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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句009・断定01・透次

2010-09-22 04:11:47 | 方法俳句

●方法俳句009・断定01・透次

方位とは稲穂の垂るる向きのこと」(→透次09)

 稲穂がほぼ同方向に垂れています。たわわに実った稲の重みがそうさせているのですが、世の中のすべての事象に先んじて稲穂こそが「方位」という言葉を独占しているような気がしたのです。それを「向きのこと」と断定しました。俳句の方法の一つである「断定」です。俳句では、多少無理があったとしても、先に言いきってしまったほうが説得力を持ちます。

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