のぶさんの花便り

デジカメと花に夢中な《のぶさん》ですが
これからは、風景やスナップにチャレンジ

花図鑑 カ行 その6

2021年09月16日 00時56分56秒 | 写真

 
クロッカスが早春の日を受けて一斉に花開く様子は、まばゆいばかりで、春の訪れを感じさせてくれます。小さいながらも存在感があり、霜や
凍結にも負けずに元気に咲くキュートな花は親しみもあり、古くから栽培されてきました。小型の球根草花なので、ちょっとしたスペースで手
軽に花が楽しめ、ヒアシンス同様、水栽培も容易です。また、芝生の中に三々五々と植えると、いかにも自然な雰囲気を醸し出すことができ
ます。原種は80種ほどあり、園芸品種も多数育成されています。最も古くから栽培されているのがサフランで、紀元前から薬用・料理用に利
用されてきました。花壇植えなど観賞用では、クロッカスの代表格ともいえる早咲きの‘ラージ・イエロー’や‘イエロー・マンモス’、そしてその
あとに続くように咲くベルナス種の紫や白の品種が一般的です。2月に咲く寒咲き系には、C・シーベリーやC・クリサンサスなどの小型種があ
り、品種も多く花色のバラエティに富んでいます。  
2006.03.12 撮影   みんなの趣味の園芸 NHK出版 (shuminoengei.jp)より抜粋

 
クンシランは春に咲く豪華な花だけでなく、つややかな葉を一年中楽しめる多年草です。株の寿命が長いので、世代を超えて長年育て続け
ていく楽しみもあります。
名前にランがついていますが、ラン科ではなくヒガンバナ科クリビア属の植物で、クリビア属は南アフリカに4種が知
られています。もともと「クンシラン」はクリビア・ノビリスの和名ですが、現在ではクリビア・ミニアタ(ウケザキクンシラン)が一般にクンシランと呼
ばれています。クリビア・ミニアタは森林の半日陰地に自生し、弱光、乾燥には強いものの、強光や過湿に弱く、日ざしが強すぎると葉焼けを
起こし、水を与えすぎると根腐れを起こします。 
2006.04.06 撮影   みんなの趣味の園芸 NHK出版 (shuminoengei.jp)より抜粋

           
一般的にケイトウと呼ばれるものは、炎のような鮮やかな花色で秋の花壇を彩り、古くから親しまれているなじみのある花です。ニワトリのトサ
カに似ていることから「鶏頭」と呼ばれ、花房の先端が平たく帯状や扇状に大きく広がり、これがよく目立つのが大きな特徴です。 
2005.08.30 撮影   みんなの趣味の園芸 NHK出版 (shuminoengei.jp)より抜粋

 
コウホネは全国の湖沼、池、川などに群生する抽水性の多年草。根茎のゴツゴツした感じが骨に似ているので河骨、川骨と書く。
根茎が泥中を横走するが、繁殖力はアサザなどと比べると遅い。 葉は濃緑色で艶があり、長楕円形で基部は矢尻形で長さ30cmを越えるも
のもある。 花期は6~10月。3~6cmの濃黄色の花が咲く。 花びら状のがく片5枚、その内側に15~30枚の内側に巻いた花弁がある。
 ヒメコウホネとの簡単な違いは、コウホネの葉が長楕円形で気中葉に対し、 ヒメコウホネは円心形で浮葉形である。 
2005.09.12 撮影  大阪府立環境農林水産総合研究所 (kannousuiken-osaka.or.jp)より抜粋 

 
コエビソウは常緑の低木状になる多年草で、周年開花の性質が強く、冬に暖かい場所で管理すればほぼ一年中咲き続けます。
朱色の苞が重なったユニークな形がエビのように見えて美しいですが、その間から出る白い花はあまり目立ちません。丈夫で育てやすく、
熱帯植物ですが寒さにも比較的強いので、関東地方南部では戸外でもよく冬越しします。生育場所によって株姿が変わり、日光によく当て
るとコンパクトに育ちますが、暗い場所では茎がつる状に伸びます。一般には小型~中型の鉢物として楽しまれますが、半日陰の花壇など
に植えると春から秋まで長期間開花するのでおすすめです。苞が黄色の‘イエロー・クイーン’があるほか、葉に斑が入った品種もあります。
2005.06.23 撮影   みんなの趣味の園芸 NHK出版 (shuminoengei.jp)より抜粋  

 
南アフリカ原産、キク科の常緑低木です。95種あるユリオプス属のひとつで、その中でもゴールデンクラッカーはバージネウスという品種です。
同じ仲間に日本でも古くから親しまれているユリオプスデージーがあります。
枝は松葉を細かくしたような細い感じで、その先端に1cmほどの
黄色い花を枝いっぱいに付ける姿はまさに「花がはじける」といった形容がふさわしく、ゴールデンクラッカーの名前もそこから来ているので
しょう。   2005.11.14 撮影  ヤサシイエンゲイ (yasashi.info)より抜粋

 
キク科ピクノソルス属の観賞用の花。黄色の球形の頭状花序が特徴。旧属名のクラスペディアと呼ばれることが多い。
多年草、直立し、高さ、普通、40~100㎝。茎は少数、分枝せず、直立し、少なくとも下部に密に白色の羊毛状の毛がある。根生葉は少数、
線形~線状披針形、茎葉は線形~線状披針形、ほとんどが、長さ10~30㎝×幅4~12㎜、鋭形、先に腺があり、両面に伏した白色~灰色
の綿毛がある。複合の頭状花序は球形、直径8~35㎜、単生、一般的な総苞は無い。複合頭状花序に頭花が70~200個つき、頭花の苞は
披針形、長さ4~5㎜、草質、褐色、狭い薄膜質の縁と黄金色の薄膜の先をもつ。頭花に筒状小花が3~8個つき、小花は黄色。 
2005.05.25 撮影   三河の植物観察 (mikawanoyasou.org)より抜粋 

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