ようこそ~花日和へ♪
当ブログでは、 自宅の小さい庭でガーデニング、神社仏閣の参拝、史跡巡り
花や風景の撮影、郵便局の風景印集めやその他、趣味の記録メモとなっております(*´з`)~♪
※記事の更新は、管理人の気まぐれなペースで更新 してます。
2024年2月26日
旧岩崎邸庭園(重要文化財)
住所:東京都台東区池之端1-3-45
駐車場は、近場にある有料駐車場を利用。
入園料:一般400円
※参考サイト➡「旧岩崎邸庭園」
湯島天神、湯島四郵便局によってそのあと駐車場へ向かう途中に
看板を見つけて寄ってみることにしました。
この時は、そんなに大したことないだろうな~ぱぱっと見て凄かったなぁ~って
思う程度になめていた(;'∀')
受付から、砂利道の軽い坂道を登っていきます。
そして、この坂道を登りきったところに、ここは日本で間違いないでしょうか?って思える建物が
正面に見えてきます。
ここは、明治29(1896)年に岩崎彌太郎の長男で三菱第3代社長の久彌の本邸として造てられたそうです。
現存するのは 洋館・撞球室(洋館から地下道でつながっている)・和館(洋館の裏手)の3棟です。
また洋館は木造2階建・地下室付きで、鹿鳴館の建築家として有名な英国人ジョサイア・コンドルの設計で
近代日本住宅を代表する西洋木造建築なんだそうです。
いままで、そんなにたくさんではないけれど、自分の中で色々な文化財のお宅拝見してきたけど、ここは
自分の中では一番じゃないか?って思えるくらい見ごたえと感動がありました。
とにかく自分の語彙力なくて悲しいけど、「すごい!」って連発してしまう。
入口の警備の方に、建物内の撮影は大丈夫か聞いたところOKを頂きました~でもね、割と暗めなので
ピントぼけしてしまっています💦
※ちなみに、建物内は靴を脱ぎ靴を入れる手提げ袋に入れて回ります。袋は帰りに返します。
ここの洋館では、一つ一つ細かいものに目を向けるとこだわりポイントがたくさん見つかります。
☟まず入口(いわゆる玄関タイル)ですぐに目が行ったタイルです!ガラスで保護をされているのですが
ただのタイルではありません!英国製タイル(ミントン社製)なんですって!ミントンって名前、聞いたこと
ある方も多いと思います。他にもミントン社製のタイルが出てきます。
この建物、床、壁、天井、柱、とにかく細かいところにまでこだわりがあって驚かされっぱなしですよ!
とにかく広いお屋敷なのですが、ここ、暖炉もあちこちにあるのですが、オイルヒータも設置されていました。
見学中も、結構足が寒かったです~(>_<)
ちなみに暖炉は、のちガス式になっていたようです。(この暖炉も色々なデザインがありました)
しかも、オイルヒーターって、現在ではデロンギでシンプルなものを思い出しますが、ここの屋敷は違います!
こんな素敵なデザインのオイルヒーターなんてあるんだ?!ってくらい。
しかも、場所によって大きさや色まで変えてありました。
☟撮影したら紫に見えますが、実際は茶色です。
ちなみに、オイルヒーターはどこの物かわからなかったです。
ベランダのタイルもミントン・・・(゚Д゚;)
床だって、ただ板を並べただけではありません!寄木になっているんです。
天井だって豪華です!
この他の場所にある天井も素敵なのですが、紹介しきれない・・・・(。-`ω-)
見た目シンプルでなんじゃない書棚と思うけど・・・ここにもこだわりがあった!
戦争で没収されまいと、場所動かして保存するほど・・・しかも有名メーカだし。
各部屋の壁紙も素敵なんですよ!っで、その壁紙もこだわりがあった。
☟階段の手前にある柱でさえただの彫刻された柱ではありません。
↑個々の階段途中も撮影したかったのですが、この階段での撮影は撮影禁止になっていました。
☟こっちは、公開されていない階段ですが、入口からは見えたので♪
全部をご紹介できませんが、お立ち寄りできる機会があったら是非!
ここからは、お隣にある和の建物になります。
この和式から、いったん外に出て洋館の外観を拝見します!
最後に撞球室。ビリヤードなどができる建物へ。
一応、洋館から地下道を通っていけるようですが、見学は外から部屋を見ることしかできません。
これが明治時代にこのような建物が建てられたうえ、建物の中身、あらゆるものがこだわりの詰まったもの。
恐るべし三菱財閥って思っちゃう(゚Д゚;)
ちなみに、紹介しきれてないのですが、細かい部分をいえば照明器具なども素敵でしたよ
いや~もう、おなか一杯ってくらい大満足な重要文化財でした( *´艸`)