俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句007・拳01・堀内薫

2010-09-06 01:06:14 | 五体俳句

●五体俳句007・01・堀内薫

 

芒の穂握の中通す」(堀内薫01)

季語(芒・秋)

今回とりあげる五体は「拳」。多くの場合「拳」は固く握りしめられていることが多いのですが、ここではゆるく握った拳の間を芒を通しています。芒の触感も感じられるような気がします。



堀内薫(ほりうちかおる)(1903~1996)

代表句「運動会今金色の刻に入る」02

季語(運動会・秋)

奈良県出身。京大文学部卒。教員生活を続け、のち甲子園大学教授。俳句は1935年頃「京大俳句」において→平畑静塔に師事、戦後「天狼」、「七曜」創刊当初より、それぞれ→山口誓子・→橋本多佳子の指導を受ける。1956年「天狼」同人。1963年多佳子没後の「七曜」主宰。

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