先日友人に会った時、彼女は趣味の会の忘年会があったそうで、そのため
吉祥寺へ来たようだ。知的な友人のアドバイスが聞きたくて、私からお願い
して会った。その時あなたに会って欲しい人があるので、紹介された人は
大学時代の友人で、昔良家のお譲さんで高学歴、お金持ち、現在はタイラン
トな夫と暮らしているそうだ。東大出身の息子さんからは絶縁されたそうで
「可哀そうだから、あなたに会わして元気を上げたり、気づいたりして欲し
くて」と待たしてあったようだ。
昔はきっと美しかっただろうと思えるその人は、私から言わせると
「リコーバカ」で干物タイプの女性だった。暗い雰囲気で、猜疑心、ガンコ
非協調的、感謝の気持ちはみじんを感じられなかった。
心理カウンセラー的で言わせれば「アンハッピータイプ」で、私が創案した
「あなたはどちらのタイプ?」テストではおそらく満点だろうなと想像でき
た。しばらく話したが、同世代の私を見て只驚いているだけで、どうして
もっと素直になれないのだろう?友人は何とか私のカウンセリングルームに
通わしたいようだが、おそらく来ることはないだろう。
一言で言えば「リコーバカタイプ」を「リコーリコータイプ」にするのが
私の仕事で、世の中にはIQは高くてもEQ(心の知能指数)が低い人が多い。
自分を向上させるためには、自分の内面(性格、思考、価値観、行動パ
ターンなど)理解することがもっとも必要だ。色々なテストを使って自分の
内面を知り、そのネガティブな面をどのように変えるかが、「能里メソッド」
で、世界学会で発表したときも随分質問が多かったが、英語力のない私は
あまり説明できず残念だった。でも・・・社会的には裕福で恵まれた環境
なのに、感じない人が多いがまさしく「老人固有タイプ」だなと思った。
お気の毒な人だが仕方がない、私にとってはまさしく反面教師だと思った。