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跳箱

跳び箱でも飛箱でも飛び箱でもとびばこでもいいけどそこはそれ跳箱なんです。体育日和のお供にどうぞ。

家庭内ネットワーク

2005-06-07 02:08:13 | 通信
電力線通信の実現へ、大手家電メーカーが標準化団体を設立
より。

この間、まちがっちゃったがゆえに家庭内のLAN構築率がどうも17%かそれ以上らしい、ということに気がついたんでどうも日本の家庭内LANはそろそろ

ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか

飛鳥新社

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を迎えそうなのかしら?と考えているんですがどんなもんでしょ?

それが正しいとするとCEPCAの設立タイミングはギリギリな感じがします。ところで、デジタルテレビ情報化研究会もそうなんですが、なんで家電メーカーってのはもう一方のステークホルダーを入れないで標準化団体作るんでしょう?

仲良くやってよ。

無印良品、MVNO参入を検討?

2005-05-29 01:51:53 | 通信
"携帯電話"についてのアンケート
より。

無印良品では携帯電話をお使いの皆さまに、いまや生活必需品となった携帯電話をどのようにお使いになっているか、どのようにお感じになっているかお伺いしたいと思い、アンケートを実施いたします

なんだと。

このアンケートは実態・意識調査であり、必ずしも開発・発売を前提とするものではありません

ってことですが、まあ、検討していることは確かってことでしょう。言われてみればMVNO事業者になるのにピッタリなポジショニングしているブランドだし。

DoCoMoの観測気球

2005-05-27 02:26:32 | 通信
ドコモ「2G端末の新規開発を年内に停止すると決めていない」
より。

NTTドコモは5月26日,第2世代携帯電話(2G)サービス向けの新規端末の開発を年内発売予定の2機種程度を最後に停止するとの一部報道に対し,「現時点でそうした決定はない」と説明した

だそうで。

さっき、世代交代にふれてってエントリーで一社一システムしか維持できないって話を書いたけど、今回の件についてDoCoMoはポケベルのサービス停止やPHSのサービス停止予告のときと同じで観測気球を揚げていたらしい。

というより、PDC止める気まんまん、ってことがビシバシ伝わってきて意味も無く不安になります。

イーアクセスあれこれ 一応その2

2005-05-25 16:09:30 | 通信
イー・アクセスがモバイル向けWiMAXの利用を総務省に提案
より。

同社は第3世代携帯電話サービスへの参入を希望しており,WiMAXをその補完に利用したいとしている。具体的には,トラフィックが集中するエリアで携帯電話網と分散処理することで周波数の利用効率を上げたり,高速・高スループットを実現する手段としての利用を想定。2009年ごろのサービス開始を希望

だと。

なるほど、同一ユーザーに対して付加サービスとして提供することを想定しているわけね。

ふーむ、ユーザーから見て網切り替えは隠されるようなイメージが湧くのでモバイルIPとかシングルサインオンとかいろいろな周辺技術の成熟もこのサービスの実現のためには前提条件となってきそうです。

まあ4年もあればなんとかなるかも。

ところでイーアクセスのリリースに出ていたFMCを見据え、ってのはどういう意味なんだろう?802.16eで802.11を置き換えるんだからそこは自由にやらせちゃえ、でもって適当に敷設した802.16eがあるところではそっちを経路に使うこともできるようにしとけば自前で802.16eインフラ敷設しないですむし~、ってことか?FMCっていうよりWLLな気がするんだけど読めてないのかなぁ。

どっちがいいんかねぇ

2005-05-24 05:50:35 | 通信
FCC、VoIP業者による911番接続を義務付けへ
より。

いままでVoIP事業者を散々野放しにしていたFCCがいまさら911への対応義務化に走ったと。資本力が無い会社は全国(てゆうか全世界)展開あきらめるしかないだろうね。さもなければ大手が卸サービス始めるの待ってぶら下がるか。日本みたいになっていくのかなぁ、つまんねーの。

日本では総務省が0AB-J番号付与に厳格な基準を定めて110等の特番対応できないVoIP事業者の参入を防いだが代わりに面白いサービスの芽もつんでしまったのと対照的な政策ですが落ち着くところはおんなじ様なところになりそうで。


イーアクセスあれこれ、といきたいけど、永井さん、もうちょっと整理してね。

2005-05-23 18:18:00 | 通信
イー・アクセス、WiMAX採用に意欲--2009年の商用化を目指す
より。

イーアクセスがWiMAXでHSDPAだと。帯域不足は固定通信との融合で凌ぐぞと。おーい、これじゃぁよくわかんねぇーよ、落ち着いて記事書こうね。

イーアクセスは2006年に携帯電話事業に参入しようと考えていて、そのために現預金等で1000億円仕込んでるだよね?

