昭和20年代に製造され、昭和36年から44年まで川崎製鉄千葉製鉄所で資材や原材料の運搬に使用されたC型タンク飽
和蒸気機関車NSUです。廃車後千葉市に譲渡され、市内の公園に静態保存されました。アスベストが使用されていること
が判明し、一時期は解体か?と言われましたが、千葉市がアスベスト除去と再塗装を施し、今も子供達のアイドルです。
鉄のモニュメントは「過去と未来をつなぐタイムトンネル」と題され、巨大な縄文土器を連想させるとともに、自然と調和した文
化を1万年ものあいだ育んできた縄文人の英知を現代に甦らせ、千葉市を緑と水辺の都市へ導く“タイムトンネル”をイメージ
している。中央の土器は、世界的に有名な加曽利貝塚から出土した縄文土器をモデルとして、約5倍の大きさに拡大し、縄
文時代とほぼ同じ方法でつくられている。
このモニュメントは、1990年(平成2年)4月から9月まで大阪市で開催された“国際花と緑の博覧会”に千葉市が出展したも
ので、のちに千葉公園に移設された。
(千葉公園 : 千葉市中央区 2018.01.30 撮影)