俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句009・黄02・鈴木しづ子

2010-09-21 17:49:14 | 色彩俳句

●色彩俳句009・02・鈴木しづ子

 

○「あきさめや指をそめたる塗料の」(鈴木しづ子01)

季語(あきさめ・秋)

 塗料を何に塗ったのかは明らかにされていませんが、鮮やかな塗料の黄色が指についてしまいました。折りしも外は秋雨が降っています。「夏みかん酢つぱしいまさら純潔など」の句で知られる伝説の俳人鈴木しづ子の句です。

 

鈴木しづ子(すずきしづこ

代表句「夏みかん酢つぱしいまさら純潔など」02

季語(夏みかん)

1919年、東京神田に生まれる。東京淑徳高等女学校卒。1943年より→松村巨湫主宰「樹海」に投句。1946年2月に第1句集「春雷」、1951年12月に第2句集「指環」を刊行。奔放な句によって俳壇にセンセーションを巻き起こす。生死は不明。

コメント