でも2006年に携帯電話事業に参入しても市場は無線通信のブロードバンド化競争が進むはずだし、HSDPAであってもセルサイズが携帯電話スケールである以上、収容密度向上には限界があるんで、なんらかの手段でより高速な通信サービスを提供できないと比較競争優位が保てそうに無い、ってな感じの将来の事業リスクが見えてます、と。

そういった高速通信需要を拾っていくためにイーアクセスは2009年を目処にWiMAXを利用したサービスの追加投入を検討していて、HSDPAを利用した携帯電話サービスとWiMAXを利用した無線LANサービスの二本立てにしていくつもりらしい、と。

そーゆう意味ですか?

それからここで言っているWiMAXってのはどうも説明のしかたからすると802.16eを指しているみたいですが、跳箱はこの技術が触れ込みどおりの性能を発揮してくれるか少々懐疑的だったりします。(いぢったことないからなだけなんだけどね)

うーむ、なんにしても手元の現金が1000億円きりではカネが足りるかどうか謎です。携帯電話事業開始後スゲー勢いで加入獲得に成功して将来価値がデカい、という評判を取らないと誰もカネ貸してくれそうにないし、まして増資引き受けてくれそうも無いです。最初が肝心ですな。

どっちにしてもカネかかりまくりそうですが後発事業者がHSDPAとWiMAX、二重投資していく、ってのはいかがなものか?言ってるだけならタダだからいいんだけどね。

それからどうせだったらAlcatelとADPによるW-LANサービス参入の件とかも言及しておいてくれたらよかったんだけど無理かな?

野村総研、飽きずに法螺を吹く

2005-05-21 01:45:50 | 通信
ADSLの伸びは終息、光ネットワークの本格展開は2007年
より。

野村総合研究所(NRI)は5月19日、今後5年にわたる日本の情報技術の進展を予測した「ITロードマップ」を発表した。同ロードマップでは、ADSLの伸びの終息と光ネットワーク技術の本格展開を予測すると共に、2005年前半に注目すべき技術として、有線通信分野における1Gbpsの光サービスの始動、無線通信分野における携帯電話のブロードバンド化、通信事業者におけるIPv6の本格展開を挙げている

んだそうな。

とはいえ、野村総研の予測を真に受けると痛い目を見るので要注意。
たとえば、

これから情報・通信市場で何が起こるのか IT市場ナビゲーター

東洋経済新報社

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と、

これから情報・通信市場で何が起こるのか―IT市場ナビゲーター〈2004年版〉

東洋経済新報社

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と、

サイトで公開しているITナビゲーターなんかを時系列に追っかけているとよくわかります。

華々しい未来を予測してはひっそりと下方修正に告ぐ下方修正を行っているのがよくわかります。まったく持ってコンサルタントってやつは無責任な商売です。

ほら吹き野村総研の放言をいちいち突っ込むのはめんどくさいので細かい事言うのはやめておきますが、ぶっちゃけ、製品開発計画ってものにもよるけど18ヶ月から36ヶ月先まで概ねスケジュール組まれてるんで3年先にどんな製品が出てくるか?ってのは予測でもなんでもないでしょ。

で、5年後にどんな社会が実現しているかについて語るなら、社会がどのように変化しているかについてまず語って見せないといけないはずでしょ。こんな風に裏づけも何もないままにこーなるんじゃー、って結果だけ大々的に発表するってのは、そーゆう方向に誘導したいから(誘導すると野村総研が得するから)ってだけだろ。

ほんと、去年の正月だったかな、野村総研の某コンサルタントが今年はbluetoothイヤホンマイクでテレビ電話がブレイクするんじゃーと言い放ったとき、跳箱はこの人、正気だろか?とマジで疑ったものです。今年の正月にはMNPでキャリアシェアが大変動するんじゃーと言い切っていたし、携帯電話産業を国家の基幹産業にしなければならんのじゃー、と大見得切ってたし、ほんと、口だけ達者な人たちです。

そうそう、ゆでがえる、ってのもあったねぇ。飽和市場でぐるぐる回っている人たちなんてパンクするまでほっとくしか無いじゃん。パンクするまでババ抜きするに決まってるんだからさ。

ソフトバンクがIP電話通話料値上げ

2005-05-19 02:07:39 | 通信
ソフトバンクBBがIP電話を値上げ,接続料上昇に耐えられず
より。

値上げするのは,BBフォンから加入電話にかける場合と,米国(本土,アラスカ,ハワイ地域)にかける場合の通話料金。それぞれ,加入電話着を3分7.875円から同8.3895円に,米国着を1分2.5円から3分7.99円に値上げする。このほか,着信者課金サービスの通話料金も3分7.875円から同8.3895円に値上

だと。

接続料金は,ソフトバンクBBがBBフォンを開始した2002年度は3分当たり4.5円だったが,2005年度は同5.32円まで上昇

ってことなんで、これまでは3.375円/3分で網コストを賄っていたけど、2.555円じゃ賄えないと。しょーがないから3.0695円にしてくれと。それでも網コストは10%ダウンさせてるじゃないか~、という感じですか。

たぶん、2.8円あたりが限界なんだろーなぁ。勘だけど。今回の改訂価格実現するにあたっても網コストのシミュレーション引き直したんだろうなぁ。大変だなぁ。

それにしても相互接続料払っちゃうとほんと残るカネって微々たるもんだなぁ。通話料収入ってあってないようなもんだね。

もうちょっと計算しよーかと思ったけど今日はだるいんでやめとく。

PHS その5 総市場規模が縮小してたら意味ないだろ。

2005-05-15 12:31:42 | 通信
ウィルコムの4月加入者数、7年ぶりの大幅増
より。

先日、PHS(とか)について考えてみる その3で指摘しておいたんだけど、Willcomの契約数が4月に大躍進していたとしても、その7割が今までPHSを使ってなかった層で、PHSを新規に2台契約したということなら、加入者数で考えれば、6万×70%÷2=2.1万契約者しか新規のユーザーさんは増えていないってことだし、同じ月に6万もDoCoMoのPHS契約者数が減っていることを考えればPHS市場全体は縮小に向かっていると指摘せざるを得ないよね。

いまやWillcomはPHS市場のリーディングカンパニーなわけだから、自社のユーザーが増えただけで喜んでちゃダメで、市場全体の説得力ある成長シナリオまで提示して産業としての求心力を維持する役割も果たさなくちゃでしょ。

いつまでも次男坊のつもりじゃだめだめ。


PHS その4 CSC誕生するも前途多難。

2005-05-11 23:40:20 | 通信
CSC、PHS網を利用した組み込み通信サービス--月額数百円で提供
より。

松下電器産業などが出資するCSCは5月10日、同日よりウィルコムのPHS回線を利用して機器の遠隔操作などができるサービス「MyAccessサービス」を開始すると発表した。同社が開発した通信モジュールを利用することで、メーカーが短期間に対応機器を開発できる点が特徴だ。玩具メーカーなどのサービス事業者に向けて提供し、今年度中に10万件の利用を目指す。

んだそうな。

Willcom八剱社長にとって、既存の移動体市場でのシェア獲得競争で頑張る、という試練の(とはいえ王道の)道のほかに機械と機械、とか人と機械、とかが通信する新しい(っていってもそんなに新しかないやな)市場を獲得していく道もあるわけで、新しい(けどリスク高い)道への一歩がこの企画になるんだろうけど結局松下頼み、タカラ頼みというとほほな会社で頼りなく船出するにとどまった模様。

CSC社のサイトを見てみても2005年5月11日現在たいしたことは書いてない。まあWillcomから回線卸を受けてさらにCSCエンジンなる技術を付加してメーカーとかに卸す中卸的な商売する予定なんだそうだからそれで問題ないのかもしれない。

2005年度の事業目標について、加入端末数が10万件、CSCエンジンの販売やサービス収入による売上高が9億1000万円としており、初年度から黒字化させる考え

ってことなんで、設立時期通り12月決算として売り上げが6月から発生して売り上げはまーっすぐに伸びたとして年度末に10万契約ってことは半年間で30万契約分の基本料金(だかなんだか)の課金機会があるってことで、これを売り上げ目標9.1億円で割ると、30333円になるなぁ...。あれ?

おお、たとえば決算期変更して3月期末に直して3ヶ月足してみても、9.1億÷45万=2022.2円おろろ?

じゃあ5月決算に決算期変更して12ヶ月営業したとすると、9.1億÷60万=1516.6円かよ...。おいおい。

むー。

具体的な料金については明らかにしていないが、月額数百円程度とみられる

って点を考慮すると、12ヶ月掛けて10万加入獲得して1ユーザー500円/月もらったとして3億円くらいにしかならないよなぁ。残りの6億円はどこで稼ぐんだろ?

MyAccessサービスは監視カメラや玩具、センサーなどに同社の通信モジュール「CSCエンジン」を組み込む

これか?6億円の正体は?

6億円÷10万=6000円、なるほど、端末単価っぽいなぁ。つまり組み込み端末売って儲ける商売だぞと。

しかし、6000円もする部品コスト飲み込める商品ってけっこう高いんじゃないの?さもなければ通信機能があることが売りの中心になるようなもん、って感じ?

画像送信赤ちゃんメリーってそんなに高くて売れるのか?それとも通信費で端末コスト回収するモデルになっているのか?(それにしたら通信費見込み安すぎるけど)

Willcomの腰が引けるわけだなぁ...。とはいえ、偉大な一歩になるかもしれないんでとりあえずヲチするぜ。

PHS(とか)について考えてみる その3

2005-05-11 19:22:45 | 通信
先日、推測記事には推測で~す、と断り入れようね。でWillcomはガンバリが足らんのではないか、と指摘したんですが5/11にTCAから事業者別契約数の4月実績値が公表されたんでフォローしときます。

八剱氏いわく5万件超えた~、てのは事実で4月は60100件増の3031500件に契約数伸びたそうな。対するDoCoMoは、60900件減で1314100件に契約減ったそうな。

たしかに数字上はほぼ取り込めているように見えるものの前回コメント欄にて

『ウィルコムの八剱(やつるぎ)洋一郎社長は、「2台以上購入する人が全体の7割を超えている」と、親子や夫婦、恋人同士など従来PHSを使っていなかった新しいユーザー層の開拓に成功したことを指摘する。』と根拠は書いてある

と指摘を受けて試算しなおした通り、6万契約増のうち70%が2台契約したということなら6万×0.7÷2=2.1万と6万×0.3=1.8万を足した3.9万人しか取り込めていない、ってことになるわけで、DoCoMoの解約者が1契約1名義人だったとすると65%しか取り込めていない勘定になり 相変わらずWillcomはDoCoMoのPHS解約者を完全に取り込むことができずにいる、ってことになります。

さらに、八剱氏が指摘している従来PHSを使っていなかった新しいユーザー層、という定義に当てはまる3.9万人を別にした、1.8万契約だけがDoCoMoのPHS解約者からの取り込み分だとすると、実はDoCoMoのPHSを解約している6万契約のうち30%しかWillcomは取り込めていない計算になり、とんでもない機会損失をしているということになります。

まずいんじゃない?Willcom。

推測記事には推測で~す、と断り入れようね。

2005-05-06 14:10:14 | 通信
ウィルコムのPHS、定額サービスで加入者急増
より。

3月にDoCoMoのPHS撤退発表を受けてDoCoMo特需に沸いたWillcomが4月は、

さらに4月は増加ペースが加速し、5万件に達したもよう。申し込み受け付けの電話やFAX回線数を増やしても対応が遅れる状況となった

んだそうな。

とはいえ、TCAの月次契約数はまだ(2005/05/06時点)発表になっていないので同月のDoCoMoの純減数がどう推移しているのかは判りません。

であるにもかかわらず、

若い恋人同士など、これまで携帯電話を使っていた人がPHSに乗り換える動きも出てきたという

とまで報道してもいいものかかなり疑問。まあ書いた本人は一件でもそういう事例があれば問題ないと言い張るんだろうけどそれって偏向報道だよね。

それと社長になって間もない八剱氏にしてみれば実績ほしいところだろうけど、

このまま月間ペースの加入者増加数を5万件以上に維持して、「2006年度内に累計加入者を400万件(今年3月末は同303万件)にする」(八剱社長)と意気込む

てな目標でちと目線が低すぎやしないでしょうか?

