ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

反面教師のお手本に、新しい気づき

2020-12-16 07:25:01 | エッセー

 先日友人に会った時、彼女は趣味の会の忘年会があったそうで、そのため

吉祥寺へ来たようだ。知的な友人のアドバイスが聞きたくて、私からお願い

して会った。その時あなたに会って欲しい人があるので、紹介された人は

大学時代の友人で、昔良家のお譲さんで高学歴、お金持ち、現在はタイラン

トな夫と暮らしているそうだ。東大出身の息子さんからは絶縁されたそうで

「可哀そうだから、あなたに会わして元気を上げたり、気づいたりして欲し

くて」と待たしてあったようだ。

 昔はきっと美しかっただろうと思えるその人は、私から言わせると

「リコーバカ」で干物タイプの女性だった。暗い雰囲気で、猜疑心、ガンコ

非協調的、感謝の気持ちはみじんを感じられなかった。

心理カウンセラー的で言わせれば「アンハッピータイプ」で、私が創案した

「あなたはどちらのタイプ?」テストではおそらく満点だろうなと想像でき

た。しばらく話したが、同世代の私を見て只驚いているだけで、どうして

もっと素直になれないのだろう?友人は何とか私のカウンセリングルームに

通わしたいようだが、おそらく来ることはないだろう。

 一言で言えば「リコーバカタイプ」を「リコーリコータイプ」にするのが

私の仕事で、世の中にはIQは高くてもEQ(心の知能指数)が低い人が多い。

 自分を向上させるためには、自分の内面(性格、思考、価値観、行動パ

ターンなど)理解することがもっとも必要だ。色々なテストを使って自分の

内面を知り、そのネガティブな面をどのように変えるかが、「能里メソッド」

で、世界学会で発表したときも随分質問が多かったが、英語力のない私は

あまり説明できず残念だった。でも・・・社会的には裕福で恵まれた環境

なのに、感じない人が多いがまさしく「老人固有タイプ」だなと思った。

 お気の毒な人だが仕方がない、私にとってはまさしく反面教師だと思った。

 

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