俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句009・近01(空間)・原田濱人

2010-09-18 00:35:25 | 次元俳句

○次元俳句009・01(空間)・原田濱人

○「馬追の最もく聞ゆなり」(原田濱人01)

○季語(馬追・秋)


【鑑賞】:馬追は秋の虫。スイッチョと鳴きますが、馬子が馬を追う声に似ているのでこの名前があります。
 いろいろな秋の虫の声がしますが、「すいっちょ」の声が最も作者に近く聞こえます。


原田濱人(はらだひんじん)(1884~1971)

○好きな一句「暖に投げ棄てゝある箒かな」02

○季語(暖か・春)

【Profile】:静岡県浜名郡出身。広島高等師範卒。滋賀県立中学をはじめ各地で中学教員を勤め、1914年奈良県郡山中学赴任中より「ホトトギス」に投句を始め、俳誌「みつやま」を発刊。1922年沼野中学赴任、俳誌「すその」選者となり、同誌上で「ホトトギス」の主張に反駁し、離反する。1932年浜松移住。1939年「みずうみ」創刊。

コメント