ヒメケマンソウ(姫華鬘草)は、ケシ科コマクサ属の多年草です。原産地は北アメリカで、カナダやアメリカ合衆国の東部の山地に生える。
草丈は20センチから30センチくらいになります。根際から束になって生える葉は羽状に細かく切れ込む。開花時期は6月から8月に咲き、
華鬘草(ケマンソウ)と駒草(コマクサ)の中間くらいの小さな紅紫色の花が集まってぶら下がる。
花弁は4枚あり、外側の2枚は反り返り、内側の2枚は細くて真っ直ぐ突き出る。雄しべは6本である。花の後にできる実はさく果(熟すると下
部が裂け、種子が散布される果実)である。全草に毒があるので注意が必要です。
(上野東照宮ぼたん苑 : 東京都台東区 2018.04.19 撮影)