vagabond moon

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歌い手がいなくなった唄は可哀そうだ。

2011-02-10 09:26:31 | 人間は考える葦である
ぼーっとしたり、
ニヤニヤしたりしながら、
札幌ライブを振り返る。



セットリストを見て、
あらためて思う。
亡くなった川村かおりに書いた曲が多い。



気に入った作品がたくさんあるのもその理由だけれど、
誰にも歌ってもらえないまま、
唄が風化してしまうのが口惜しい。



同世代のアーティストたちが、
ライブや自作アルバムで想いを表しているころ、
俺はプロデュースの分野でもがいていた。



同じ場所、同じ時間をリスナーと共有していたのは、
プロデュースしたシンガーたちだったが、
その裏側で俺は、心血を注いで作品づくりに励んでいた。



どの曲にも込めた想いは強い。



まだまだ声は出るし、
まだまだ打ち上げのビールが美味い。




歌い継いで行くのが、
俺の仕事だ。
しかし、
そろそろ、
次回作を作り上げなくてはいかんな。