いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

人の知恵の及ばない事

2009-12-27 19:16:27 | Weblog
昨日26日は63歳の誕生日でした。
今年は、日本でなんとなく年末で、
なんとなく気ぜわしい雰囲気の中で誕生日を迎えました。

特別な想いはありませんで、夕方まで普通に仕事をして
本当に久しぶりに家族5人が顔を揃えて、誕生夕食会をしてくれました。

このような誕生会も本当に久しぶりで、家族の暖かい心をもらって、
いい時間を共に過ごさせてもらいました。感謝・感謝です

それに付けても、振り返れば、これまでの人生の中でも海外の
森林調査では結構、危険な目にあってきましたが、

本当に幸いにして、大きな怪我も病気も無く元気なカラダを
与えて頂いた両親に感謝です。

そして、宇宙の神様にも感謝しています。

両親の両親、そのまた先の両親など辿って行けば20世代

遡るだけで100万人を越えるご先祖様がいて

自分を守ってくれているんだと言う事を知りました。

若い頃はこのような事に考えも及びませんでしたし、
ご先祖様や神様や仏様の存在も理解が出来ませんでした。

自然に触れて、自然の偉大さと人間の小ささを
ジャングルを歩くうちに感じさせられて、

世の中には人智の及ばない事があり、神々の存在を無くして
理解できないことがいろいろあることに気が付きました。

種子を蒔いて、芽が出て、成長する植物を人類の知恵だけで
説明が出来ません。

植林をして、生長する木々のメカニズム説明することも出来ません。
お米の種子を1粒蒔けば必ずたくさんのモミに育ちます。

このすべての仕組みを人智では説明が出来ません。

やはり人間は、自然に学び、自然の法則に従って生きる道を
求め続ける事が一番大切だと思います。

自然の法則に従っていない現代人の生き方、価値観が、
人類に危機的な環境破壊と異変を招いている事を

まず認識することが地球温暖化、気候異変を回避する一歩です。

自然の法則を知らずして、
     人類の科学を振りかざすだけの議論では

解決につながる結論を得られず大きな犠牲を招いてしまいます。
自然の前では人類はまだまだ無力です。

なんだか誕生日の話題にはそぐわない話しになりましたが、

私は63歳で残された時間はせいぜい20~30年ですから

地球環境が2016年にノリターンポイント迎えても
何とか大丈夫かも知れませんが

私よりも若い人達は、大変だと心配しています。

自分は、この危機的な現実の事態を伝えて、そして
そのためにとるべき行動を伝えることが
自分に残された人生の役目だと思っています。

だから私は、植林の、森を守る事の大切さを伝えたいのです。
そうだ!植林をしよう!!!

■人類だれでもできる究極の温暖化対策は?
世界平和の森づくり

どうしたら空が買えるというのだろう?

2009-12-22 16:14:24 | Weblog
コペンハーゲンの会議についてのニュースを見ていて
かみ合わない議論の中に、
自然に対する根本的な価値観の違いがあるように感じました。

1854年アメリカ第14代大統領フランクリン・ピアスは、先住民の
インディアンたちの土地を買収して居留地を与えると申し出ました。

そして
1855年インディアンの首長シアトルはこの条約に署名しましたが、

その時のスピーチの一節を思い出しました。

「ワシントンの大首長が土地を買いたいと言ってきた」という
 言葉で始まるスピーチは、
 人類の根源、自然とのかかわりを明確に伝えていて感動的です。

 「どうしたら空が買えるというのだろう?
  そして、大地を。
  わたしにはわからない。
  風の匂いや水のきらめきを
  あなたはいったいどうやって買おうというのだろう?
  
  すべて この地上にあるものは
  わたしたちにとって 神聖なもの。
 
  松の葉 いっぽん いっぽん
  岸辺の砂の ひとつぶ ひとつぶ
  深い森を満たす霧や草原にたなびく草の葉
  葉かげで羽音をたてる
  虫の一匹一匹にいたるまで
  
