迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

何だか寂しいにゃ

2013-09-25 16:46:30 | つれづれ
お彼岸でお参りにいらした方のお話を聞いたら

先日の地震の被害が少なからずあったそうで、あらためて驚いた。

震度5強、というのはそれなりに影響が大きいんですねえ。


同じ震度でも、場所によって揺れの差(大きさ、方向)が違うので、

わが家では乱雑な本棚の本がばらばら落ち、

3.11でやられたままの本堂内の壁が一部剥落したぐらいで、

何とか大丈夫だったなあと思ったのは大間違いだった。

ところどころのお墓で、墓誌が倒れたり燈篭がずれたり

というところもあった。


ふと忘れかけていた地震の怖さをまたまた体感して

ああおんなじだ、なんも変わっていないと何だか悲しくなった。


汚染水の問題で延期になっていた沿岸の試験操業が始まり、

獲れた魚は国の基準より厳しい基準で検査しているとのこと。

基準を超えたものが出回ることは(一応)無い。

出荷が始まった米も同じ。

けれど限りなくゼロを求めるのが消費者。


生産者も疑心暗鬼の消費者もどちらも守るなら、

国の基準を徹底的に厳しくすること、しかない。

数値を厳しくして、それでもその数字を超えて出荷できないぶんについて

国が補償をすればいいんだ。


猫の“かる”がいなくなって数日がたったけれど、

かるの出入りのため家じゅうの部屋の戸を

少しだけ開けておいた習慣が抜けなくて困る。

喪失感が大きくて、元気がでません。










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