俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句010・蒼01・風天
○「蒼き月案山子に命やどすよう」(風天01)
季語(案山子・秋)
「風天」とは「男はつらいよ」の寅さん、こと渥美清の俳号。「月」と「案山子」は秋の季重なりですが、そんなことはどうでもいい。なにしろ風天の寅さんが作った句です。日本全国を廻ったロケ地のどこで詠んだ句なのでしょうか。その他の句には「ぬれた眼でなにを見ている仔馬」02などがあります。
○風天(ふうてん)(1928~1996)
代表句「夢で会うふるさとの人みな若く」03
季語(無季)
本名、田所康雄。東京都台東区生まれ。『男はつらいよ』シリーズは48作を数える。