軽音楽談話室(廃屋)

「琥珀色に魅入られてしまった人生・・」

豊礼の湯

2014-07-10 02:00:01 | 景観
一晩中豪雨が降り続き、雷も鳴り響き先行きが大変不安でしたが、何と二日目出発時点で雨がやみ、その後帰宅するまで雨には合いませんでした。「普段の行いが良いから・・・」雨ならば諦めていた南阿蘇の湧水を見に行きました。







途中日本一長い駅名の駅「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」に立ち寄りました。小さな駅舎がポツンと、1両の電車が観光客を満載し到着、地元の高校生が3人降りてきました。駅は大したことありませんでしたが、何と言っても後ろに広がる南阿蘇の展望の素晴らしさ、今回言った熊本・大分は何処に行っても景色が素晴らしい、雨上がりでタップリと湿度を含んだ大気が幻想的な雰囲気を醸し出していました。





数多ある湧水の一つ「小池水源」湧水量は毎分13トン、駐車場と展望が設備されコンパクトながら落ち着いた雰囲気を味わう事が出来ます。







一番有名な「白川水源」こちらは湧水量毎分60トン、確かに沸き方が派手、そして大勢の観光地。ムッとした林を歩き、入場料100円を払い水源に入ります。何となく観光化が気になりました。そして大勢の韓国人の観光客。まあ、仕方ないかな。



内牧を通り大観望で南阿蘇と別れを告げいよいよ本日の目的「豊礼の湯」へ直行。かなり山を登り高原の景色を堪能、昼に美味しい蕎麦を食べて、小国の道の駅で美味しい「ジャージー牛乳 手造りソフト」を頂き、目的地に到着。



「わいた温泉郷 豊礼の湯」この辺りの温泉は「はげの湯」とも言うそうですが、外観はこんな感じですね。左に個室温泉の受付があり奥は宿泊棟、食材を持ち込み温泉の蒸気で蒸す、自炊の湯治宿です。



前回は1時間(40分温泉が掛け流し)1200円の露天風呂、岩がゴツゴツしていたので今回は300円アップの「檜家族露天風呂」。









受付で「使用中」の札を受け取り、部屋の入り口で500円玉3枚をチャリンチャリンと入れるとカウントが開始される「コインタイマー式家族湯」40分間温泉がドバドバと出続けます。ここの温泉は最初は乳白色、時間が経つにつれてホワイトブルーになるのですが、普通1時間ではその魅力は味わえません。幻想的な色が味わいたいのであれば宿泊棟の「大露天風呂」をお勧めします。温泉成分表に書いてある「メタケイ酸」が酸化して幻想的な色合いになるそうですが、この辺りでも大変珍しい温泉のようです。何とこの日は運が良く最後にはホワイトブルーっぽくなりました。客が少なく貯めておいた温泉が酸化していたようですね。

そして何より素晴らしいのが目の前に広がる景観、深い谷を越えて一気に山がそびえ立っています。素晴らしいですよねぇ、この温泉と景色と手軽さ(車じゃないとたぶん来れませんが・・・)少し遠いのですが何度でも来たくなる温泉です。

この辺りには後3カ所以上施設の整った有名なコイン温泉がありますが、「豊礼の湯」を知ってしまうと他に行こうという気がおこりません。この辺りで2泊ぐらいして各コイン温泉を堪能する事が出来れば最高でしょうね。
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