牡丹には二期咲き(早春と初冬)の性質を持つ品種があり、このうち冬咲きのものが寒牡丹と呼ばれています。寒牡丹の花は自然環境に
大きく左右され、着花率が低く、二割以下といわれています。そこで、花の少ない冬にお正月の縁起花として抑制栽培の技術を駆使して
開花させたものが冬牡丹です。春夏に寒冷地で開花を抑制、秋に温度調整し冬に備えるという作業に丸二年を費やし、厳寒に楚々とした
可憐な花をつけます。 見ごろは10日前後先になるのだろうか。 (上野東照宮ばたん苑HPより引用)
(上野東照宮ぼたん苑 : 東京都台東区 2019.01.04 撮影)