いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

石油メジャーの温暖化の取り組み

2010-03-01 19:36:33 | Weblog
元石油会社に勤務されていた知人からのメルマガで
世界の石油会社の地球環境問題への取り組みについて
記述がありましたのでご紹介します。

世界の石油会社は、通常の対策として
①操業設備の安全対策、
②石油製品の品質の向上(地球環境に優しい対応)、
③製油所からのCo2(二酸化炭素)の排出量の最大限の抑制措置等

には多額の投資と技術開発に努力している点では
共通しているようです。

オイルメジャーの最近の動向の一端として、

(1)ExxonMobil(EM)は去る7月、次世代バイオ燃料研究開発
   のSGI社と光合成藻類を利用したバイオ燃料の研究開発
  で提携したと発表。

  両社の技術と経験を活かしてガソリンやデイーゼル燃料油
  に代替可能なバイオ燃料を開発、大量生産、実用化を図る
  研究投資をすることになりました。


(2)Chevron(CVX)は去る9月、
 ①Co2を地中に貯蔵する世界最大級のプロジェクトに
  着手すると発表しました。
 ②製油所での自家燃料に必要な蒸気を太陽光で作り出して
  いるとのことです。


(3)R.D.Shellは太陽光発電プロジェクトを欧州で売却
  するなど、計画を遅らせていますが、
   
   日本の昭和シェル石油は極めて積極的で1000億円規模
   の新工場の建設を行うことを決定、サウジ等中東諸国
   への事業進出に乗り出す方針です。


(4)BPは食用以外の植物を原料にエタノールを生産する
  次世代バイオエタノール事業でエネルギー関連ベンチャー
  企業(Verenium)と提携し、将来的には両社共同で米国等で
  エタノールの商業生産設備を建設、
  セルロース・エタノールを生産すると発表しております。

 一般的な情報でいわれている
 「オイルピーク」が過ぎているのか、
 それぞれに原油の減少を視野に取り組みを始めている様です。

 ExxonMobilの光合成藻類やBPのバイオエタノールについては、
 実用化の可能性の高い期待できる取り組みだと思います。

 ただ、Chevron(CVX)のCCSは「自然の摂理」にそぐわない
 解決策だと思います。

 何時どのような地殻変動が起るか予想できない地下にCO2を
 閉じ込める、一見いい解決策のようですが、
 再度拡散して被害を及ぼすリスクを感じます。

 人智より優れた機能をもつ植物。

 CO2は植物に吸収してもらうのが一番、自然の摂理に叶って
 いて、効率がよく、持続可能な世界を創造につながります。

 そして、なによりも人類やあらゆる生物にとって安全です。
 
 製造にエネルギーと資源をたくさん使う太陽光発電を敷き
 詰めるよりも
 
 植物の緑を敷き詰めるほうが、自然の摂理に
 叶っていて人類の安全安心な世界が作れます。

 人類の過去の文明は森を無くして滅んだという歴史の事実を
 しっかり認識して、みんなで行動しないと
 人智の未熟な科学技術で人類が滅んでしまいます。

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