ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

ヨーガと私(4)

2020-12-05 08:41:00 | エッセー

 そこで指導していた時によく新聞広告で「ヨガ式催眠」と言う言葉があり

私にはそれがどんな意味があるのが、あまり理解できなかった。

 そんなある日ヨガセンターで「一日催眠法セミナー」があり、参加しその

時初めて催眠法のリラクゼーションを体感した。もしかしたらこれと同じよう

な感じが「ヨガ式催眠」ではないかと気づいた。もしヨーガ指導者として

これほどのリラックスした状態を生徒さん達に与えられたら、どんなに

素晴らしいだろうと感じた。そのためその日の講師の先生に早速入門した。

※ 佐保田鶴治先生

 先生は千葉在住でヨーガの先生でもあり、催眠法と同時に「ヨーガの精神性

について」いろいろご指導頂いた。その頃すでにヨーガについて沢山の著書を

出されていた、有名な「佐保田鶴治先生」がその道場でご指導し、私も2回

ほど直接ご指導頂いた。それから催眠法の元点は心理学と知り、その頃上智

大学で開かれた心理学講座に初めて参加したのをきっかけとして、都内には

さまざまな心理療法を指導する機関がある事を知った。ことに新宿の「朝日

カルチャーセンター」は、東大教授、日本医科大学、筑波大学などの有名な

大学教授が指導する講座があり、私はさまざまな心理に関する勉強をした。

※東大教授石川中先生(左上)神楽坂にあった先生の研究所で粘土ワーク

 その頃ヨーガは「健康法」としてマスコミでも取り上げられ、だんだん人に

知られるようになった。私は色々なヨーガの指導を体験したが、今までに

ない新しい指導方をいろいろ考えていた。それは、呼吸法、瞑想、音楽を取り

入れた準備体操、レッスンで最後にはリラクゼーションを取り入れ「体と心

呼吸を整えるヨーガのすべての基本に忠実」な私独自の指導法を創案た。

 その独自の指導法を「リラックスヨーガ」と名付けたが、その時代はまだ

「リラクゼーション」は一般的には知られていない言葉だった。

※田原法道先生と森定一先生 ダンススタジオ移転パーティ

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする