いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

人は何のために生きているのか?

2012-08-27 13:21:10 | Weblog
一体人間は何のために生まれて、死んでゆくのでしょうか?
地球環境が劣化して、
自然災害が多発して私たちの日常生活をより厳しいものに
しています。

物事には原因と結果があるように、今日の異常気象の原因は
すべて、わたしたち人間自身の生活行動から生まれています。

世界一幸せな国と言われているブータンの人々、
そしてアマゾンのインディオの人々には、文字も貨幣も、
電気も、水道も、ガスもなく全て自然との調和の中で
自然の恵みを受けて生きています。

どちらも物質的な豊かさや欲望に左右されない
生き方をしています。

先進国の人間は、物質の豊かさを追い求めて、お金に追われて
、時間に追われて
幸せを求めながら生きています。

幸せを追い求めて生き、働いて多くのストレスを抱えながら、
結果的に幸せを充足できないでいます。

一方で自然の歩みはゆったりとして、
百年単位の僅かな変化を続けています。

人間は自然に順応して生きていると思い込んでいますが
とんでもない勘違いです。

人間社会が自然の摂理に順応していないから、
年間に3万人を超える自殺者がでたり、引きこもりが起こり、
いじめが蔓延する社会になっています。

インドネシアでの植林事業を始めたきっかけは、
私自身が33年前から2年間インドネシアの伐採現場で仕事に
従事して以来、約15年余りの間に、東南アジアの国々の
天然林の木材開発事業にかかわってきました。

そんな中、1988年に世界的に環境問題がクローズアップされて、
テレビや新聞で大きく報道されました。
熱帯林行動ネットワークというNGOが南洋木材の輸入が多かった
ある商社に大きなチエンソーの張りぼてをもって抗議行動を
起しました。

この報道に触れて、自分自身の仕事に対する
「価値観の正しさ」に疑問を覚えるようになりました。

自分が仕事として取り組んでいるアジアの国々の天然林を伐採して
輸入する仕事は、
結果的に環境を破壊して、
地球環境に多大な影響を与えているという事実を突きつけられた
思いがしました。

果たして、このような仕事を続けていて
「自分が死ぬときにやってきて良かった」と胸を張って言えるだろうか
と考えるようになりました。

答えは明白です。

地球環境に害を与え続ける行為は、どのような背景があるにせよ
やってはならない、そんなことに自分の人生をかけることは、
悔いを残す人生になると考えて、翌1989年に退職を決意しました。

そして、1999年6月から、「熱帯雨林の劣化」のために
「天然林再生のための寄附植林」を「熱帯雨林の減少した草原」で
地元の人たちの生計を維持するために
「継続的な木材生産のための植林」をセットで実行する
「生命の森づくり」に取り組んでいます。

ひとはだれでも100年前後で生命を終わります。
「人生の究極の目的」は、
「次世代への生命の継承であり、住み良い環境を残すことにある」
と考えるようになったからです。

20世紀から21世紀に生きた私たちが未来の人類を滅亡させるほどに
環境を悪化させたと言われることは、
どの人も目的とし生きていないはずです。

それなのに、地球温暖化の問題解決のために具体的に
なにも行動しない企業や人々に、
今一度、人生の究極の目的は何なのか思い起こしていただき、

「地球に感謝の植林」を地球温暖化~気候変動対策~として、
積極的に取り組んでして頂きたいとねがっています。

全ては次世代のために!
  http://www.agfn.org/project/index.html 生命の森づくり

「地球に感謝の植林」に参加できる寄付型自販機の普及にご協力を!http://www.agfn.org/join/vender.html

もう無駄にする時間はない!!

2012-08-16 17:37:43 | Weblog
マレーシアのデーリーエクスプレスの記事(2012年8月5日)に
よりますとマレーシア サバ州のキナバタンガン川の
テングザルを見る
ツアーに参加したスイスからの観光客の目の前に

河を流れる真っ黒いパームオイルの廃液の帯が現れ、
ゾッとする思いをしたことを伝えています。

それは日ごとにサバ州の豊かな野生動物の宝庫の環境が
悪化していることを意味しています。

自然の水や天然資源に依存しているサバ州の10億マレーシアドル
の観光産業にも大きな影響をしていることを意味しています。

真っ黒いパームオイルの廃液はバーナードドンポック商務大臣
が視察した一週間後に放出されたようです。

この地域を行き来するバートに乗っている人たちのあいだでは
公知の事実のようです。

かつてはテングザル、ピグミーの象(またスマトラ島のサイや
猿や鳥、カワセミ(イーグル)など
それらの生活はすべては川に依存しています。"

