鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

従妹

2014年09月04日 | 日記
なんとか、お盆休みまでこぎつけた。

この間、余計なことは考えないように、
余計なことは言わないように…って思っていた。

時が満ちれば、自ずから答えは見えてくるって
思っていた。

休みの1日目は、家の掃除を3人でしてから昼過ぎに家を
出て彼の実家に向かった。

彼の実家では、ひとまずお墓参りに。

最後になるかもしれないしね、そこはそこできちんと
しないと。

私には血のつながりも、あったこともない方が入った
お墓だけれども。

お墓参りから戻ると、義兄一家も到着していた。

義兄一家には3人のお子さんがいて、娘の従妹となる。

一人っ子の娘には、血の近い大事な存在だ。

年に2回くらいしか会えないけど。

一緒に夕飯をいただき、義兄一家が夜釣りに行くと
言い出した。

揃いも揃って、釣り好きでよくこっちに来ると行くのでは
あるが、夜ってのは初だった。

日中であれば、しょうがない…と今まで付き合ってきたが
夜なんてもってのほか。

徹夜なんてできないし、すでに飲んでたし。

娘は行きたいような、怖いような…。

すると、義父が

「迷っているんだったら、行ってきなさい。

 そうやって大人になるんだよ~。」

みたいなことを、酔った声で言った。

(ふん、あんたんところのバカ息子はいつ大人になるんだよ?)

って思って聞いていると、

「○○さん(私)も、行ってきなさい。」

と言い出したので、思いっきり

「嫌です。」

と答えた。

彼はわれ関せずで、ビールを少しいただいてさっさと薬を飲んで
二階に消えていた。

この実家に到着以来、きっと私の顔はずーっと怒ったようにしか
見えなかっただろう。

それでも、夕飯の片づけや子供たちとの花火など、例年と変わらず
やることはやっていた。

翌朝、夜釣りチームの様子を見に行く。

子供たちは車で就寝中。

それでも、3時くらいまでは娘も釣っていたそうだ。

午前中にみんなで実家に戻ってきたが、娘はまだ従妹たちと
名残惜しそう。

そりゃ~、めったに会えないんだししょうがないよね…と
自分を殺す。

1泊のつもりが、2泊になる。

夕方まだ遊び足りないという子供たちと、義兄一家と私と娘と
プールに行く。

この間、ほとんど娘と彼はコンタクトなし。

私もほとんど話していない。

義父ともほとんど話していない。

が、義母には先日の電話の件を話してみた。

そこは同じ女性として、感じるところがあればいいと思って。

一応、彼との約束もあり、義父には内緒にしてくださいとは
先に言っておいたけど。

これまで、義父には同居してもらったり、彼に意見してもらったり
前面に立ってサポートしてもらっていたが、義母はほとんど
ノータッチ。

お金の算段のときだけ、会話に加わる。

いつも、義父と一緒にいるにはいるが、自分から意見を言うことは
ほとんどない。

でも、本当は彼のみならず、義兄も家族とうまくつきあえないのは
義母の育て方に原因があるのでは???と思ってもいた。

家族の形って色々あると思うけど、今時でなく私たちの親世代なら
母親が担う部分って大きかったと思うのだ。

義母は、私が事の次第を話した後に

「本当に、愛想がつきる…。」と言うと

「本当に、自分で育てた子供だけど、嘘を平気でつくから
 大っ嫌いだて~。」

だそうだ。

まぁ、私に申し訳ないっていう話もしてたけどね。

以前には

「本当にあの子が来ると、イライラしてしょうがない!」

と私に言い放った人だから…。


そんこんなで、2泊した朝、彼には先日の条件の話をした。

「最低限、それがまもれないなら、家族解散。」

ってやつだ。

彼はのらりくらり、わかったようなわかってないような。

本来であれば、お休み最終日に、私の実家から再度彼の実家により
彼をピックアップして家に帰る予定。

でも、その返答しだいでは、私と娘だけで帰る腹積もりもあり。

そんななか、そろそろ支度もできたので…と思っていると、
義父が隣にやってきて

「いつ、迎えに来るの?」って。


なんだろう、ものすごくイラついた。

この人は事の次第がある程度わかっているはずのに、私がこれだけ
不機嫌そうにしているのに、何事もなかったかのように無神経に
言えるわけ?って。

もちろん、義母に話した内容がつたわっていると思ったわけじゃ
ないけれど、その話を抜きにしても、さっさと迎えにきてね
ってオーラ半端ないんですけどぉって。

そもそも、義両親の手に負えない彼を持て余しているのは
理解できるけれども、それを私に丸投げされるってのが納得
いかない。

まるで、面倒を私に押し付けるって感じが。

あんたちの息子でしょって。

私は他人になれるけど、あんたたちはそれでいいの?って。

我慢できずに、

「今、○○(彼)に条件だしているんで、それができないっていう
 
 なら、このまま迎えになんて来ません。」って。

義父はさも驚いた風に、且つ悲しげにその場に立ち尽くしていた。

毒を吐いてしまった後味の悪さを引きづったまま、荷物を車に
詰め込んで私と娘は彼の実家を後にした。

見送りにみんなが出てきた。

彼には、出る前に

「よく考えて。」って言っておいた。

何度も、何度も迎えにくるんだよね?って聞かれたけど、そう言って
おいた。

義父には

「お父さんの力が足りないから、迷惑かけて悪いね…。」って。

そう、涙ぐむ義父には

「お義父さんのせいじゃないからさっ。」って言っておいた。


これが最後のこの家の宿泊になったりして~なんて思いながらも
自分の実家に帰れることで、少しほっとしていた。





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