迦羅求羅虫

小さな寺の日々の出来事

雪・雪・雪の一日でした~

2014-02-06 15:35:44 | 家族
昨日からの大雪。

つくりん、たいちゃんの二人は大喜びでしたが

大人の事情はそうとはいかず、2日間の雪かきで体がバキバキです。

おまけにソリも引っ張ったしね。





それにしてもタイヤのあたりまで車が埋まってしまうなんて

こんな大雪は子どもたちが小さかった時以来覚えがないなあ。

当寺は参道が石段になっていて、駐車場を横切って

道路に出るまでの距離がちょっとあります。

その駐車場もそこそこ広いので、全部の除雪は非力なスコップだけでは、

もう無理。

今日は日曜日でもあり、ご法事がいくつかあって

急きょキャンセルのおうちもあったのですが、

予定通り見えられた門徒さんは大変でした。

駐車場の雪かきできず、申し訳ありませんでした。

明日は、定例同朋の会。

融け残った雪の再凍結が心配です。



二人とも、雪の上で寝ころぶなんて生まれて初めての経験だね。










古都散歩

2014-02-06 13:35:07 | つれづれ
京都での会議の翌日にナムナム大集会が催されると聞いたので、

今回は後泊しました。

午前中は時間があったので、ちょっと懐かしい場所へ行ってみよう思い立ち、

昔々の下宿先へ。


相国寺西門前、同志社そばのその場所に、あのころと変わらない長屋がありました。




建物の中ほどに、私のお世話になっていたお宅があります。

昔も古かったと思うんだけど、直し直して大切に暮らしているんですね。

長屋の天井裏の端から端まで、ネズミが駆け抜けていって

凄まじい騒ぎの夜もあったっけ。

大家さんのおばあさん姉妹が1階。

私と友人が2階の一部屋ずつを使っていました。

お風呂もあったけど、おばあさんたちは風邪を引くからと言って

あまり焚いていなかった。

私たちは銭湯へからころと。

いつものところが休みの時は、広くて暗い相国寺の境内を通り抜けて行きました。


その相国寺。

雪が降ってきた。




併設の美術館で円山応挙展をやっていたので、眺めてきました。

一人でこんな時間を過ごすなんて贅沢だなあ。



そして、ナムナム大集会。



水俣の話も、祝島の話も、もちろん福島の話も重くて大事で、

せつない。

前日の会議でも繰り返し話に出た、「国」「国家」

そしてそれと向き合う個なる私。

私たちはもっともっとこの国のことを真剣に考えなくてはならないだろう。