軽音楽談話室(廃屋)

「琥珀色に魅入られてしまった人生・・」

ワンルーム・ディスコ / Perfume

2011-07-26 02:00:00 | 音楽
Perfume

1.ワンルーム・ディスコ
2.23:30
3.ワンルーム・ディスコ -Original Instrumental-
4.23:30 -Original Instrumental-
2009.03.29

GAME発売以降シングル3枚目、そうなんです、この時はシングル3枚出してこの後「トライアングル」リリースだったんですよ。それが今はシングル4枚も出してアルバムリリースどころか、昔の曲引きづり出してウォルト・ディズニーとは・・・アメリカのネズミなんかほっといて日本の子年のオジさんんの所に帰っておいで・・・・と

この作品も前作同様パフュームらしい曲が入っています。「ディスコ・シリーズ」第2弾、チョコレートの次はワンルームです。発売された時期も3月末、まさに「新生活に合わせた春を題材」にした作品、発表もまさにタイムリー。ただ、今までの流れから見ると(レトロな近未来的雰囲気が漂っていましたが)いきなり普通の女の子的な作品となってしまいました。

1曲目 普通の女の子の新たな出発、イントロは結構物々しいけれど、軽快でリズミカルなテーマが始まれば、明るくワクワク感がタップリの曲が始まります。チョコレート・ディスコ同様「ディスコ、ディスコ、ワンルーム、ディスコ」と言うフレーズを繰り返し、聞き手の脳裏にしっかりと焼き付けてしまいます。歌詞の内容が実は中々興味深いというか、韻を踏んだような歌詞に聞き入ってしまうのですねぇ。そして一番良いのが「計画をネリネリ」はははっ・・・この曲「愛」だとか「恋」だとかは関係ないんですね。身体がグラインドする様なダンサブルな名曲です。

2曲目 この曲は彼女たちの曲の中で一番記憶に残っていない曲かも知れません。このシングルはトライアングル購入後に手に入れましたので(全てコンプリートする為・・・DVDは別として)、殆ど聴いていませんね。前作の「願い」に近い雰囲気を持っていますが、あそこまでインパクトがない。少しコケティッシュ感のあるハスキーなボーカルがシットリとしたリズムの曲の上を滑るように流れます。ここまで抑揚のないボーカルは初めてかも知れません。パフュームという看板がなければ・・・知らない人なら絶対にパフュームとは気がつかないでしょうね。とても優しく少し悲しく切なくなる曲。

3曲目 ドリーム・ファイター同様「ダメ」かと思いきや、いいっすね1曲目のオケ。イントロの物々しさは別として本編に入ってからのリズミカルな演奏、ベースがグイグイと曲を引っ張り、カラフルなシンセ・キーボード群が楽しげに跳ね回る。効果音的な呻きも色っぽく、少し手を入れればこれはこれで素敵なインストに早変わりしますよ。ううん・・胆はやはりリズム隊だね。オケでこれだけ楽しめる曲も中々無いなぁ。

4曲目 反対に「願い」同様オケの出来を期待しましたが、そこまでの出来ではありませんでした。リズムも迫力ないし、リード楽器も線が細いし、雰囲気も軽く中身がない感じだし。リズムはやはり過激さのある打ち込み系、リード楽器はハモンドとメロトロンあたりでプログレにしてしまえぇぇ・・・・・

3シングル続けてレベルが高い(「ラブ・ザ・ワールド」はちょっと方向性が違っていましたが)まあ、当然名作「トライアングル」に納められる曲達ですのでレベルが低いはずがない。さて次は「トライアングル」1回登場してるけど、曲の感想は全く書いてないので再登場。

魅力的なジャケットが続きましたが、これは実に普通のジャケット、普通の女の子旅立ちの歌だから仕方ないか。普通にかわいい3人組。








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 牛久ワイン | トップ | The Skull Col... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事