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俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■特集俳句699「雷避けてきて独酌の高き椅子」(『架橋』1962)(林徹)

2025-05-07 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句699・唯我独尊俳句3「独」・林徹05・2025-05-07(水)
○「雷避けてきて独酌の高き椅子」(『架橋』1962)(→林徹05)
○季語(雷・三夏)(「俳句界201206」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5検索6【→俳人一覧(いいいたせそちつてとぬねのへほむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「唯我独尊俳句」第3弾は「独」。雷雨を避けて入ったバーのカウンター。句からは孤高の心境が感じられる。

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■特集俳句698「殺された者の視野から我等も消え」(『櫻島』1975)(→鈴木六林男12)

2025-04-27 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句698・「唯我独尊俳句2」我・鈴木六林男12・2025-04-27(日)
○「殺された者の視野から我等も消え」(『櫻島』1975)(→鈴木六林男12)
○季語(無季)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5検索6【→俳人一覧(いいいたせそちつてとぬねのへほむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「唯我独尊俳句」2回目は「我」。戦争においては「殺された者」と「殺した者」とは同義語である。

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■特集俳句697「天地の唯一枚の春落葉」(『愁絶』1971)(野見山朱鳥)

2025-04-22 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句697・「唯我独尊俳句1」唯・野見山朱鳥07・2025-04-22(火)
○「天地の唯一枚の春落葉」(『愁絶』1971)(→野見山朱鳥07)
○季語(春落葉・晩春)(「角川俳句201610」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5検索6【→俳人一覧(いいいたせそちつてとぬねへほむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:晩春に新芽を出す前に古葉を落とす常緑樹。その落ち始めの一葉。天地(あめつち)の唯一無二の春落葉である。

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■特集俳句696「森が抱く春禽の数入学期」(『雪しろ』1959)(野澤節子)

2025-04-17 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句696・抱腹絶倒俳句10抱・野澤節子05・2025-04-17(木)
○「森が抱く春禽の数入学期」(『雪しろ』1959)(→野澤節子05)
○季語(入学・晩春)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5検索6【→俳人一覧(いいいたせそちつてとぬねへほむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「抱腹絶倒俳句」10句目は「抱」。「春禽(しゅんきん):春の鳥」と「入学期」の季重なりであるが時間の短い「入学」を採る。森の鳥たちがとりどりの鳴き声で入学を祝っている。

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■特集俳句695「野遊びや食つて空腹思ひ出す」(小野あらた)

2025-04-09 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句695・抱腹絶倒俳句9腹・小野あらた05・2025-04-09(水)
○「野遊びや食つて空腹思ひ出す」(→小野あらた05)
○季語(野遊び・晩春)(「角川俳句201705」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5検索6【→俳人一覧(いいいたせそちつてとぬねへほむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「抱腹絶倒俳句」第9弾は「腹」。食事をとることも忘れて野遊びに夢中になっていた。少しお腹に入れたとき空腹であることに気づいたのだ。

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