![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/17/b0c2a27e24352a67428789a7716272b4.jpg)
Siggi Busch - Bass, Electric Bass
Pierre Courbois - Drums
Toto Blanke - Electric Guitar
Jasper Van't Hof - Electric Piano, Organ
Karl H. Wiberny - Alto Clarinet, Alto Saxophone, Tenor Saxophone
1.Frau Theunissen's Kegel
2.Erna Morena Part 1
A) Space Erna
B) Erna In India
3.Erna Morena Part 2
C) Erna Aude Maxima
D) Only Grass In My Stomach
E) Schnoor 8
1973
オランダのジャズ・ロックバンド「アソシエイションP.C.」の3枚目、ドイツでのライブの模様を納めた作品です。オランダでこの手のバンドと言えばプログレ扱いされてしまいますし、オランダのプログレと言えばソフト・マシーン系列と関係があるバンドが多いのですが、ドイツのバスフ/MPS系列から出ている作品と言うことで、日本では意外とメジャーではありませんでした。
1曲目 響き渡るベース、歪んだアコピ、ドラムは軽快に走りギターはサビで盛り上がる。短いテーマらしき展開を延々と繰り返す。アルトの呻きが響き渡りドラムの乗りも最高潮、「一丸疾走パターン」の聞きやすくて乗りやすい、後は「ちゃんとアドリブやって盛り上げてくれよ」と言う所ですね。ギターパートも音が少し歪んで、それでも後半フリーキーに大盛り上がりを見せますが、リズム隊のおかげでしょうか。ドラムが鍵のバンドのようですね。なかなかの名演。
2曲目 組曲です。混沌としたフリーキーなイントロ・・・イントロではなくフリー・インプロビゼイション・・・フリー系のジャズ・ミュージシャンの暇つぶしのバントなのか??とは言えこの感じはイギリスのジャズ・ロック黎明期、ジョン・サーマンやマクラフリンの初期作品に近いと言えば近い。やはりイギリスの影響下にあるバンドのようですが、「こりゃダメだ・・」と諦めかけていると、後半少し明るい光が差してきた様なオルガン系の響きが混沌とした雰囲気をまとめ、サックスも乱入してきて良い感じで盛り上がってきますが、そこでフェードアウト???ライブだろう、この作品は???と思いきや・・
3曲目 これも組曲です。前曲からの続きのようですね。疾走リズム隊の上を歪んだフロント陣が、単調な繰り返しであおり立てるエレピ、ドラムも軽快に疾走。その上を歪んだギターがさまよい歩き、ベースのソロ・パートは勢いを盛り下げる・・・そて混沌とした展開に再び突入。しばらく彷徨い一転してアーバンで素敵なジャズ・ロックに早変わり。その後中盤に鍵盤のフリーキーなソロを交えて、ウォーキングベースと軽快なドラムの上をフロント陣が好き勝手。前半は混沌さが支配していますが、後半は少し聞き所がありました。最後はリーダー格のドラムソロから、ユニゾンでおしまい。
正直1曲目に尽きるのですが、70年代前半のB級ジャズ・ロック・ライブの佳作。フリーの息吹が渦巻いている中でジャズの盛んなオランダのジャズ・ロック・グループの宿命なのでしょうか。
これじゃプログレ野郎どもの中でも人気は出にくいですね。スタジオ盤はどんな感じなのでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/aa/d14c1325342a01504c21499fb31a6682.jpg)
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Pierre Courbois - Drums
Toto Blanke - Electric Guitar
Jasper Van't Hof - Electric Piano, Organ
Karl H. Wiberny - Alto Clarinet, Alto Saxophone, Tenor Saxophone
1.Frau Theunissen's Kegel
2.Erna Morena Part 1
A) Space Erna
B) Erna In India
3.Erna Morena Part 2
C) Erna Aude Maxima
D) Only Grass In My Stomach
E) Schnoor 8
1973
オランダのジャズ・ロックバンド「アソシエイションP.C.」の3枚目、ドイツでのライブの模様を納めた作品です。オランダでこの手のバンドと言えばプログレ扱いされてしまいますし、オランダのプログレと言えばソフト・マシーン系列と関係があるバンドが多いのですが、ドイツのバスフ/MPS系列から出ている作品と言うことで、日本では意外とメジャーではありませんでした。
1曲目 響き渡るベース、歪んだアコピ、ドラムは軽快に走りギターはサビで盛り上がる。短いテーマらしき展開を延々と繰り返す。アルトの呻きが響き渡りドラムの乗りも最高潮、「一丸疾走パターン」の聞きやすくて乗りやすい、後は「ちゃんとアドリブやって盛り上げてくれよ」と言う所ですね。ギターパートも音が少し歪んで、それでも後半フリーキーに大盛り上がりを見せますが、リズム隊のおかげでしょうか。ドラムが鍵のバンドのようですね。なかなかの名演。
2曲目 組曲です。混沌としたフリーキーなイントロ・・・イントロではなくフリー・インプロビゼイション・・・フリー系のジャズ・ミュージシャンの暇つぶしのバントなのか??とは言えこの感じはイギリスのジャズ・ロック黎明期、ジョン・サーマンやマクラフリンの初期作品に近いと言えば近い。やはりイギリスの影響下にあるバンドのようですが、「こりゃダメだ・・」と諦めかけていると、後半少し明るい光が差してきた様なオルガン系の響きが混沌とした雰囲気をまとめ、サックスも乱入してきて良い感じで盛り上がってきますが、そこでフェードアウト???ライブだろう、この作品は???と思いきや・・
3曲目 これも組曲です。前曲からの続きのようですね。疾走リズム隊の上を歪んだフロント陣が、単調な繰り返しであおり立てるエレピ、ドラムも軽快に疾走。その上を歪んだギターがさまよい歩き、ベースのソロ・パートは勢いを盛り下げる・・・そて混沌とした展開に再び突入。しばらく彷徨い一転してアーバンで素敵なジャズ・ロックに早変わり。その後中盤に鍵盤のフリーキーなソロを交えて、ウォーキングベースと軽快なドラムの上をフロント陣が好き勝手。前半は混沌さが支配していますが、後半は少し聞き所がありました。最後はリーダー格のドラムソロから、ユニゾンでおしまい。
正直1曲目に尽きるのですが、70年代前半のB級ジャズ・ロック・ライブの佳作。フリーの息吹が渦巻いている中でジャズの盛んなオランダのジャズ・ロック・グループの宿命なのでしょうか。
これじゃプログレ野郎どもの中でも人気は出にくいですね。スタジオ盤はどんな感じなのでしょうか。
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