Weblog
少し前の出来事ですが、環境ナビというサイトで、私の活動について
取材をしていただき、大変うまくまとめていただいています。
ぜひご覧ください。

なんで、オランウータンなの他にも守るべき動物はいるでしょう?
なんで、インドネシアなの、日本の森を守る方が大切なのでは?
なんで、植林なの?他にもやらなければならない環境問題はたくさんあるのに!

そのような疑問にお答えできる内容だと思います。
一度、のぞいてみてください。


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緑の聖書に期待!

2011-01-05 18:50:08 | Weblog
2008年にアメリカで出版された「緑の聖書」の記事を読みました。
環境問題についての情報を得て、整理してゆくと結局は

社会全体のあり方、自然とのかかわり方に対する理解の仕方が
一番大事なんだと感じていました。

だから、今日の地球規模の環境破壊の問題を解決できるのは、
宗教しかないと考えていくつかの宗教について触れてみました。

それは結局は人間の「心の問題」だからです。
社会全体の価値観が変わらない限り救いようのない道を突き進ん
でしまう。

現代社会に自然と調和する心が失われているから、危機的な状況
になっている現在でも地球環境は日々壊され続けています。

その中で仏教には「山川草木国土悉皆成仏」という
自然と調和する思想があります。

八百万の神の「神道」も自然との調和が一番です。
この東洋に思想には、自然を超える人間の存在はないという悟り
が前提になっているように思います。

ところが欧米に多くの信者がいて、世界の文明をリードしてきた
キリスト教の聖書の「創世記」には、
「神は彼らを祝福して言われた。産めよ、増えよ、地に満ちて
 地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地上を這ういきものすべてを支配せよ」
という一節があります。

この文章に始めて接した時に本当にこんな教えを持っていれば、
必然的に自然破壊につながり、今日の地球環境の破壊の
大きな要因はこの教えにあると感じていました。

しかし、この部分だけではなく聖書全体を通してみれば、
そうではなく自然に関する項目をピックアップし、整理してみると

違った解釈ができるということを解説しているのが「緑の聖書」です。
自然に関連する部分をグリーンのインクで印刷し、解説を加えたのが
「GREEN BIBLE」だそうです。

人間の自然への「支配」の意味について、
あらためて見直す機運が出てきていることは、今日の地球環境問題解決
に大きなインパクトを与える機会になるかもしれないと
ひそかに期待をしています。

長い歴史の中で正しいとしてきた教えに対する理解や見識を簡単には
覆さないかもしれないけれど、

現代の状況を冷静に見て、今すぐ、一緒に、自然との調和を最優先した
新しい価値観の社会づくりのための行動を起こさないと

人類の歴史は、厳しい試練を受ける事になりそうな事態を迎えて、
この見直しの機運の波紋が広がることを期待したいと思います。

私自身は、自然とのかかわりの多かった人生から、「自然が一番」
人間は「自然を超えられない、超えては存在しない」と固く体得して
います。
自称「自然教」です。
      すべて、「流れる水のごとく」
      自然流がわたしの生き方の心掛けです。

自然は、無理や無駄がなくすばらしい世界です。

このような生き方を地球に住む人々がみんなそうなれば、
未来は平和で幸せな世界になると思っています。
■人類だれでもできる究極の温暖化対策は?
世界平和の森づくり

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素晴らしい取り組み!

2011-01-04 19:42:24 | Weblog
年明けの新聞やTVの報道は、環境問題などないような
静けさです。

景気の悪いせいかもしれませんが、地球環境の劣化は、
マスコミが取り上げようが取り上げ枚が、厳然と進んで
います。

この問題はすぐに結果を伴わないから、先送りされて
しまいがちですが、国債発行残高がどんどん増えること
以上に深刻です。

地球に住んでいる人間はみんな地球に感謝の行動ある生活
スタイルに今すぐ変換することが、次世代を生存できる
環境維持するために必須なのです。

そんな中、すばらしい取り組みが始まります。

みなさんは無機の塗装と有機の植物が合体した新しい環境に
いい商品が開発されました。

塗装ロボットで有名なタクボエンジニヤリング株式会社さんが
素晴らしい商品を開発されました。

「モスコート」という商品です。

モスコーとは、生きたコケとの融合が可能な無機塗料の開発
によって実現した環境対応型の遮熱塗装技術です。

生きた砂ゴケを塗装するという画期的な技術を開発されました
遮熱効果があり工場や事務所の冷房の効率を高め、電力使用量
を削減します。

そのうえ、環境認識の高い経営姿勢から、私たちアジア植林の
活動を支援して頂く事になりました。

具体的には、このモスコート施工1㎡あたり50円、10㎡で1本、
バリの水源林の造成に参加して頂くことになりました。

この植林は、バリ島の内陸にある大きなバツール湖という湖の
水位が2m以上も低下したために危機感をもった州政府の
プロジェクトとして2006年から始めているものです。

これまでもたくさんの個人や企業の皆さんに参加、支援を
いただいています。

継続的に支援をいただいていますが、
今回は環境性能の高く、これまでになかった新たな建材の販売

と地球に感謝の植林が同時に実行される
素晴らしい取り組みで、感謝、感謝です。

遮熱をして、電力使用料を減らして、CO2を削減して、
さらに植林によりCO2の削減と地球環境の修復に貢献できる

このトリプル効果の新しいシステムにぜひとも参加して
頂きたいと願っています。

詳しくは、下記のサイトをご覧ください。
http://www.takubo.co.jp/j/product/others/archives/mosscoat.html

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