![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/fc/0eab929face36bc302471cc4fc17e994.jpg)
Didier Lockwood : Violin
Jan Hammer : Synthesizer
Bo Stief : Bass
Gerry Brown : Drums
Marc Perru : Guitar
Bob Malach : Tenor Saxophone
1.Fast Travel
2.Flyin' Kitten
3.Ballade Des Fees
4.Zebulon Dance
5.Adgc
6.Four Strings Bitch
7.Turtle Shuffle
1980
ディディエ・ロックウッドのモントルーJFでのライブ盤です。ヤン・ハマーとの双頭のイメージがありますが、まあ主役はロックウッドでしょうね。同じフランスのリュック・ポンティと比較される事が多かった人ですが、今では独自の路線を歩み堅実に作品を出し続けています。プログレ者にとってはマグマとマグマ周辺作品での活躍を忘れる事が出来ません。プログレ界のヴァイオリニスト2大巨頭と言っても過言ではありません。もう一人はマウロ・パガーニね。
1曲目 勢いのある少しドタドタしたドラムソロのイントロ、ヴァイオリンが刺さり込み、テーマのフレーズを雪崩の様に演奏。最初はハマーのシンセソロ、何時も同じ音色と雰囲気、上手いとは思いますがベックのライブ聴き過ぎていて・・・正直飽きたなぁ・・・続くサックスは特に特徴のない演奏、可もなく不可もなく、後ろでリズム隊が暴れていますが。さてさてロックウッドのソロパート、響きの良い音色で「淡々と」と言った雰囲気、特にぶっ飛ぶわけでもない普通の演奏・・・・所々ドラムのタイム感覚が崩壊寸前・・・リズム隊が少しはしゃぎすぎ(笑)。
2曲目 ユッタリと哀愁を感じさせるテーマ、サビで雰囲気を変えドラマチックに盛り上げる。先ほどの曲とは違い、時折ヴァイオリンが呻きを上げたり弦をきしませたりと、彩りを添えていますね。サックスのソロは無難、サックスソロ後半からグイッと刺さり込むヴァイオリンは一瞬全盛期を彷彿とさせ、その後の演奏も8割程度の勢いを持続、後半の滑らかな展開も心に染みいります。素晴らしいソロパートでした。
3曲目 エコーを纏ったフレットレス・ベースのざわめき、ヴァイオリンもエコーを伴い幽玄に浮遊する。幻想的な雰囲気のままサックスも登場、哀愁を漂わせながらシットリと。ううん・・・幻想的というのは良いのですが、プログレ者の感覚としては面白味がなさ過ぎ、工夫がなさ過ぎ。
4曲目 スタジオ盤のタイトルにもなっていたロックウッドの名曲です。ギターのアルペジオに優しいヴァイオリンの音色、心温まるフレーズが聞き手を優しく包み込みます。ソロはピチカートのヴァイオリン、ギターの音も少しシンセっぽい・・と言うかハマーのソロになってしまった。少し雰囲気が・・・その辺を差し引いても名曲の名演間違いなし。
5曲目 タイトなリズム、しっかりとした音色のヴァイオリンとサックスが落ち着いたテーマを演奏、やはりベースが落ち着かない。フレットレスをオモチャの様に・・・ロックウッドのソロパートはユッタリながら時折妙技を披露、サックスはこの曲の雰囲気なら聴き応えがありますが・・・ここまでかな。そして満を持して登場のベースソロ、少しフレーズが上ずっているぞ。
6曲目 ロックウッドだけのソロナンバーです。期待しちゃいますが・・・・最初はエスプリの漂う素敵な調べ、少しカントリー風を弾きこなし、フレーズが混沌としてきます。エコーにまみれフランジャー(ディレイか?)を通した様な轟音、不気味鳴り響きますが特にプログレ心は揺さぶられません。
7曲目 重めのリズム(ベースが)がボコボコと、ベックの「ライブ・ワイアード」でのハマーが活躍した曲の様なイントロ。落ち着き払ったテーマから、まずはハマーのソロパート。ユッタリとしたアドリブ、特異のペコペコパターンには逃げないソロは好感が持てます。続いてロックウッド、性急感がない曲調なので、普通の演奏から後半少しテクニカルに踊りまくりますが・・・・6割程度かな。
壮絶さは皆無ですが、無難なフュージョン・ライブでした。褒めていない・・・昔を知っているだけにこの程度の演奏は目を瞑ってもこなせるのでしょう。そうなんだよなぁ・・・無難なんだよなぁ・・・昔の様に聞き手を仰け反らせる様な演奏を期待しても・・・
次もロックウッドでいきましょう。