  すべては
  わたしたちの遠い記憶の中で
  神聖に輝くもの
 
  わたしたちの体に 血がめぐるように
  木々のなかを 樹液が流れている。
  
  わたしは この大地の一部で
  大地は わたし自身なのだ」

  このあともスピーチが続きますが、~中略~
  
 最後に

 「もし わたしたちが どうしても
  ここを立ち去らなければ ならないのだとしたら
  どうか 白い人よ
 
  わたしたちが 大切にしたように
  この大地を 大切にしてほしい。
  美しい大地の思い出を
  受けとったときのままの姿で
  心に 刻みつけておいてほしい。

  そして、あなたの子どもの
  そのまた 子どもたちのために
  この大地を守りつづけ
  わたしたちが愛したように 愛してほしい。
  いつまでも。」

 このスピーチを聞いた白い人たちは、その後154年余りで
 この言葉の重さを理解できず
 
 自然を大きく破壊し続けて、世界中の人類の生存の危機を
 招いています。

 その事態の深刻さに全く気がついていない歴代の大統領
 そして、現大統領も。。。。

 自然のもつ価値の偉大さは、自然に接して生きている、
 開発途上国の人々のほうが深い理解が感覚的にあります。

 数字やお金など人間が作ったものでない「自然」の価値は
 「人間も自然の一部である」という
 認識を持つ人間にしか見えないのかもしれません。

 しかし、正しい自然観を持つ価値観だけが
 人類の生存を存続させる必須条件である事を
 人類みんなで共有しないと。。。。。

 その価値観を共有するためにも、
  地球規模の植林を広めて
 たくさんの人々に植林への参加を通じて「自然観」を
 正常化して頂くことを願っています。

すべては、人類がいつまでも生存をし続けるために!
そうだ!植林をしよう!!!

■人類だれでもできる究極の温暖化対策は?
世界平和の森づくり

予想通りの結果

2009-12-20 16:52:09 | Weblog
COP15の結論は結局明確な成果がなくて終了した。

予想通りと言っては失礼かもしれないですが

結局、地球上の人類社会はまだグローバルな発想で
対応するための価値観を共有できていないからです。

環境問題や犯罪の問題、国際金融の問題など国を越えて
対応しなければならない問題が山積しています。

そこでの価値観の根源は、国境や人種や文化や宗教の違い

を越えたところの価値観を共有しないと問題解決には
至らないからです。

自分たちの生活している地球環境を壊して、生活レベルを
あげてきた先進国がその責任を示しながら、
開発途上国に一緒にやろうよ、という提案をするべきです。

国を代表してきている人達が国益を無視して、
賛成が出来ません。

でも、この解決には国益ではなく、人類益を考えないと
解決に向けての話し合いは不可能です。

日本政府もやたら数字やお金だけを振りかざしても
各国の反応は余りいただけないのは、
ある意味当然だと思います。

今、人々が求めているのは人類共通の価値観に沿って、
模範的な行動する日本になった時ではないでしょうか?

数字の約束やお金を出すよではなく、もっと確かな貢献。

開発途上国の人民レベルから生活を改善しながら、
持続可能な世界作りに貢献することが、

世界の人々から尊敬され賞賛される民族になることが、
日本人が未来に生き残る唯一の道です。

壊れている地球にいて、お金や削減の約束を話すだけでは
意味がありません。

そのことが、一番わかっているのは、
資源を収奪されて環境が破壊されてきた旧植民地の
開発途上国の人々だと思います。

目の前で環境が劣化して、生活が厳しくなっているのですから。。

この痛みを同じ人類として共有する価値観を持たない限り
地球は人類が住めない荒廃した環境になるでしょう!

そんな中で一番確かで確実で地球益になり、
自分たちにも有益だと考えれれるのは、

地球に感謝の植林をする事です。

国境も人種も宗教の違いも越えて
「人類と地球の未来に確にいい事」と理解され、
直ぐに出来る行動は世界規模の植林を掲げて、
日本が率先して行動することです。

まず日本はアジアの森を利用して来たのだからアジアを
ヨーロッパはアフリカを
アメリカは南米を

お金だけでなく、人も行って一緒に植林をすること。
このような提案をすれば、拒否する理由はありません。

今回の地球環境問題は、数字や科学技術では解決できないのは
明確です。
自然に勝る科学技術を人類は手に入れていません。

しかし、自然の摂理にあった植林による
森林の劣化と減少の問題に

人類みんなで取り組めば、
必ず、今日よりより良い明日が開けます。


NHKの特集で放映!!