しかし、この理不尽な環境汚染により、将来に生き残るべき
野生生物の豊かさが失われている事実を
より広い人々に伝える必要があります。

"私は多くの川に飛び込むテングザルをみてきました。
文字通りパーム油廃水で包まれて真っ黒になって
出てくるを見ています。”と地元民の声を伝えています。

この黒の排水は日常的に排出されているようです

キナバタンガン河の水は汚染されていないというような
研究報告がありますが間違いなく、
汚染されているのは明らかだと地元の人たちは伝えています。

企業と学者の癒着がここでもあるようです。

熱帯の低地林を切り拓いて、パームオイルを植えて、
その精製過程での廃液を革に垂れ流す。

日々、環境汚染を繰り返して、たくさんの動物や植物の生息に
影響を与えている現実を知って行動しないと取り返しのつかない
事態になっいてしまう。

あちらでもこちらでも「もう無駄にする時間はない!」
ということ知って、
より良い地球環境を取り戻すために行動を始めましょう!

米国の17歳の少女がパームオイルを使用しない
クッキーを作って販売しています。

わたしたちも一人ひとりが商品を購入するときに注意して、
パームオイルを使っている商品を選ばないようにしましょう!

自分のため、子供たちの未来のために!!!


■万人の願い世界平和と健康な生活のために?世界平和の森づくり
生命の森づくり

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嬉しいできごと

2012-08-08 18:53:46 | Weblog

インドネシアのオランウータン保護財団のBOSFのブンガランサラギ
理事長の奥様から、
駐インドネシアの鹿取大使がオランウータンのリハビリ施設の
一つであるサンボジャを訪問していただけるので、
来られませんかとの
ご連絡をいただいて7月12日にサンボジャのリハビリセンターを
訪問しました。

日本の大使がサンボジャのリハビリ施設を訪問されるという
ようなことはあまり考えられないようなトピックスでしたし、
ちょうど自分たちの植林地のチェックを兼ねて
訪問をしてきました。

そこで、思いがけずにブリヂストンタイヤのインドネシア法人
PT Bridgston Tire Indonesia さんが
「ブリヂストンECOPIA オランウータン支援」活動を開始の
記者発表に出会いました。

現場に着くまでわからなかったのですが、
ブリヂストンインドネシアの熊野純一社長のお話では、
鹿取大使の訪問は知らなかったが、
たまたまのタイミングで大使にも贈呈式に参加していただける
ことになったとのことでした。

危機的な状況にあるインドネシアの動物種の保護活動の一環
として環境にやさしいタイヤ「ECOPIA」との関連で寄付を
開始していただきました。
インターナショナルハイスクールの

子供たちの発案で、子供のオランウータンを保護して、
訓練して自然に還すという活動を行っているということを
知ったのが1996年です。

子供たちはオランウータンを森から追い出してしまった
訳でもないのに保護活動を続けていることに感動を覚えて、
森林開発でオランウータンを森から追い出してしまった
自分自身何もしていないことを反省させられました。



自分に出来ることをやろうと考えて、
本業の事業で頂いた利益の一部を寄付させていただきながら、
オランウータン保護の必要性を伝えてきました。

2003年にはBOS日本としてNPO法人登録をして活動を行って
きましたが、完全にボランティアなので、
どうしても時間や資金に制約があって、思うように活動が
できてきませんでした。

ヨーロッパ諸国やオーストラリアなどの企業や個人が多額の
寄付貢献をしているのに日本という名前をつけながら、

あまり貢献をできないことに残念な思いを抱きながら
今日まで続けてきました。

これ以上もうできない、もうやめようと考えて迷っている時に、
今回の出来事がありました。

先のNECフィルディンさんの取り組みにつづいて、
今回ブリヂストンインドネシアさんが

2頭の赤ちゃんのオランウータンを自然界にリリースするまで
8年間の費用とサンボジャでの植林、そしてBOS財団で使用する
車両のタイヤ「Bridgstone-Hutan」Ecopia」を寄附貢献を
されました。

これまで以上に貢献していただく企業が出てきてよかったなーと
「ホット」し他気持ちです。

オランウータンの保護のために何か自分に出来ることと思って
始めた活動ですから、自分たちの団体がどうかということよりも、

人類の生存にとっても不可欠な熱帯雨林を守ってきた
かけがいのない「オランウータン」を
絶滅の危機から救うための保護活動に

よりたくさんの日本の皆様や日本企業の皆様が目を向け、
参加行動をしていただけること大変嬉しく感じています。

このことを契機としてより大きな広がりにつながることを
願っています。


NPOボルネオ オランウータン サバイバル ファンデーション日本