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Jan Hammer : Synthesizer
Bo Stief : Bass
Gerry Brown : Drums
Marc Perru : Guitar
Bob Malach : Tenor Saxophone
1.Fast Travel
2.Flyin' Kitten
3.Ballade Des Fees
4.Zebulon Dance
5.Adgc
6.Four Strings Bitch
7.Turtle Shuffle
1980
ディディエ・ロックウッドのモントルーJFでのライブ盤です。ヤン・ハマーとの双頭のイメージがありますが、まあ主役はロックウッドでしょうね。同じフランスのリュック・ポンティと比較される事が多かった人ですが、今では独自の路線を歩み堅実に作品を出し続けています。プログレ者にとってはマグマとマグマ周辺作品での活躍を忘れる事が出来ません。プログレ界のヴァイオリニスト2大巨頭と言っても過言ではありません。もう一人はマウロ・パガーニね。
1曲目 勢いのある少しドタドタしたドラムソロのイントロ、ヴァイオリンが刺さり込み、テーマのフレーズを雪崩の様に演奏。最初はハマーのシンセソロ、何時も同じ音色と雰囲気、上手いとは思いますがベックのライブ聴き過ぎていて・・・正直飽きたなぁ・・・続くサックスは特に特徴のない演奏、可もなく不可もなく、後ろでリズム隊が暴れていますが。さてさてロックウッドのソロパート、響きの良い音色で「淡々と」と言った雰囲気、特にぶっ飛ぶわけでもない普通の演奏・・・・所々ドラムのタイム感覚が崩壊寸前・・・リズム隊が少しはしゃぎすぎ(笑)。
2曲目 ユッタリと哀愁を感じさせるテーマ、サビで雰囲気を変えドラマチックに盛り上げる。先ほどの曲とは違い、時折ヴァイオリンが呻きを上げたり弦をきしませたりと、彩りを添えていますね。サックスのソロは無難、サックスソロ後半からグイッと刺さり込むヴァイオリンは一瞬全盛期を彷彿とさせ、その後の演奏も8割程度の勢いを持続、後半の滑らかな展開も心に染みいります。素晴らしいソロパートでした。
3曲目 エコーを纏ったフレットレス・ベースのざわめき、ヴァイオリンもエコーを伴い幽玄に浮遊する。幻想的な雰囲気のままサックスも登場、哀愁を漂わせながらシットリと。ううん・・・幻想的というのは良いのですが、プログレ者の感覚としては面白味がなさ過ぎ、工夫がなさ過ぎ。
4曲目 スタジオ盤のタイトルにもなっていたロックウッドの名曲です。ギターのアルペジオに優しいヴァイオリンの音色、心温まるフレーズが聞き手を優しく包み込みます。ソロはピチカートのヴァイオリン、ギターの音も少しシンセっぽい・・と言うかハマーのソロになってしまった。少し雰囲気が・・・その辺を差し引いても名曲の名演間違いなし。
5曲目 タイトなリズム、しっかりとした音色のヴァイオリンとサックスが落ち着いたテーマを演奏、やはりベースが落ち着かない。フレットレスをオモチャの様に・・・ロックウッドのソロパートはユッタリながら時折妙技を披露、サックスはこの曲の雰囲気なら聴き応えがありますが・・・ここまでかな。そして満を持して登場のベースソロ、少しフレーズが上ずっているぞ。
6曲目 ロックウッドだけのソロナンバーです。期待しちゃいますが・・・・最初はエスプリの漂う素敵な調べ、少しカントリー風を弾きこなし、フレーズが混沌としてきます。エコーにまみれフランジャー(ディレイか?)を通した様な轟音、不気味鳴り響きますが特にプログレ心は揺さぶられません。
7曲目 重めのリズム(ベースが)がボコボコと、ベックの「ライブ・ワイアード」でのハマーが活躍した曲の様なイントロ。落ち着き払ったテーマから、まずはハマーのソロパート。ユッタリとしたアドリブ、特異のペコペコパターンには逃げないソロは好感が持てます。続いてロックウッド、性急感がない曲調なので、普通の演奏から後半少しテクニカルに踊りまくりますが・・・・6割程度かな。
壮絶さは皆無ですが、無難なフュージョン・ライブでした。褒めていない・・・昔を知っているだけにこの程度の演奏は目を瞑ってもこなせるのでしょう。そうなんだよなぁ・・・無難なんだよなぁ・・・昔の様に聞き手を仰け反らせる様な演奏を期待しても・・・
次もロックウッドでいきましょう。
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