俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句009・膝01・桂樟蹊子

2010-09-20 09:09:16 | 五体俳句

五体俳句009・01・桂樟蹊子

曼珠沙華いだくとき波無限」(桂樟蹊子01)

○季語(曼珠沙華・仲秋)

【鑑賞】:膝を抱く、という姿はいわゆる「体育座り」の格好だと思うのですが。海に向いた曼珠沙華の丘に座っているのでしょうか。「波無限」とあるのでしばらくの時間の経過が想像されます。



桂樟蹊子(かつらしょうけいし)(1909~1993)

○好きな一句「芙蓉咲く風の行方の観世音」02

○季語(芙蓉・初秋)

【Profile】:京都生まれ。俳句は1931年、→水原秋櫻子門に入り、1935年、京都馬酔木会を結成、翌年馬酔木賞。1937年より同人。1947年俳誌「学苑」創刊主宰。1951年「霜林」と改題。

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