DoCoMoの解約者を順調に収容していけばそれくらいいけるだろうなぁ、という線でまとめられていてサプライズ無いです。

むしろ、PHS事業者が実質的にWillcom一社になってしまった点を考慮するともっと強烈にシェア獲得するなりしてプラットフォームとしてまだまだ重要(さもなければこれから重要度を増していくんじゃ)と世間一般を唸らせるようなデカい発表してほしいよね。

いまいち。

背景化していく通信

2005-05-06 13:42:48 | 通信
解説:三井住友カードの株式の3割取得するNTTドコモ,持ち分法適用増やし収益源に
より。

ユビキタスでもなんでもいいんですが要するに「通信」という単語が前面に出ている間は通信サービスの普及過程の初期にすぎないってことでしょう。

通信が背景に埋没していく過程では通信によって得られる収益の縮小も起きてくるわけで、そうなると通信事業者は自身の事業(売上とか)規模を維持するために何らかの形で通信以外の事業へのコミットを強めていくわけです。

電子マネーなどの決済操作で生じるトランザクション処理の通信量は少なく,多くのユーザーが利用するようになったとしても得られる収益には限界がある。そこでNTTドコモは三井住友カードに出資して,共同でクレジットカード事業を展開することで利益を確保する戦略に出た

大変スマートな回答で跳箱はこういうの大好きです。(らくちんだし)

こういうことが起こる可能性をまるで論じてこなかった夢見がちな某サイトのコラムニストなんかには猛省を促したいです。

KDDIの決算発表おもしろいね

2005-04-28 20:22:08 | 通信
http://tb.japan.cnet.com/tb.php/20083269
より。

昨年度に引き続き一社で固定も音声もやっているKDDIの決算発表が面白いです。一社の決算資料の中に通信業界の栄華盛衰、悲喜交々ぎゅっとつまっていて感慨深いものがありやす。

今決算も移動体の成長に支えられていて、いまやKDDIの屋台骨を支えるau事業は

同社の売上の7割、利益の9割を占めるまでに成長

となんじゃそら、すげーなこれ状態ですし対する固定は、

売上高は前年比4.3%減の5960億円、営業損益は167億円減少して3億円の赤字に転落

と予定通り痛いことになってます。

今年はメタルプラスの拡販で費用増となるため増収減益見込みとのこと。メタルプラス単体はどーでもいいけどFMCでトータルのARPUがどうなるのか興味津々。

決算説明会のプレゼン資料には注目のWIN定額制導入の影響まとめが出ててこれが面白いです。なーるほどね。

コンテンツビジネス収入が113億円、内、回収代行が56%ってことなんだけど、これが全キャリア似たり寄ったりだとすると、auがキャリアシェア21%、回収代行手数料がコンテンツ代の9~10%とするとモバイルコンテンツ業界ってのは2004年度は3300億円前後の規模だったってことになるけどほんとかなぁ。

モバイルコンテンツの市場規模はMCFによると2003年は2232億円だってっていうから、30%も市場伸びてる計算になっちゃうな。ありえん。

あー、他社のハイエンド顧客を改宗させてるから高いんだ。たぶん。DoCoMoとVodafoneの決算資料と比べてみないとなぁ。ってDoCoMoの発表は5月10日かぁ。ってVodafoneなんか猛烈に不親切になってないか?調子悪い会社ってやだねぇ。

なんかこう、コンテンツ消費が移動体のデータ通信の伸びを支えていた時代は終わりつつあるんだ、って感じがひしひしと伝わってくるようなこないような。

PHS(とか)について考えてみる その2

2005-04-28 00:54:01 | 通信
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050427/160280/
より。

音声定額サービスの引き合いがいい感じらしい。

しかもFMCまで準備中とも取れます。ほんとはIP電話事業者との相互接続交渉しているだけなのかもしれないけど。

せっかくだから050番号に番号変換してちゃっちゃとFMC実現しちゃってほしい。激希望。

法人からの引き合いもアリとか書いてあるけどこの部分は現在発表済みの料金体系じゃ(導入企業の規模とワークフローにもよるけど)あまり取り込めそうに無いね。導入台数増えるほど無駄が増えるし。

法人需要をマジで狙うなら基本料金を番号維持料程度(まあ150~300円)に引き下げてプライスキャップ付の従量料金制を導入するとかしないとね。その代わり最低契約台数10台とかにして契約制限つけるの。(つけなくてもやっていけるはずなんだけどね、既存契約者が乗り換えるとまずいし)

ついでに、Willcom(か、パートナーさん)で音声直収サービスも始めて0AB-J番号と050 or 070の番号変換用意して法人顧客のPBXに接続すると。0AB-J番号もそのまま使えるし素敵なサービスになると思うんだけどどう?

移動体音声&データ定額とFTTHでデータ通信&音声通信をまとめて売るのって分計サービスとかアプリ充実させたらそこそこ売れるんじゃないかなぁ。