赤羽から志村城跡
「薬師の泉庭園」は板橋区立の公園で、江戸幕府8代将軍・徳川吉宗も訪れたという湧水池を中心とした池泉回遊式庭園。
中山道沿いにあるこの庭園はかつて「大善寺」という寺院の境内にあたります。大善寺は室町時代に開かれたという江戸の古刹で、徳川吉
宗がこの志村周辺で鷹狩をした際に大善寺に立ち寄り、境内にあったこの湧水による清水の美しさ(美味しさ?)に感動したから本尊の薬師
如来に「清水薬師」と名付けられ、そこから中山道のこの坂も「清水坂」と呼ばれるようになったとのこと。
一里塚は、慶長9年(1604)徳川家康が秀忠に命じて江戸日本橋を起点とする全国の街道沿いに、1里(約4km)毎に築かせたものです。
以来、旅人にとっては道のりの目安や、塚に植えられた榎などによる木陰が休憩場所となりました。しかし、明治になると永年の風雨などに
よる劣化や、鉄道の発達などによる交通体系の変化により荒廃が進み、明治9年(1876)には「一里塚廃毀」の法令も出され、全国的に取り
壊しが進んだと思われます。
見次公園は東京都板橋区前野町にある板橋区立公園。東京都区内には数少なくなった湧水による池がありボートによる遊覧ができる。
板橋区内では同じく池のある赤塚溜池公園・浮間公園同様に親しまれている。 -Wikipedia
(薬師の泉庭園~見次公園 : 東京都板橋区 2012.07.16 撮影)