2009-12-17 19:54:17 | Weblog
私のプロフィールの写真より年数を経ていますが

NHKの海外ネットワークという番組の特集で
13年前から取り組んでいるオランウータンの保護活動を
中心にした特集が放映されます。

11月1日のバリの植林祭の模様は入らないかもしれませんが
11月1日の植林祭から3日~5日に現地取材をしてもらった
インドネシアでの活動が特集として放映されます。

チャールズ皇太子が人類にとって大切で貴重な地球のクーラー
である熱帯雨林をまもろう!と呼びかけておられますが、

その熱帯雨林を住まいにしてきたオランウータンが
絶滅の危機なのです。

国連の情報では絶滅まであと1分といわれています。
このままではあなたの子供や孫はオランウータンを
見る事はできません。

彼らは自然林の中の果物を食べて、
森を移動しながら生活をしています。

そうする事でより豊かな森が維持されます。

食べ物が絶滅するほどには食べない、
他の種類の生き物を傷つけないで生活しています。

ですから、熱帯雨林の生物多様性が守られて来たのです。

まさに「森の哲人」と呼ばれる名前がぴったりの動物です。

DNAレベルで人間と2%しか違わないといわれている
オランウータン

彼らの危機は、わたしたち人類の活動が招いてきました。

人間に一番近い霊長類であるオランウータンを守れないで
生物多様性を維持することは困難です。

この番組を通じて、理解が深まる事を願っています。

NHK海外ネットワーク

より良い未来のために!


もう直ぐゴールです!

2009-12-16 17:26:41 | Weblog
★ポンゴホゴチャレンジ マイケルと実希さんの情報!

新婚旅行で訪問したインドネシアで、熱帯雨林の惨状や
オランウータンの現状をしって、高校の授業で

絶滅の危機のオランウータンを救おう! という呼びかけに
「俺たちには関係ないし、何も出来ないよ!」という

高校の生徒の一言が、マイケルと実希さんを仕事を1年止めて
「日本を竹馬で縦断する」という壮大で
驚くようなチャレンジへの挑戦が始まりました。

今どこに?!
現在、四国を超えて宮崎県に挑戦中です。

今日(16日)の電話では、今週の前半は、山の中の行軍で雪も
混じり寒くて大変だった。

おまけに電池切れで通信が途絶えて一層、悲惨な状況だったと
いっていました。

「早くベットで眠りたい」1月5日に佐多岬に到着予定だそうです。

何はともあれ、これまでお二人とも元気に歩くことが出来てよかった
と思います。

あともう少し、元気にゴールする事を願っています。

これまで沿線のたくさんのご声援ありがとうございます!

マイケルも「宮崎さん私もうオーストラリアに帰れないよ」
というほどたくさんのいい出会いを頂いています。

あとひと息、

これから先も、見かけられましたら、是非、声をかけてあげて下さい!

二人のブログはコチラ→http://savepongo-japanese.blogspot.com/

エコプロダクツ展で思った事

2009-12-12 18:48:26 | Weblog
12月10日~12日までエコプロダクツ2009がビッグサイトで
行われました。

今年はNPOのアジア植林友好協会(AGFN)と
NPOボルネオ オランウータン サバイバル ファンデーション 日本
(BOS)の2箇所だけの参加しました。

2002年に行われました第4回のエコプロから昨年まで7年間出展し
ていた㍿ビーボコーポレーション(VIVO)の展示は参加しませんでした。

出展を始めたころは、出展者数も少なくタイトルの本当の意味の
「エコプロダクツ展」に沿った展示会だったように思います。

それが年を追う毎に大手企業の見本市的な様相になって、
どこがエコなの?かと判りにくい展示会になってきています。

そんな中で、弊社のような植林活動という地味な活動をアピールして
伝えることの難しさがあって、今年はあえてVIVOでの出展をしないで、
NPO活動だけの出展にしました。

