ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

何事もないことが幸せ

2020-12-30 12:07:05 | エッセー

 スマホ使用不能になり3日間、下北沢ドコモショップ3回、表参道アップルストア

と駆け回った。友人のサポートも有難かったが、その結果処分したと思った種類が見つかり

昨夜復帰したがとても嬉しかった。私は何でも捨てるくせがあるが、これからはもっと慎重に

対応すべきだと肝に銘じた。人間は良い方にはすぐ慣れるが、その反対は大変なことで、そう

何年も使った訳でもないし、使いこなせてもないのに、精神的に随分落ち込んだ。

 今朝も地震があったが、日本はいつ地震が起きてもよいような、プレートの上に存在

しているようだ。事故、天災、病気、事件などに合わず、その日が無事で過ごせる当た

り前のことは、それだけで幸せと言えるかもしれない。

 今朝我が家で足を刺激する健康器具が無くなり、それは夫が動かしたに違いないが

「オレ何もしてないよ」と言う。いくら探して見つからず、あんな大きなものが

どうして?と、頭が変になりそうになりながら、家中探し回った。

 夫が出かけてからしばらくして、何と介護ベッドの下の死角にあったが、当人は全然

記憶できないのだから仕方がない。こんなことが一生続くのだと思うと気持ちが暗くなる。

 でも、「いけない、いけない、そんなことを考えては」と、自分を諭した今朝だった。

認知症の介護は、決して楽ではありません。

コメント
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