迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

近況

2017-09-28 13:47:16 | つれづれ
お彼岸が明けて爽やかな日が続いていましたが

一転して昨夜から雨。

こんな日は何もやる気が起きず

録りためたテレビ番組をだらだら見て過ごしました。

全国のお勧めトレッキング・ベスト10みたいなのを見て、

「いいなあ、行ってみたいなあ」と思いましたが、

現状の私が歩けそうなのは、

裏磐梯の五色沼散策、あとは奥入瀬ぐらいかなあ。

もう、高低差のあるところを歩くのは自信がありません。

うちの寺の墓地だって無理です(けっこうきつい)。

でもこれから少しずつ紅葉も始まっていい季節ですよね。

熊が出ないところならがんばって歩いてみたいです。




テレビついでですが、

連続ドラマの『やすらぎの郷』って番組知ってます?

倉本聰さんの。

なにげに途中から見はじめたんですが、

昨日今日と、いわき が、画面に登場しまして、

今日なんか小名浜の ちーなん食堂(ある意味地元で有名)で

石坂浩二さんと若い女優さんがラーメンを食べるシーンがあって、

ぜんぜんシチュエーションは違うけど、

ふと、『北の国から』の、三日月食堂 を思い出しました。

(「子供がまだ食ってる途中でしょうが!」の食堂です)

なんてったって倉本さんですからねえ。


石坂浩二さんが、海岸で津波で亡くなった昔の恋人を偲ぶシーンは

私には、どこの場所だかわかりませんでしたけど。




先日、とってもお天気の良かった日に、

海のほうに行って見ました。

昔からよく家族で海水浴に出かけていたところです。

でも、津波の被害が大変大きかったところでもあります。

そこがすっかり整備されて(高い防波堤が続いてます)、

様変わりしていました。

まだ住宅地側は工事が続いているみたいで

砂埃があがっていましたが。


この夏、ここの浜は震災以降初めて、

海水浴が解禁になりました。

でも海遊びには涼しすぎる日が続いていましたからねえ。

実際の賑わいはどんなだったのか、

だれもいない浜辺からは想像も付きません。

静かでとても美しい海でした。







ちょうど幼稚園から帰ってきた たい・れん に、

地元の海を見せたくて、つれて行ったのですが、

大喜びで波と追いかけっこをして、

あっという間にビショビショに。





ずっと、地元の津波の被害のあった海沿いには足が向けられませんでした。

折々に捜索が続けられている場所に

むやみに足を踏み入れてはいけないような気がして。



それにしても、この日の、子供たちの足許に届く波は穏やかでした。








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