○特集俳句699・唯我独尊俳句3「独」・林徹05・2025-05-07(水)○「雷避けてきて独酌の高き椅子」(『架橋』1962)(→林徹05)○季語(雷・三夏)(「俳句界201206」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3・検索4・検索5・検索6】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:「唯我独尊俳句」第3弾は「独」。雷雨を避けて入ったバーのカウンター。句からは孤高の心境が感じられる。
○特集俳句698・「唯我独尊俳句2」我・鈴木六林男12・2025-04-27(日)○「殺された者の視野から我等も消え」(『櫻島』1975)(→鈴木六林男12)○季語(無季)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3・検索4・検索5・検索6】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:「唯我独尊俳句」2回目は「我」。戦争においては「殺された者」と「殺した者」とは同義語である。
○特集俳句697・「唯我独尊俳句1」唯・野見山朱鳥07・2025-04-22(火)○「天地の唯一枚の春落葉」(『愁絶』1971)(→野見山朱鳥07)○季語(春落葉・晩春)(「角川俳句201610」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3・検索4・検索5・検索6】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:晩春に新芽を出す前に古葉を落とす常緑樹。その落ち始めの一葉。天地(あめつち)の唯一無二の春落葉である。
○特集俳句696・抱腹絶倒俳句10抱・野澤節子05・2025-04-17(木)○「森が抱く春禽の数入学期」(『雪しろ』1959)(→野澤節子05)○季語(入学・晩春)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3・検索4・検索5・検索6】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:「抱腹絶倒俳句」10句目は「抱」。「春禽(しゅんきん):春の鳥」と「入学期」の季重なりであるが時間の短い「入学」を採る。森の鳥たちがとりどりの鳴き声で入学を祝っている。
○特集俳句695・抱腹絶倒俳句9腹・小野あらた05・2025-04-09(水)○「野遊びや食つて空腹思ひ出す」(→小野あらた05)○季語(野遊び・晩春)(「角川俳句201705」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3・検索4・検索5・検索6】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:「抱腹絶倒俳句」第9弾は「腹」。食事をとることも忘れて野遊びに夢中になっていた。少しお腹に入れたとき空腹であることに気づいたのだ。
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