俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句009・膝01・桂樟蹊子
○「曼珠沙華膝いだくとき波無限」(桂樟蹊子01)
○季語(曼珠沙華・仲秋)
【鑑賞】:膝を抱く、という姿はいわゆる「体育座り」の格好だと思うのですが。海に向いた曼珠沙華の丘に座っているのでしょうか。「波無限」とあるのでしばらくの時間の経過が想像されます。
○桂樟蹊子(かつらしょうけいし)(1909~1993)
○好きな一句「芙蓉咲く風の行方の観世音」02
○季語(芙蓉・初秋)
【Profile】:京都生まれ。俳句は1931年、→水原秋櫻子門に入り、1935年、京都馬酔木会を結成、翌年馬酔木賞。1937年より同人。1947年俳誌「学苑」創刊主宰。1951年「霜林」と改題。