例年、NPO活動のブースはさまざまな分野からの参加があって、
それぞれがエコに絡んでいて判り易いので展示を見て勉強になります。

NPO活動の中にこそ、
これからの「持続可能な社会の仕組み」を作って行く上でのヒントが
あると毎年感じています。

そこには古い価値観の企業の利益狙いや製品のPRでなく、
生活のため、人類が生き続けるために必要な大切な守るべき価値観を
求める活動があります。

近代の人類が歩んできた価値観の延長線上には、このように
地球規模で人類の文明によって環境が破壊されて

これから先平和で安心できる人類の生存を守れる保証はありません。

これまでの生活スタイルや企業活動のスタイルが正しいと
考えている人に新しい扉は開けることは困難です。

ですから、市民レベルで本当に大切な物を大切にする価値観を守り、
平和で安心な生活ができる社会を創るには、

わたしたち市民が賢い選択をする事が一番大切で、解決の早道です。

大切な物を犠牲にして利益を得るような製品を選択しない。

社会的な貢献度の低い企業の商品は購入しない。

持続可能な社会創りに沿った活動をしている企業の製品だけを
選び購入する。

みんながそうすれば、より良い企業だけが生き残り、
持続可能な社会作りのための、
正しい価値観による社会ができます。

エコプロ会場の他の見本市と変わらない大企業の大きく派手な
演出ブースを見ながら、今日で終わればゴミになって捨てられて、
それって本当に「エコ」なんだろうか?

そのようなことを感じながら、帰ってきました。

人類が生き残るために本当に大切なものは、酸素、水、食糧
あまり気にせず、たいした費用の支払ってこなかったけれど、
これからは違います。

これが安定して供給されるためには、
地球の水の循環、
大気の循環
栄養の循環など
地球のエコシステムが正常に守られる事が必須です。

科学が万能のような価値観の現代社会ですが、科学はまだまだ
自然の前では、まだまだ無力です。

このエコシステムの根幹は自然環境、
森林の環境の安定が不可欠です。

壊してしまって修復するための費用は、人類の生み出している
GDP以上の費用が必要です。

だから、完全に壊れる前に、そして、これは国や地域単位ではなく、
地球規模で考えないと対応不可能なほど深刻です。

CO2削減だけが目的ではなく、
その背景にある自然環境の修復が必須です。

だから、
そうだ!植林をしよう!!!

■人類だれでもできる究極の温暖化対策は?
世界平和の森づくり


オレ達人間も支援してほしい!

2009-12-09 19:35:33 | Weblog
「宮崎はオランウータンの支援に熱心だけれど、
 自分たち人間も支援して欲しいよ!
 なんで、オランウータンを救わなければならないのか?」

 という素朴な疑問をインドネシアで問いかけられました。

「えっ?」

 自分が日本の先兵となって、ジャングルの大木を短い時間に
 たくさん伐採してその結果、
 天然の森に住んでいたオランウータンの生息地を奪ってしまった。

 このことに気が付いたときから、
 森を追われたオランウータンを何とかしてあげたい、

 彼らがすめる熱帯雨林をこれ以上減らさないようにしたいと
 考えて支援を続けていたのです。

 そんな自分に現地の人達から投げかけられた素朴な問いかけです。
 
 人間は人間の生活が一番で、ほかの動物、生き物に対する配慮は、
 あとからと考えるべきなのだろうか?

 熱帯雨林をこれ以上減らさないように、
 地元の人々の生活も少しでも改善されるように
 棲家を失ったオランウータンを守りたい!

 そのような思いから、失われた樹木を植えて取り戻したいと
 植林活動を始めました。

 危機的な状況のオランウータの深刻さを招いたのは、
 人間の自然のサイクルを顧みないエゴな行動です。

 世界的にもオランウータンはスマトラ島とボルネオ島に
 のみしか生息していません。

 熱帯雨林の適正な生態系を守っている
 人類に一番近い霊長類の1種です。

 1900年には315千頭いたオランウータンは、
 今ではたった25,000頭に激減しています。 

 その原因は、熱帯雨林を伐採し材木として切り出し、
 農地として利用する開発などすべて人間活動です。

 これはインドネシアの人達が悪いと言う話しではなく、
 
 木材やパームオイルを安い価格で大量に消費する日本を始め
 先進国の人間がいるからであることを考えて、
 議論し、解決策に知恵を絞ることが求められています。

 また、地球は多様な生物で成り立つ「生態系システム」で
 成り立っていることを考えれば、
 
 「地球市民みんなの生存に係る問題なんだ」ということ
  一度、冷静に振り返って、実情を知って、
  今日よりよくなる明日のために、
         行動して欲しいと願っています。
子供たちの未来のために、


そうだ!植林をしよう!!!

マンガ 小冊子 無料プレゼント中!!
info-j@vivo.co.jp マンガそうだ植林をしよう小冊子プレゼント